東京都新宿区で不動産の売却をお考えではありませんか。新宿区はいま、小田急百貨店跡地に誕生する高さ260mの超高層ビル(2029年竣工)、京王電鉄・JR東日本による西南口地区開発(2040年代完成)、西新宿三丁目の地上65階タワーマンション(2028年竣工)という3つの巨大再開発が同時進行する、東京でも類を見ない変革期にあります。2025年の公示地価は平均約398.5万円/㎡(前年比+12.9%)と急上昇し、中古マンション成約中央値は70㎡換算で約9,499万円(前年比+20.4%)と過去最高水準を更新しています。本記事では、新宿区の最新不動産売却相場、譲渡所得税・3,000万円特別控除などの税金知識、仲介手数料を含む費用一覧、売却完了までの7ステップを、地域密着で多数の取引実績を持つグローバルホームが徹底的に解説します。

新宿区の不動産売却相場【2026年最新データ】

不動産売却で最も重要なのは「適正価格」の把握です。ここでは新宿区のマンション・戸建て・土地それぞれの最新売却相場を、公的データと実際の成約事例をもとに整理します。新宿区は都内5番目に取引件数が多い活発なマーケットであり、正確なデータに基づいた価格設定が売却成功の鍵を握ります。

マンション売却相場(築年数別・駅別)

新宿区の中古マンション売却相場は、2026年2月時点で成約中央値が70㎡換算で約9,499万円(平米単価約153万円/㎡・坪単価約507万円)に達しています。2023年2月と比較すると直近3年間で最も高い水準であり、9年間の累積上昇率は76.3%にのぼります。間取り別では1LDKの平均が約4,400万円、2LDKが約6,500万円、3LDKでは1億円に迫る水準となっています。

新宿区 中古マンション売却相場(築年数別目安・2026年3月時点)
築年数平米単価(目安)70㎡換算価格
築3年以内約160〜220万円/㎡約11,200〜15,400万円
築5〜10年約130〜170万円/㎡約9,100〜11,900万円
築10〜15年約115〜150万円/㎡約8,050〜10,500万円
築15〜20年約100〜135万円/㎡約7,000〜9,450万円
築20〜30年約80〜115万円/㎡約5,600〜8,050万円
築30年以上約55〜90万円/㎡約3,850〜6,300万円

(出典:REINS Market Information、国土交通省 不動産取引価格情報、すまいステップ成約事例をもとにグローバルホームが作成)

最寄り駅別では、新宿三丁目駅四谷駅周辺が最高値水準にあり、神楽坂駅・市ヶ谷駅周辺も高い人気を維持しています。一方、中井駅・落合駅周辺は新宿区内では比較的手頃な価格帯のため、取引回転率が高い傾向にあります。

新宿区 主要駅別 中古マンション売却相場
最寄り駅平米単価(目安)特徴
新宿三丁目駅(徒歩10分以内)約150〜220万円/㎡商業中心地、投資需要も旺盛
四谷駅・四谷三丁目駅約140〜200万円/㎡文教地区、3LDK以上は1億超が標準
神楽坂駅・牛込神楽坂駅約130〜175万円/㎡食文化の街、高感度層に人気
西新宿駅・都庁前駅約120〜165万円/㎡タワマン集積、再開発で上昇中
早稲田駅・神楽坂駅約110〜145万円/㎡文京エリア、学生・若年層需要
落合駅・中井駅・下落合駅約85〜120万円/㎡閑静な住宅街、ファミリー層に人気

(出典:REINS Market Information、SUUMO・HowMa売却実績データをもとにグローバルホームが作成)

戸建て売却相場(面積帯別)

新宿区の戸建て住宅の平均売却価格は約8,700〜9,200万円で、10年前比+52.3%と大幅に上昇しています。都心に近い立地と閑静な住宅街を兼ね備えたエリアでは1億円を超える取引が常態化しており、四谷・市谷・下落合エリアの注文住宅や二世帯住宅は2億円を超えるケースもあります。

新宿区 戸建て住宅売却相場(土地面積帯別目安)
土地面積売却価格帯(目安)備考
50〜80㎡約5,500〜8,500万円3階建てが中心、駅近の狭小地
80〜120㎡約8,500〜1億3,000万円最も取引が多い価格帯、ファミリー層中心
120〜200㎡約1億2,000〜2億5,000万円四谷・下落合・市谷エリアに多い
200㎡以上約2億円〜極めて希少、相続案件が中心

(出典:国土交通省 不動産取引価格情報、SUUMO成約事例をもとにグローバルホームが作成)

土地売却相場(公示地価・変動率の推移)

新宿区の地価は近年、東京23区の中でも極めて高い上昇率を示しています。令和5年から令和7年にかけて累積約20.8%の上昇が確認され、直近1年(2024年→2025年)では前年比+12.9%と急騰しています。住宅地平均は約102万円/㎡、商業地平均は約544万円/㎡に達しています。

新宿区 公示地価平均の推移
公示地価平均(㎡単価)坪単価平均変動率
2021年約303万円/㎡約1,002万円/坪−2.8%
2022年約310万円/㎡約1,025万円/坪+2.2%
2023年約330万円/㎡約1,091万円/坪+4.3%
2024年約353万円/㎡約1,167万円/坪+6.9%
2025年約399万円/㎡約1,317万円/坪+12.9%

(出典:国土交通省 地価公示、東京都 基準地価調査)

住宅地と商業地の差に注目:新宿区の住宅地(平均約102万円/㎡)と商業地(平均約544万円/㎡)には約5.3倍の開きがあります。新宿駅周辺の商業地では㎡あたり3,860万円を超える地点もある一方、落合・中井エリアの住宅地は70〜80万円/㎡台と、同じ新宿区内でも大きな価格差があります。売却査定では立地の正確な評価が極めて重要です。

新宿区で不動産を売却する流れ【7ステップ】

不動産売却は複数のステップを経て完了します。新宿区は取引件数が都内5位と活発なマーケットですが、高額取引が多いため各段階での慎重な判断が求められます。ここでは売却の流れを7つのステップに分けて、所要期間の目安とともに解説します。

STEP 1 売却の目的・条件を整理する(1〜2週間)

まずは「なぜ売却するのか」を明確にしましょう。住み替え、相続、資産整理、離婚による財産分与、転勤など、売却動機によって最適な戦略は異なります。希望売却価格・売却期限・引き渡し時期・税金対策の優先度などの条件を整理しておくと、不動産会社との相談がスムーズに進みます。住宅ローンの残債がある場合は、金融機関に残高を確認しておくことも重要です。新宿区の物件は高額になりやすいため、売却益に対する税金シミュレーションもこの段階で行っておくことをおすすめします。

STEP 2 不動産会社に査定を依頼する(1〜2週間)

査定には机上査定(簡易査定)訪問査定(詳細査定)の2種類があります。机上査定は周辺の取引事例や公的データをもとに算出するもので、おおよその価格をすぐに把握できます。一方、訪問査定は実際に物件を確認し、日当たり・眺望・室内の状態・管理状況・周辺環境などを考慮した精度の高い価格を算出します。新宿区は同じ町名でも駅距離や通りの南北で価格差が大きいため、地域に精通した不動産会社による訪問査定が不可欠です。

STEP 3 媒介契約を結ぶ(1日〜1週間)

査定結果に納得したら、不動産会社と媒介契約(仲介契約)を締結します。媒介契約には3つの種類があり、それぞれ特徴が異なります。

媒介契約3種類の比較
項目専属専任媒介専任媒介一般媒介
複数社への依頼不可不可
自己発見取引不可
契約期間最長3か月最長3か月制限なし(通常3か月)
業務報告義務1週間に1回以上2週間に1回以上義務なし
レインズ登録5営業日以内7営業日以内義務なし

新宿区のように需要が高いエリアでは、専任媒介または専属専任媒介で1社に集中して販売活動を任せた方が、戦略的な価格設定と丁寧な販売活動が期待できます。グローバルホームでは、売主様の状況に合わせた最適な媒介契約をご提案しています。

STEP 4 販売活動と内見対応(1〜3か月)

媒介契約の締結後、不動産会社がポータルサイトへの掲載、チラシ配布、レインズへの登録などの販売活動を開始します。購入希望者から内見(内覧)の申し込みが入ったら、好印象を与えられるよう室内を整えましょう。特に水回りの清潔感、室内の明るさ、生活感の排除が重要です。新宿区は交通利便性の高さと再開発による将来性が最大のアピールポイントです。マンションであれば眺望や共用設備、戸建てであれば静かな住環境を積極的に伝えましょう。

STEP 5 売買契約の締結(1〜2週間)

購入希望者と価格や引き渡し条件について合意が得られたら、売買契約を締結します。契約時には重要事項説明(宅地建物取引士が物件の権利関係、法令上の制限、契約条件などを説明)が行われます。買主から手付金(売買代金の5〜10%が一般的)を受領し、正式に契約が成立します。新宿区の物件は高額取引になるケースが多いため、契約不適合責任の範囲や特約事項を事前に十分確認することが重要です。

STEP 6 決済・引き渡し(1〜2か月)

売買契約から通常1〜2か月後に決済と物件の引き渡しを行います。決済日には残代金の受領、所有権移転登記の申請、鍵の引き渡しを同時に行います。住宅ローンの残債がある場合はこの日に一括返済と抵当権抹消登記を行います。司法書士が立ち会い、登記関連の手続きを進めるのが一般的です。

STEP 7 確定申告(売却翌年の2月16日〜3月15日)

不動産を売却して利益(譲渡所得)が発生した場合、翌年に確定申告が必要です。たとえ損失が出た場合でも、損益通算や繰越控除の特例を利用するためには確定申告が必須です。新宿区の所轄税務署は新宿税務署(新宿区北新宿1丁目)および四谷税務署(新宿区三栄町)です。e-Tax(国税電子申告・納税システム)を利用すれば自宅からオンライン申告も可能です。

不動産売却にかかる税金【新宿区版】

新宿区の不動産は高額で取引されるケースが多く、税金の影響が手取り額に大きく反映されます。3,000万円特別控除を使えるかどうかで数百万円単位の差が生まれるため、税制の正確な理解が不可欠です。

譲渡所得税の計算方法

不動産売却で利益(譲渡所得)が出た場合、所得税・住民税・復興特別所得税が課税されます。譲渡所得は以下の計算式で求めます。

譲渡所得 = 売却価格 −(取得費 + 譲渡費用)− 特別控除

取得費とは、購入時の価格に購入時の諸費用(仲介手数料、登記費用、不動産取得税など)を加えた金額です。建物部分は経年による減価償却分を差し引きます。購入時の契約書がない場合は売却価格の5%を取得費とする「概算取得費」が適用されますが、新宿区の物件は高額なため概算取得費では不利になるケースが大半です。購入時の書類は必ず保管しておきましょう。譲渡費用は、売却時に支払った仲介手数料、印紙税、測量費などです。

譲渡所得の税率(所有期間別)
区分所有期間税率(所得税+住民税+復興特別所得税)
短期譲渡所得5年以下39.63%(所得税30.63%+住民税9%)
長期譲渡所得5年超20.315%(所得税15.315%+住民税5%)

所有期間は「売却した年の1月1日時点」で判定します。たとえば2021年6月に取得した物件を2026年中に売却する場合、2026年1月1日時点の所有期間は4年7か月となり、短期譲渡に該当するため注意が必要です。

具体的な計算例(新宿区マンション)

新宿区の中古マンションを9,500万円で売却した場合をシミュレーションします。取得費5,500万円、譲渡費用350万円、3,000万円特別控除を適用し、所有期間は5年超(長期譲渡)とします。

譲渡所得 = 9,500万円 − 5,500万円 − 350万円 − 3,000万円 = 650万円

税額 = 650万円 × 20.315% = 約132万円

3,000万円特別控除がなければ譲渡所得は3,650万円となり、税額は約741万円に膨れ上がります。この特例の有無で約609万円もの差が生じるため、適用要件の確認は必須です。

3,000万円特別控除の適用要件

マイホーム(居住用財産)を売却した場合、所有期間の長短に関係なく、譲渡所得から最大3,000万円を控除できる特例があります(租税特別措置法第35条)。主な適用要件は以下の通りです。

  • 自分が住んでいる家屋、またはその家屋と土地を売却すること
  • 住まなくなった日から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売却すること
  • 売却の前年および前々年にこの特例の適用を受けていないこと
  • 売主と買主が親子・夫婦などの特別な関係でないこと
  • 他の特例(買い換え特例など)の適用を受けていないこと

重要:譲渡所得がゼロまたはマイナスになる場合でも、この特例を受けるためには確定申告が必要です。申告しなければ特例は適用されません。

10年超所有の軽減税率の特例

マイホームを売却する場合、所有期間が10年を超えていれば3,000万円特別控除と併用して軽減税率が適用されます。控除後の譲渡所得のうち6,000万円以下の部分は14.21%(所得税10.21%+住民税4%)に軽減され、通常の長期譲渡税率20.315%より約6%低くなります。新宿区は物件価格が高いため、この軽減税率の恩恵は非常に大きくなります。

相続した不動産の売却と税金

取得費加算の特例は、相続税の申告期限から3年以内に相続した不動産を売却した場合、支払った相続税の一部を取得費に加算できる制度です。新宿区は地価が高いため相続税額も大きくなりがちですが、この特例を使うことで譲渡所得を大幅に圧縮できます。

被相続人の居住用財産(空き家)の3,000万円特別控除は、1981年(昭和56年)5月31日以前に建築された戸建て住宅を相続し、耐震リフォーム済みまたは取り壊して更地にして売却した場合に利用可能です。適用期限は令和9年(2027年)12月31日までとなっています。

2024年4月1日から施行された相続登記の義務化にも注意が必要です。相続で取得した不動産は、相続を知った日から3年以内に登記を行う義務があり、正当な理由なく怠ると10万円以下の過料が科されます。

確定申告の必要書類

不動産売却後の確定申告に必要な書類
書類名入手先
確定申告書B・第三表(分離課税用)税務署またはe-Tax
譲渡所得の内訳書税務署またはe-Tax
売買契約書のコピー(売却時・購入時)ご自身で保管のもの
仲介手数料等の領収書不動産会社から受領
登記事項証明書法務局(新宿出張所等)
本人確認書類(マイナンバーカード等)ご自身で保管のもの
特例適用時の追加書類(住民票の除票など)新宿区役所等
10年超軽減税率適用時:戸籍の附票の写し新宿区役所

書類の準備には時間がかかるため、売却完了後から早めに取り掛かりましょう。特に購入時の売買契約書は取得費の証明として極めて重要です。新宿区の高額物件では、取得費の証明ができないと概算取得費(売却価格の5%)が適用され、数百万円〜数千万円の税額増加につながるケースがあります。

不動産売却にかかる費用一覧

不動産売却では税金以外にもさまざまな費用が発生します。新宿区は物件価格が高いため、仲介手数料だけで数百万円に達するケースが一般的です。想定外の出費で慌てないよう、事前に費用構造を把握しておきましょう。

仲介手数料の計算方法

仲介手数料は不動産売却で最も大きな費用です。宅地建物取引業法で上限が定められており、売買代金が400万円を超える場合の計算式は以下の通りです。

仲介手数料(上限)= 売買代金 × 3% + 6万円 + 消費税

印紙税(売買契約書)

売買契約書の印紙税額
売買代金印紙税額
1,000万円超〜5,000万円以下1万円
5,000万円超〜1億円以下3万円
1億円超〜5億円以下6万円

(出典:国税庁 印紙税額の一覧表)

その他の主な費用

仲介手数料と印紙税のほかに、抵当権抹消登記費用(登録免許税1,000円/件+司法書士報酬1〜3万円程度)、住宅ローンの繰上返済手数料(金融機関により無料〜5万円程度)、測量費(土地の境界確定が必要な場合に30〜80万円程度)、解体費(古い建物を解体する場合に150〜400万円程度、新宿区は道路条件により割高になることも)、ハウスクリーニング費(3〜12万円程度)が発生する場合があります。

費用シミュレーション(売却価格9,500万円の場合)

売却価格9,500万円のマンション売却 費用シミュレーション
費用項目金額(税込目安)
仲介手数料318万4,500円
印紙税3万円
抵当権抹消登記費用約2.5万円
住宅ローン繰上返済手数料約2万円
ハウスクリーニング約8万円
費用合計約334万円
譲渡所得税(前述の計算例)約132万円
手取り目安約9,034万円

上記はあくまで一般的な目安です。物件の状況によって測量費や解体費が追加になるケースもあります。グローバルホームでは、物件ごとに詳細な費用シミュレーションを無料で作成しております。正確な手取り額を知りたい方はお気軽にお問い合わせください。

新宿区の不動産売却で押さえるべき地域特性

新宿区は東京の中心でありながら、繁華街と閑静な住宅街が共存する多面的な街です。エリアによって不動産の性格は大きく異なるため、地域特性を正確に把握したうえで販売戦略を立てることが高値売却の鍵となります。

新宿グランドターミナル構想:3大再開発の全貌

新宿駅周辺ではいま、約20年かけて駅と街を一体的に再編する「新宿グランドターミナル構想」が進行中です。この構想の中核となる3つの再開発プロジェクトが、新宿区全体の不動産価値を構造的に押し上げています。

① 新宿駅西口地区開発(小田急百貨店跡地)

小田急百貨店新宿店本館の跡地に、地上48階・地下5階・高さ約260mの超高層複合ビルが建設中です。延床面積約28.2万㎡に商業施設・オフィス・ビジネス創造空間を備え、2029年度に竣工予定です。設計・施工は日本設計・大成建設JV。新宿西口の景観を一変させるランドマークとなります。さらに2035年度にはJR線路上空に東西をつなぐ「新宿セントラルプラザ」の整備が予定されており、全体完成は2046年度の見込みです。

② 新宿駅西南口地区開発(京王・JR共同)

京王電鉄とJR東日本が共同で進める開発で、南街区(地上37階・地下6階・延床約15万㎡、2028年度竣工予定)北街区(地上19階・高さ約110m・2040年代竣工予定)の2期に分けて整備されます。京王線新宿駅の改良工事も同時に進行し、駅の利便性が大幅に向上します。

③ 西新宿三丁目西地区再開発

地上65階・高さ約235mの超高層タワーマンション(約3,200戸)を含む大規模複合開発です。2028年度の竣工を目指しており、完成すれば東京都心部でも最大級の住宅供給となります。

再開発が不動産価格に与える影響:3大再開発の総延床面積は合計60万㎡を超え、投資規模は数千億円に達します。この規模の開発が同時進行するターミナル駅は国内でも類を見ません。2025年の公示地価が前年比+12.9%と急上昇している背景には、再開発への期待が強く反映されています。特に新宿駅徒歩圏内の物件は再開発完了後にさらなる資産価値上昇が見込まれますが、完成前の「期待値が上昇している今」も売却の好機といえます。

エリア別の特徴と売却ポイント

四谷・市谷エリア(四ツ谷駅・市ヶ谷駅・曙橋駅)

上智大学や学習院初等科など名門校が集積する東京屈指の文教地区です。赤坂・番町に隣接する格式あるロケーションが評価され、3LDK以上のファミリー向け物件は平均1億5,000万円超の水準にあります。投資目的よりも実需(自己居住)の買い手が中心で、品質を重視する層への訴求がポイントです。

神楽坂エリア(神楽坂駅・牛込神楽坂駅・飯田橋駅)

石畳の路地と洗練された飲食店が共存する、東京でも独特の魅力を持つエリアです。近年は食とカルチャーに敏感な高感度層の流入が顕著で、築浅マンションの成約スピードが速い傾向にあります。飯田橋駅でJR中央線・東京メトロ3路線・都営大江戸線が利用でき、交通利便性も申し分ありません。

西新宿エリア(西新宿駅・都庁前駅・西新宿五丁目駅)

超高層ビル群の足元に広がるタワーマンション集積地です。都庁や新宿中央公園に隣接する都会と緑のバランスが魅力で、タワーマンションの高層階は眺望プレミアムが大きく影響します。西新宿三丁目再開発による大規模住宅供給が控えていますが、既存タワーマンションの希少性はむしろ高まると予想されています。

落合・中井エリア(落合駅・中井駅・下落合駅・落合南長崎駅)

新宿区内でも特に治安が良く、閑静な住宅街が広がるファミリー向けエリアです。都心へのアクセスが良好でありながら比較的手頃な価格帯のため、30代〜40代の一次取得者からの需要が安定しています。スーパーマーケットや公園も充実しており、実需目線での生活利便性をアピールすることが効果的です。

早稲田・高田馬場エリア(早稲田駅・高田馬場駅)

早稲田大学を中心とした学生街の賑わいと、住宅地としての落ち着きが共存するエリアです。ワンルーム〜1LDKの投資用マンションは賃貸需要が極めて高く、表面利回りは都心平均を上回る傾向にあります。高田馬場駅はJR山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線の3路線が利用可能で、交通利便性も強みです。

人口動態と不動産需要の見通し

新宿区の人口は2026年3月1日現在で約35.5万人・約23.3万世帯です。昼間人口は約79.4万人に達し、夜間人口の約2.3倍という「昼に人が集まる街」の特性を持っています。単身世帯が約7割を占め、ワンルーム〜1LDKの需要が特に旺盛です。区の推計では総人口は2040年をピークに約36万人台で推移する見通しで、当面は人口増加基調が続きます。

注目すべきは外国人居住者の多さで、約4.5万人が暮らす国際色豊かなエリアです。これにより外国人向けの賃貸需要が高く、投資用物件の売却においても有利な材料となります。

売却に最適なタイミング

一般的に1月〜3月は新年度に向けた住宅需要が高まるピークシーズンです。この時期に売り出すには前年の秋から準備を始めるのが理想です。税制面では所有期間5年超での売却(長期譲渡・税率20.315%)が基本戦略ですが、10年超であれば軽減税率の特例(14.21%)も併用可能になります。

新宿区は3大再開発が2029年〜2046年にかけて段階的に完成するため、完成前の「期待値上昇フェーズ」にある現在は売却に適したタイミングの一つです。ただし完成後にさらなる価格上昇が見込まれるとの見方もあり、最適なタイミングは個々の状況によって異なります。まずは現在の正確な査定額を把握することから始めましょう。

よくある質問(FAQ)

新宿区で不動産売却を検討されている方から、グローバルホームに多く寄せられるご質問と回答をまとめました。

新宿区のマンション売却相場はいくらですか?

2026年2月時点の成約中央値は70㎡換算で約9,499万円、平米単価約130〜153万円/㎡です。前年比で約20%上昇しており、9年間の累積上昇率は76.3%に達しています。ただし駅距離・築年数・階数・方位によって大きく異なるため、正確な価格は物件ごとの個別査定が必要です。

新宿区で不動産を高く売るコツは?

新宿グランドターミナル構想という国内最大級の再開発が進行中であることを購入検討者に適切に伝えることが重要です。加えて、1〜3月の需要期に合わせた売り出しタイミングの設定、REINS成約事例に基づく適正価格の設定、プロによるハウスクリーニングと室内の整理整頓、新宿区の取引実績が豊富な不動産会社への依頼が高値売却のポイントです。

住宅ローンが残っていても売却できますか?

はい、売却可能です。売却代金で住宅ローン残債を一括返済し、抵当権を抹消できれば問題ありません。残債が売却額を上回るオーバーローンの場合は、自己資金での補填や住み替えローンの活用を検討します。新宿区は近年の価格上昇によりオーバーローンになりにくい環境ですが、購入時期や借入額によって状況は異なりますので、まずは査定額とローン残高を比較しましょう。

不動産売却でかかる税金はいくらですか?

譲渡所得(売却益)に対し、所有期間5年超なら約20.315%、5年以下なら約39.63%の税率で課税されます。マイホームの場合は3,000万円特別控除が利用でき、さらに所有期間10年超なら6,000万円以下の部分に軽減税率14.21%が適用されます。新宿区は物件価格が高いため税額への影響が大きく、事前の税金シミュレーションが不可欠です。

新宿駅周辺の再開発は不動産価格にどう影響しますか?

西口地区(地上48階・2029年竣工)、西南口地区(京王・JR共同・2040年代完成)、西新宿三丁目(地上65階タワマン・2028年竣工)の3大再開発が同時進行中です。2025年の公示地価は前年比+12.9%と急上昇しており、再開発への期待が強く反映されています。完成後はさらなる資産価値向上が見込まれますが、現段階でも「将来性プレミアム」として価格に織り込まれ始めています。

不動産売却にはどのくらいの期間がかかりますか?

査定から引き渡しまで一般的に3〜6か月が目安です。新宿区は需要が旺盛で都内5位の取引件数を誇るため、適正価格であればマンションは2〜4か月、戸建て・土地は4〜6か月程度で成約するケースが多いです。ただし相場より大幅に高い価格設定は売却期間の長期化を招くため、市場データに基づく価格戦略が重要です。

グローバルホームが選ばれる理由

グローバルホームは新宿区・豊島区・板橋区を中心とした東京都心北部エリアの不動産取引に精通した地域密着型の不動産会社です。お客様の大切な不動産を適正価格でスムーズに売却するために、新宿区の再開発動向と市場トレンドを日常的に追跡する的確な査定力、マンション・戸建て・土地・投資用物件まで幅広い売却実績、税金シミュレーションから確定申告のアドバイスまでワンストップでサポートする体制、REINS成約データと自社実績に基づく戦略的な価格設定と販売計画をご提供しています。

新宿区の不動産は高額取引になるケースが多く、仲介会社の力量が手取り額に直結します。「まだ売却するか決めていない」「まずは現在の価値だけ知りたい」という段階でもお気軽にご相談ください。無料査定は最短当日で対応可能です。

※本記事の相場データは2026年3月時点の公的統計(国土交通省 地価公示、不動産取引価格情報)および民間データベース(REINS Market Information、SUUMO、HowMa、すまいステップ等)に基づくものであり、個別の売却価格を保証するものではありません。正確な査定額は物件ごとの個別査定が必要です。税務に関する記述は一般的な解説であり、個別の税務判断については税理士または所轄税務署(新宿税務署・四谷税務署)にご確認ください。再開発の完成時期は2026年3月時点の公表情報に基づきます。