東京都中野区のマンション売却ガイド
マンション・戸建て・土地の最新相場から、税金・費用・手続きの全ステップまで
地域密着のグローバルホームが徹底解説します
最終更新:2026年3月|出典:国土交通省・東京都・REINS・各社公開データ
(70㎡換算・築約22年)
(342万円/坪)
前年比 +8.87%
23区トップ(2025年)
中野区のマンション売却相場【2026年最新データ】
不動産売却の成否を左右する最重要要素は「適正価格の把握」です。中野区は新宿区に隣接し、JR中央線・総武線・東京メトロ東西線・丸ノ内線・都営大江戸線・西武新宿線の6路線12駅が利用できる交通利便性の高いエリアです。新宿まで最短5分という都心アクセスに加え、2025年公示地価では商業地の上昇率16.3%で23区トップを記録。中野駅前では「100年に一度」と称される大規模再開発が進行中で、不動産価格は力強い上昇を続けています。ここでは最新の公的データと取引事例に基づき、マンション売却相場を詳しく解説します。
マンション売却相場(築年数別)
中野区の中古マンション売却相場は、2026年初頭時点で平均㎡単価約103万円(坪単価約342万円)、70㎡換算で約5,800万〜7,200万円です。直近3年間で平均㎡単価は約10%以上上昇しており、東京23区の中でも「都心に近い利便性」と「手の届く価格帯」が共存するエリアとして購入需要が旺盛です。
| 築年数 | 平米単価(目安) | 70㎡換算価格 |
|---|---|---|
| 築5年以内 | 約120〜138万円/㎡ | 約8,400万〜9,660万円 |
| 築6〜10年 | 約108〜125万円/㎡ | 約7,560万〜8,750万円 |
| 築11〜20年 | 約88〜108万円/㎡ | 約6,160万〜7,560万円 |
| 築21〜30年 | 約76〜96万円/㎡ | 約5,320万〜6,720万円 |
| 築31年以上 | 約55〜76万円/㎡ | 約3,850万〜5,320万円 |
(出典:REINS Market Information、国土交通省 不動産取引価格情報、HOME4Uマンションプライス・すまいステップ成約事例をもとにグローバルホームが作成)
マンション売却相場(エリア・駅別)
中野区は大きく「中野駅エリア」「東中野・中野坂上エリア」「新井薬師・沼袋エリア」「鷺宮・都立家政エリア」に分けられ、それぞれ価格水準と購買層が異なります。売却戦略を立てるうえで、ご自身の物件がどのエリアに該当するかを把握しておくことが重要です。
| エリア | 主要駅 | 平米単価(目安) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 中野駅周辺 | 中野 | 約100〜140万円/㎡ | 再開発の中心地。JR中央線快速・特快停車。中野ツインマークタワー等の大規模物件あり。今後も資産価値上昇が期待 |
| 東中野・中野坂上 | 東中野・中野坂上 | 約95〜130万円/㎡ | 丸ノ内線・大江戸線乗入れ。新宿至近でDINKS・単身需要旺盛。パークタワー東中野等の高額物件も |
| 新井薬師・沼袋 | 新井薬師前・沼袋 | 約80〜105万円/㎡ | 西武新宿線沿線。中野駅徒歩圏の新井エリアは人気。落ち着いた住宅街でファミリー層に支持 |
| 鷺宮・都立家政 | 鷺ノ宮・都立家政 | 約70〜95万円/㎡ | 区内西部の閑静な住宅街。駅前商店街の生活利便性と落ち着いた環境が両立。手頃な価格帯が魅力 |
(出典:REINS Market Information、SUUMO・HOME’S売却実績データをもとにグローバルホームが作成)
中野駅前再開発「100年に一度」の大変革 ── 最新動向
中野駅前では複数の再開発事業が同時並行で進んでいます。南北通路・橋上駅舎は2026年末に開業予定で、西口改札の新設と駅ビル(アトレ中野・2027年度開業予定)の建設が進行中です。中野区新庁舎は2024年5月に開庁済み。一方、旧中野サンプラザ跡地については、建設費高騰により当初の再開発計画が2025年6月に白紙となり、中野区は定期借地権方式での新たな再整備方針を検討中です(2026年3月時点)。再開発の全容が固まれば、駅周辺の不動産価値はさらに上昇する可能性があります。
公示地価の推移と変動率
中野区の地価は安定した上昇を続けており、令和7年(2025年)の公示地価では全用途平均118万1,215円/㎡(坪単価約390万円)、前年比+12.4%と区部全体を上回る上昇率を記録しました。商業地では+16.3%と23区トップの上昇率となり、再開発効果が数字に表れています。
| 年 | 住宅地 公示地価平均(㎡単価) | 坪単価平均 | 変動率 |
|---|---|---|---|
| 2021年 | 約58.0万円/㎡ | 約192万円/坪 | −0.4% |
| 2022年 | 約59.8万円/㎡ | 約198万円/坪 | +2.3% |
| 2023年 | 約62.5万円/㎡ | 約207万円/坪 | +4.5% |
| 2024年 | 約65.8万円/㎡ | 約218万円/坪 | +8.2% |
| 2025年 | 約71.6万円/㎡ | 約237万円/坪 | +8.87% |
(出典:国土交通省 地価公示、東京都 基準地価調査)
地価上昇の構造的要因
中野区の地価上昇には複数の構造的要因があります。新宿区に隣接しながら比較的手頃な価格帯が残ること。JR中央線快速・特快停車駅であり、東西線始発駅という交通優位性。約34.3万人・約22万世帯という堅調な人口基盤と、2035年頃をピークとする人口増加見通し。中野駅前の橋上駅舎・南北通路完成(2026年末)や駅ビル開業(2027年度)による利便性向上。これらが複合的に地価を押し上げています。
中野区でマンションを売却する流れ【7ステップ】
不動産売却は複数のステップを経て進みます。中野区は中野駅前の商業エリアから鷺宮の閑静な住宅街まで多彩な顔を持ち、エリアごとに購買層の属性が大きく異なるため、各ステップでの適切な判断が手取り額に直結します。
- 売却の目的・条件を整理する(1〜2週間) 「なぜ売却するのか」を明確にしましょう。住み替え・相続・資産の組み換え・離婚による財産分与など、動機によって最適な戦略は大きく異なります。希望売却価格・売却期限・引き渡し時期・税金対策の方針を整理しておくと不動産会社との相談がスムーズになります。
- 不動産会社に査定を依頼する(1〜2週間) 査定には机上査定(簡易査定)と訪問査定(詳細査定)の2種類があります。中野区は同じ町丁目でも駅距離・前面道路の幅員・日照条件・再開発エリアとの距離で価格差が大きいため、訪問査定が不可欠です。特に中野駅周辺の再開発エリアでは相場変動が激しく、地域密着の不動産会社の知見が重要です。
- 媒介契約を結ぶ(1日〜1週間) 専属専任媒介(1社のみ・週1回以上報告)、専任媒介(1社のみだが自己発見取引可・2週間に1回以上報告)、一般媒介(複数社に依頼可)の3種類があります。中野区のマンションは取引件数が安定して多く流動性が高いため、信頼できる1社に専任で任せることで効率的な販売活動が可能です。
- 販売活動と内見対応(1〜6か月) 不動産会社がポータルサイトへの掲載・レインズ登録などの販売活動を開始します。中野区の物件では、内見時に新宿への近さ・複数路線の利便性・駅前再開発による将来性・サブカルチャーの街としての独自の魅力を具体的にアピールすることが効果的です。中野区のマンション平均売却期間は約3〜4か月です。
- 売買契約の締結(1〜2週間) 購入希望者と価格・引き渡し条件について合意が得られたら売買契約を締結します。宅地建物取引士による重要事項説明が行われ、買主から手付金(売買代金の5〜10%が一般的)を受領します。中野区は神田川流域に浸水想定区域を含むため、ハザードマップに関する重要事項説明が重要です。
- 決済・引き渡し(1〜2か月) 売買契約から通常1〜2か月後に決済と物件の引き渡しを行います。残代金の受領・所有権移転登記の申請・鍵の引き渡しを同時に行います。住宅ローンの残債がある場合は一括返済と抵当権抹消登記も行います。司法書士との事前打ち合わせや金融機関との連携を十分に行いましょう。
- 確定申告(売却翌年の2月16日〜3月15日) 不動産を売却して利益(譲渡所得)が発生した場合、翌年の確定申告が必要です。損失が出た場合でも損益通算や繰越控除の特例を利用するには確定申告が必要です。中野区の所轄税務署は中野税務署(中野区中野四丁目)です。e-Taxを利用すれば自宅からオンラインで申告可能です。
マンション売却にかかる税金【中野区版】
不動産売却で発生する税金の知識は、手取り額を最大化するために不可欠です。特例の適用可否で数百万円の差が生じることも珍しくありません。ここでは中野区のマンション売却で知っておくべき税金の知識を、具体的な計算例とともに解説します。
譲渡所得税の税率
不動産売却で利益(譲渡所得)が出た場合、所得税・住民税・復興特別所得税が課税されます。譲渡所得は「売却価格 −(取得費 + 譲渡費用)− 特別控除」で求めます。所有期間は「売却した年の1月1日時点」で判定される点にご注意ください。
| 区分 | 所有期間 | 税率(所得税+住民税+復興特別所得税) |
|---|---|---|
| 短期譲渡所得 | 5年以下 | 39.63%(所得税30.63%+住民税9%) |
| 長期譲渡所得 | 5年超 | 20.315%(所得税15.315%+住民税5%) |
| 10年超所有軽減税率 (6,000万円以下の部分) | 10年超 | 14.21%(所得税10.21%+住民税4%) |
(出典:国税庁「土地や建物を売ったとき」)
計算シミュレーション(中野区マンション)
中野駅徒歩圏のマンションを6,500万円で売却した場合
取得費:3,500万円 / 譲渡費用:220万円(仲介手数料+印紙税等) / 所有期間:15年(長期譲渡)
▶ 3,000万円特別控除を適用した場合
譲渡所得 = 6,500万 −(3,500万 + 220万)− 3,000万 = マイナス220万円(課税なし)
税額:0円
▶ 特別控除を適用しなかった場合
譲渡所得 = 6,500万 −(3,500万 + 220万)= 2,780万円
2,780万円 × 14.21%(10年超軽減税率) = 約395万円
→ 特例の適用可否だけで約395万円の差が生じます。適用要件を満たすかどうか、売却前に必ずご確認ください。
3,000万円特別控除の主な適用要件
マイホーム(居住用財産)を売却した場合、所有期間に関係なく譲渡所得から最大3,000万円を控除できる特例があります(租税特別措置法第35条)。主な適用要件は、自分が住んでいる家屋またはその家屋と敷地を売却すること、住まなくなった日から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売却すること、前年・前々年にこの特例を受けていないこと、売主と買主が親子・夫婦などの特別関係でないことです。
相続した不動産の売却と税金
取得費加算の特例は、相続税の申告期限から3年以内に相続した不動産を売却した場合、支払った相続税の一部を取得費に加算できる制度です。中野区は地価上昇が続いており相続税額も上昇傾向にあるため、この特例の節税効果は大きくなります。また、2024年4月からは相続登記の義務化が施行されており、相続を知った日から3年以内の登記が必要です。
確定申告の必要書類
| 書類名 | 入手先 |
|---|---|
| 確定申告書B・第三表(分離課税用) | 税務署またはe-Tax |
| 譲渡所得の内訳書 | 税務署またはe-Tax |
| 売買契約書のコピー(売却時・購入時の両方) | ご自身で保管のもの |
| 仲介手数料等の領収書 | 不動産会社から受領 |
| 登記事項証明書 | 法務局(東京法務局 中野出張所) |
| 本人確認書類(マイナンバーカード等) | ご自身で保管のもの |
| 特例適用時の追加書類(住民票の除票など) | 中野区役所等 |
マンション売却にかかる費用一覧
中野区のマンションは近年の価格上昇により取引額が高額になるケースが増えており、仲介手数料をはじめとする諸費用も相応の金額になります。手取り額を正確に把握し、資金計画を万全にするために発生する費用を事前に把握しておきましょう。
仲介手数料の計算方法
仲介手数料は不動産売却で最も大きな費用項目です。宅地建物取引業法で上限が定められており、売買代金が400万円を超える場合の計算式は「売買代金 × 3% + 6万円 + 消費税」です。
| 売買代金 | 仲介手数料(税込上限) |
|---|---|
| 3,000万円 | 105万6,000円 |
| 5,000万円 | 171万6,000円 |
| 6,500万円 | 221万1,000円 |
| 8,000万円 | 270万6,000円 |
| 1億円 | 336万6,000円 |
印紙税(売買契約書)
| 売買代金 | 印紙税額 |
|---|---|
| 1,000万円超〜5,000万円以下 | 1万円 |
| 5,000万円超〜1億円以下 | 3万円 |
| 1億円超〜5億円以下 | 6万円 |
(出典:国税庁 印紙税額の一覧表)
費用シミュレーション(売却価格6,500万円の場合)
| 費用項目 | 金額(税込目安) |
|---|---|
| 仲介手数料 | 221万1,000円 |
| 印紙税 | 3万円 |
| 抵当権抹消登記費用 | 約3万円 |
| 住宅ローン繰上返済手数料 | 約2万円 |
| ハウスクリーニング | 約5万円 |
| 費用合計 | 約234万円 |
| 手取り目安(税金別途) | 約6,266万円 |
上記はあくまで一般的な目安です。中野区の物件は個別性が高いため、物件ごとに正確な費用シミュレーションが必要です。グローバルホームでは物件ごとに詳細な費用シミュレーションを無料で作成しております。
中野区のマンション売却で押さえるべき地域特性
中野区は面積15.59㎢、人口約34.3万人・約22.1万世帯(2026年3月時点)を擁する東京23区のほぼ中央に位置する区です。JR中央線・総武線・東京メトロ東西線・丸ノ内線・都営大江戸線・西武新宿線の6路線が走り、新宿まで最短5分、大手町まで東西線で直通約20分という抜群の都心アクセスと、「中野ブロードウェイ」に象徴されるサブカルチャーの街としての個性が共存する、唯一無二の魅力を持つエリアです。
中野駅エリア(再開発で急上昇の中心地)
中野駅はJR中央線快速・特快停車駅であり、東京メトロ東西線の始発駅です。新宿まで約5分、東京まで約20分と都心アクセス抜群です。2026年末には南北通路・橋上駅舎が開業予定で、西口改札の新設により動線が大幅に改善されます。2027年度にはアトレ中野を含む駅ビルも開業予定で、利便性はさらに向上します。中野サンプラザ跡地の再整備計画も今後のまちづくりの大きなテーマで、エリアの将来性は極めて高いといえます。駅周辺の基準地価上昇率は中野区内で最も高く、中野二丁目では前年比+23.6%を記録しています。
東中野・中野坂上エリア(都心至近の利便性)
東中野駅はJR中央線・総武線と都営大江戸線が利用でき、中野坂上駅は東京メトロ丸ノ内線と都営大江戸線の結節点です。新宿まで1〜2駅という至近距離にあり、DINKSや単身の高所得層に支持されるエリアです。パークタワー東中野グランドエアやクラッシィタワー東中野など、高額タワーマンションが立地し、㎡単価は区内トップクラスです。山手通り沿いの再開発も進み、エリアの洗練度が増しています。
新井薬師・沼袋エリア(落ち着いた住宅街)
西武新宿線の新井薬師前駅・沼袋駅を中心としたエリアです。中野駅北口から徒歩圏の新井エリアは、中野ブロードウェイや新井薬師(梅照院)周辺の商店街が生活利便性を支えています。西武新宿線の連続立体交差化事業(地下化)が進行中で、踏切解消による交通環境の改善と、跡地を活用したまちづくりが計画されており、今後の資産価値向上が期待されます。
鷺宮・都立家政エリア(穏やかな暮らしの住宅街)
区の西部に位置する鷺宮・都立家政エリアは、西武新宿線沿線の閑静な住宅街です。鷺ノ宮駅周辺には商店街が広がり、日常の買い物に困りません。中野区の中では最も手頃な価格帯でマンションが購入でき、70㎡クラスのファミリー向け物件が4,000万〜6,000万円台で流通しています。妙正寺川沿いの緑や鷺宮体育館など、生活環境の豊かさが魅力です。
中野区の交通アクセスまとめ
| 路線 | 区内主要駅 | 都心へのアクセス |
|---|---|---|
| JR中央線(快速)・総武線 | 中野・東中野 | 新宿まで約5分 |
| 東京メトロ東西線 | 中野(始発)・落合 | 大手町まで約20分 |
| 東京メトロ丸ノ内線 | 中野坂上・新中野・中野富士見町・方南町 | 池袋・東京へ直通 |
| 都営大江戸線 | 東中野・中野坂上・新江古田 | 六本木・汐留方面へ直通 |
| 西武新宿線 | 新井薬師前・沼袋・鷺ノ宮・都立家政・野方 | 西武新宿まで約10分 |
よくある質問(FAQ)
中野区のマンション売却相場はいくらですか?
中野区のマンション売却にはどのくらいの期間がかかりますか?
マンション売却で税金がかからないケースはありますか?
住宅ローンが残っていても売却できますか?
中野駅前の再開発は売却価格にどう影響しますか?
相続したマンションの売却で注意すべきことは?
査定は無料ですか?費用はかかりますか?
中野区のマンション売却はグローバルホームへ
グローバルホームは中野区をはじめとする東京都内全域に精通した地域密着型の不動産会社です。中野・東中野・中野坂上・新井薬師・鷺宮など中野区全域のマンション売却実績が豊富で、中野駅前再開発による相場変動や、エリア別の購買層の特徴を熟知しています。
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