東京都江東区の
マンション売却ガイド
マンション売却の最新相場から、税金・費用・手続きの全ステップまで
地域密着のグローバルホームが徹底解説します
(2026年実績)
(454万円/坪)
(2025年 前年比)
マンション取引件数
江東区の不動産売却相場【2026年最新データ】
不動産売却の成否を左右する最重要要素は「適正価格の把握」です。江東区は豊洲・有明・東雲の湾岸タワーマンションエリアから、門前仲町・清澄白河の下町エリア、亀戸・大島の城東エリアまで多彩な顔を持ち、東京23区中でマンション取引件数が第1位(年間約2,782件)という売却しやすいエリアです。2026年の中古マンション平均売却価格は8,694万円、平均㎡単価は122万円と過去最高水準を更新しています。ここでは最新の公的データと取引事例に基づき、マンション売却相場を詳しく解説します。
マンション売却相場(年別推移)
江東区の中古マンション平均売却価格は、2020年の約5,200万円から2025年には約8,300万円へと約60%上昇しました。平均㎡単価も同期間に約75万円/㎡から約120万円/㎡へ大幅に上昇しており、23区平均(113万円/㎡)を上回る水準です。湾岸エリアの再開発、有楽町線延伸決定、海外投資家の参入が高値を支えています。
| 年 | 平均成約価格 | 平均㎡単価 | 平均築年数 | 23区平均価格 |
|---|---|---|---|---|
| 2020年 | 5,200万円 | 75万円/㎡ | 18.2年 | 5,672万円 |
| 2021年 | 5,680万円 | 82万円/㎡ | 18.0年 | 6,146万円 |
| 2022年 | 6,350万円 | 90万円/㎡ | 18.4年 | 6,505万円 |
| 2023年 | 6,765万円 | 102万円/㎡ | 18.7年 | 6,851万円 |
| 2024年 | 7,480万円 | 112万円/㎡ | 19.5年 | 7,260万円 |
| 2025年 | 8,300万円 | 120万円/㎡ | 19.8年 | 7,749万円 |
マンション売却相場(築年数別)
江東区の中古マンションは築年数による価格差が明確に現れます。築5年以内の㎡単価は128万円と最も高く、湾岸エリアの築浅タワーマンションがこの水準を牽引しています。築16〜20年でも98万円/㎡と23区平均を上回り、築20年以内であれば高値売却が十分に期待できます。
| 築年数 | 平米単価(江東区) | 平米単価(23区平均) | 70㎡換算価格 |
|---|---|---|---|
| 築5年以内 | 128万円/㎡ | 178万円/㎡ | 約8,960万円 |
| 築6〜10年 | 110万円/㎡ | 154万円/㎡ | 約7,700万円 |
| 築11〜15年 | 99万円/㎡ | 140万円/㎡ | 約6,930万円 |
| 築16〜20年 | 98万円/㎡ | 129万円/㎡ | 約6,860万円 |
| 築21〜25年 | 75万円/㎡ | 117万円/㎡ | 約5,250万円 |
| 築26〜30年 | 70万円/㎡ | 105万円/㎡ | 約4,900万円 |
| 築31〜40年 | 60万円/㎡ | 87万円/㎡ | 約4,200万円 |
| 築41年以上 | 56万円/㎡ | 85万円/㎡ | 約3,920万円 |
マンション売却相場(エリア別)
江東区内でもエリアによって㎡単価に大きな差があります。豊洲が161万円/㎡でトップ、有明147万円/㎡、東雲122万円/㎡と湾岸エリアが上位を独占しています。門前仲町は下町エリアながら坪単価672万円と高い水準を維持しています。一方、内陸の亀戸・大島・東陽は89〜95万円/㎡と湾岸エリアの約6割程度の水準ですが、有楽町線延伸による将来的な価格上昇が期待されるエリアです。
| エリア | 平均価格 | 平均㎡単価 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 豊洲 | 11,776万円 | 161万円/㎡ | 区内最高価格帯・タワマン集積 |
| 有明 | 9,375万円 | 147万円/㎡ | 五輪施設・大型商業施設 |
| 東雲 | 8,905万円 | 122万円/㎡ | 湾岸・りんかい線利用 |
| 門前仲町 | 7,200万円 | 203万円/㎡ | 下町人気No.1・高坪単価 |
| 清澄白河 | 5,800万円 | 115万円/㎡ | カフェ街・若年層人気 |
| 東陽 | 4,594万円 | 95万円/㎡ | 区役所所在地・新線予定 |
| 亀戸 | 4,443万円 | 91万円/㎡ | JR総武線・下町情緒 |
| 大島 | 4,727万円 | 89万円/㎡ | 都営新宿線・リーズナブル |
土地売却相場(公示地価の推移)
江東区の住宅地の公示地価は2025年に平均59.4万円/㎡(坪単価約196万円)、前年比+8.7%と力強い上昇を続けています。商業地は前年比+11.4%とさらに高い上昇率を記録しています。基準地価(2025年9月)でも住宅地+10.5%と二桁上昇に達しており、湾岸再開発と有楽町線延伸計画が地価を構造的に押し上げています。
| 年 | 平均㎡単価 | 坪単価目安 | 前年比変動率 |
|---|---|---|---|
| 2021年 | 約46万円/㎡ | 約152万円/坪 | −0.5% |
| 2022年 | 約48万円/㎡ | 約159万円/坪 | +3.2% |
| 2023年 | 約50万円/㎡ | 約165万円/坪 | +4.8% |
| 2024年 | 約55万円/㎡ | 約182万円/坪 | +5.6% |
| 2025年 | 約59万円/㎡ | 約196万円/坪 | +8.7% |
江東区でマンションを売却する流れ【7ステップ】
不動産売却は複数のステップを経て進みます。江東区は東京23区内でマンション取引件数が最も多く、湾岸エリアのタワーマンションから内陸の下町マンションまで多様な物件が流通しています。取引金額が大きいため、各ステップでの判断が手取り額に直結します。
売却の目的・条件を整理する1〜2週間
「なぜ売却するのか」を明確にしましょう。住み替え、相続、資産の組み換え、離婚による財産分与など動機によって最適な戦略は異なります。江東区は湾岸エリアと内陸エリアで買主層が大きく異なるため、ターゲットに合わせた売却プランが重要です。希望売却価格・売却期限・引き渡し時期・税金対策の方針を整理しておくことで、不動産会社との相談がスムーズになります。
不動産会社に査定を依頼する1〜2週間
査定には机上査定(簡易査定)と訪問査定(詳細査定)の2種類があります。江東区はエリアによって㎡単価が89万円〜203万円と大きく異なるため、正確な売却価格を知るには訪問査定が不可欠です。特に湾岸タワーマンションは階数・眺望・角部屋の有無で数百万円の価格差が生じるため、江東区の取引実績が豊富な不動産会社に依頼することが重要です。
媒介契約を結ぶ1日〜1週間
査定結果に納得したら、不動産会社と媒介契約を締結します。専属専任媒介(1社のみ・週1回以上報告)、専任媒介(1社のみだが自己発見取引可・2週間に1回以上報告)、一般媒介(複数社に依頼可)の3種類があります。江東区の物件は流動性が高く買主も多いため、専任媒介で信頼できる1社に任せるのが効率的です。
販売活動と内見対応1〜6か月
媒介契約締結後、ポータルサイト掲載・レインズ登録などの販売活動が始まります。江東区の物件では、湾岸エリアの眺望・再開発による資産価値向上、有楽町線延伸による将来の交通利便性、都心へのアクセスの良さをアピールすることが効果的です。江東区の平均売却期間は約3〜5か月で、需要の増える1〜3月に合わせて前年秋に動き出すのが理想です。
売買契約の締結1〜2週間
購入希望者と価格・引き渡し条件について合意が得られたら売買契約を締結します。宅地建物取引士による重要事項説明が行われ、買主から手付金(売買代金の5〜10%が一般的)を受領します。契約不適合責任の範囲や設備の引き渡し条件について、事前に確認しておくことをお勧めします。
決済・引き渡し1〜2か月
売買契約から通常1〜2か月後に決済と物件の引き渡しを行います。残代金の受領、所有権移転登記の申請、鍵の引き渡しを同時に行います。住宅ローンの残債がある場合は一括返済と抵当権抹消登記も行います。江東区は購入価格を上回って売却できるケースが増えているため、残債処理は比較的スムーズに進むことが多いです。
確定申告売却翌年の2月16日〜3月15日
不動産を売却して利益(譲渡所得)が発生した場合、翌年の確定申告が必要です。損失が出た場合でも損益通算や繰越控除の特例を利用するには確定申告が必要です。江東区のマンションは近年の価格高騰により、購入価格を大幅に上回って売却されるケースが増えているため、3,000万円特別控除の活用が手取り額に大きく影響します。所轄税務署は深川税務署(江東区猿江2丁目)または東京上野税務署管轄となります。
不動産売却にかかる税金【江東区版】
不動産売却で発生する税金の知識は、手取り額を最大化するために不可欠です。江東区は2020年以降約60%の価格上昇を記録しており、購入時から大幅な利益が出るケースが多いため、特例の適用可否で数百万円の差が生じることも珍しくありません。
譲渡所得税の計算方法
不動産売却で利益(譲渡所得)が出た場合、所得税・住民税・復興特別所得税が課税されます。譲渡所得は「売却価格 −(取得費 + 譲渡費用)− 特別控除」で求めます。購入時の契約書がない場合は売却価格の5%が概算取得費となりますが、江東区では売却価格が高額になるケースが多く、概算取得費の適用は手取り額を大幅に減少させます。購入時の契約書・領収書は必ず保管してください。
| 区分 | 所有期間 | 税率合計 |
|---|---|---|
| 短期譲渡所得 | 5年以下 | 39.63%(所得税30.63%+住民税9%) |
| 長期譲渡所得 | 5年超 | 20.315%(所得税15.315%+住民税5%) |
計算シミュレーション(江東区マンション)
豊洲エリアのタワーマンションを9,000万円で売却した場合を想定します。
3,000万円特別控除を適用した場合(所有期間12年・長期譲渡)
特別控除を適用しなかった場合
特例の適用可否だけで約610万円の差が生じます。適用要件を満たすかどうか、売却前に必ずご確認ください。
3,000万円特別控除の適用要件
マイホーム(居住用財産)を売却した場合、所有期間に関係なく譲渡所得から最大3,000万円を控除できる特例があります(租税特別措置法第35条)。主な適用要件は次のとおりです。
要件② 住まなくなった日から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売却すること
要件③ 前年・前々年にこの特例(または買い換え特例等)を受けていないこと
要件④ 売主と買主が親子・夫婦などの特別関係でないこと
要件⑤ 住宅ローン控除との併用は不可(買い換え先でローン控除を受ける場合は選択適用)
10年超所有の軽減税率の特例
マイホームの所有期間が10年を超えている場合、3,000万円特別控除に加えて軽減税率の特例を併用できます。譲渡所得のうち6,000万円以下の部分は税率が14.21%(所得税10.21%+住民税4%)に軽減されます。江東区の湾岸エリアは2000年代前半からタワーマンションの供給が始まっており、所有期間10年超の物件が増えてきているため、この特例の活用で数百万円の追加節税が可能です。
相続した不動産の売却と税金
取得費加算の特例は、相続税の申告期限から3年以内に相続した不動産を売却した場合、支払った相続税の一部を取得費に加算できる制度です。江東区は地価上昇が著しいため相続税額も年々高くなる傾向にあり、この特例の節税効果は大きくなります。2024年4月からは相続登記の義務化が施行されており、相続を知った日から3年以内の登記が必要です。
不動産売却にかかる費用一覧
江東区のマンションは取引額が高額になるため、仲介手数料をはじめとする諸費用も相応の金額になります。手取り額を正確に把握し、資金計画を万全にするために、発生する費用を事前に把握しておきましょう。
仲介手数料の計算方法
仲介手数料は不動産売却で最も大きな費用項目です。宅地建物取引業法で上限が定められており、売買代金が400万円を超える場合の計算式は「売買代金 × 3% + 6万円 + 消費税」です。
| 売買代金 | 仲介手数料(税込上限) |
|---|---|
| 3,000万円 | 105万6,000円 |
| 5,000万円 | 171万6,000円 |
| 7,000万円 | 237万6,000円 |
| 9,000万円 | 303万6,000円 |
| 1億円 | 336万6,000円 |
| 1億5,000万円 | 501万6,000円 |
印紙税(売買契約書)
| 売買代金 | 印紙税額 |
|---|---|
| 1,000万円超〜5,000万円以下 | 1万円 |
| 5,000万円超〜1億円以下 | 3万円 |
| 1億円超〜5億円以下 | 6万円 |
費用シミュレーション(売却価格9,000万円の場合)
江東区マンション 売却費用の目安
上記はあくまで一般的な目安です。江東区の物件はエリア・築年数・階数によって個別性が高いため、物件ごとに正確な費用シミュレーションが必要です。グローバルホームでは物件ごとに詳細な費用シミュレーションを無料で作成しております。
江東区のマンション売却で押さえるべき地域特性
江東区は面積40.16㎢、人口約53.7万人と23区で5番目に広い区です。東に荒川、西に隅田川、南は東京湾に面するウォーターフロントの街で、臨海部(豊洲・有明・東雲)の近代的なタワーマンション群と、内陸部(門前仲町・清澄白河・亀戸)の下町情緒が共存する多面的なエリアです。この多様性が幅広い層の不動産需要を生み出しています。
豊洲・有明・東雲エリア(湾岸タワーマンション地帯)
豊洲は江東区最高価格帯を誇るエリアで、㎡単価161万円はエリア内トップです。ブランズタワー豊洲、パークシティ豊洲をはじめとする大規模タワーマンションが林立し、ららぽーと豊洲、豊洲セイルパーク(2025年7月開業)、豊洲千客万来(2024年2月開業)など商業施設も充実しています。有明はオリンピック施設のレガシー活用と有明ガーデンの集客で人気が継続しています。東雲はりんかい線を通じた湾岸アクセスが魅力です。このエリアの売却では「眺望」「階数」「向き」が価格に直結するため、高層階の海側住戸は特に高値が期待できます。
門前仲町・清澄白河エリア(人気の下町)
門前仲町は江東区の「住みたい駅ランキング」で第1位を獲得する人気エリアです。深川不動尊・富岡八幡宮の門前町として歴史が深く、東京メトロ東西線・都営大江戸線の2路線が利用可能で大手町まで10分という交通利便性が魅力です。坪単価672万円と内陸エリアでは突出した高さを誇ります。清澄白河は近年おしゃれなカフェが集積し、若い世代に注目されている街です。倉庫リノベーションのカフェ文化が街のブランドを高め、マンション需要も堅調に推移しています。
亀戸・大島・東陽町エリア(成長ポテンシャル)
亀戸はJR総武線とスカイツリーラインが利用可能で、下町の商店街と近代的な開発が共存するエリアです。プラウドタワー亀戸クロスなど大規模物件の供給もあり、注目度が上昇しています。東陽町は江東区役所が所在する行政の中心地で、東京メトロ東西線で大手町まで直通8分。有楽町線延伸で新たに有楽町線と都営新宿線の結節点となることが決定しており、2030年代半ばの開業に向けて今後の価格上昇が期待される重点エリアです。
有楽町線延伸(豊洲〜住吉間)の影響
2024年11月に着工した有楽町線延伸(地下鉄8号線)は、豊洲駅から東陽町駅を経由して住吉駅までの4.8km・総事業費約2,690億円の大規模プロジェクトです。2030年代半ばの開業を目指しており、途中に(仮称)枝川駅・(仮称)千石駅が新設される計画です。東陽町駅が有楽町線・東西線・新宿線の3路線結節点となることで、江東区内陸エリアの交通利便性が飛躍的に向上し、エリア全体の不動産価値の底上げが見込まれます。
江東区の交通アクセスまとめ
| 路線 | 区内主要駅 | 特徴 |
|---|---|---|
| 東京メトロ有楽町線 | 豊洲・辰巳・新木場 | 有楽町・池袋方面直通 |
| 東京メトロ東西線 | 門前仲町・木場・東陽町・南砂町 | 大手町・中野方面直通 |
| 東京メトロ半蔵門線 | 住吉・清澄白河 | 渋谷・表参道方面直通 |
| 都営大江戸線 | 門前仲町・清澄白河・森下 | 六本木・新宿方面直通 |
| 都営新宿線 | 住吉・西大島・大島・東大島 | 新宿・本八幡方面直通 |
| JR総武線 | 亀戸 | 新宿27分・秋葉原7分 |
| JR京葉線 | 越中島・潮見・新木場 | 東京8分・舞浜17分 |
| りんかい線 | 東雲・国際展示場・新木場 | お台場・大崎方面直通 |
| ゆりかもめ | 豊洲・新豊洲・有明 | お台場・新橋方面直通 |
江東区内には9路線以上の鉄道が通り、区内のほぼすべての場所から徒歩15分以内に駅があります。豊洲から有楽町まで7分、門前仲町から大手町まで10分と都心主要ビジネスエリアへのアクセスが非常に良好で、この交通インフラが江東区のマンション資産価値を下支えしています。
よくある質問(FAQ)
江東区のマンション売却にはどのくらいの期間がかかりますか?
住宅ローンが残っていてもマンションは売却できますか?
江東区のマンションを高く売るコツは?
有楽町線延伸は売却価格に影響しますか?
江東区の湾岸タワーマンションは今後も値上がりしますか?
グローバルホームの強み
グローバルホームは東京都を中心に不動産売買仲介を手がける地域密着型の不動産会社です。江東区を含む東京23区のマンション売却について、豊富な取引実績と最新の市場データに基づいた適正価格での売却をサポートいたします。湾岸タワーマンションから下町エリアの中古マンションまで、物件の特性に応じた最適な売却戦略をご提案いたします。