都営大江戸線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】

都営大江戸線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】
都営大江戸線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】
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都営大江戸線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド【2026年版】

都心をぐるりと回る唯一の環状地下鉄。
光が丘から六本木・汐留・両国まで、全38駅の多彩な暮らしを比較します。

都営大江戸線は、路線カラー「マゼンタ(赤紫)」が街に映える、東京都内で最も長い地下鉄路線です。練馬区の光が丘駅から新宿区の都庁前駅までの「放射部」と、都庁前駅を起終点に六本木・大門・月島・両国・春日・新宿を環状に結ぶ「環状部」で構成される、いわゆる「6の字型」の独特な路線形態が最大の特徴です。

1991年に都営12号線として光が丘〜練馬間が先行開業し、2000年12月に全線開通とともに「大江戸線」の愛称が付けられました。日本で2番目のリニアモーター式地下鉄として建設され、急曲線・急勾配に対応した小断面トンネルにより建設コストを抑えながらも、都心の深層部を通ることで既存路線の空白地帯を網羅しています。

本記事では、大江戸線ならではの「路線視点」で家賃グラデーション・通勤データ・乗り換え利便性・再開発情報を徹底解説します。各エリアの詳しい住環境については、それぞれの区の住みやすさガイドをあわせてご覧ください。

1都営大江戸線の基本情報

項目内容
運営会社東京都交通局(都営地下鉄)
路線記号 / カラーE(マゼンタ)
区間光が丘(E-01)〜 都庁前(E-28)〜 環状部一周 〜 都庁前
路線距離40.7 km(都内地下鉄最長)
駅数38駅
全線所要時間約1時間20分(全周)
運賃(IC)初乗り 178円 / 最大 430円
車両12-000形・12-600形(8両編成・リニアモーター式)
路線形態6の字型(放射部+環状部)
ラッシュ時本数約24本/時(2〜3分間隔)
開業年1991年(部分開業)・2000年(全線開通)

大江戸線のユニークな点は、環状部を持つ「6の字運転」にあります。1本の列車が光が丘を出発し、都庁前から環状部をぐるりと一周して再び都庁前に戻り、光が丘方面へ折り返します。このため、六本木から両国まで、あるいは月島から新宿まで、都心の多彩なエリアを乗り換えなしで移動できるのが大きな強みです。リニアモーター式のためホームが他路線より深い位置にあるのが注意点ですが、その分、新宿・六本木・汐留・大門といった主要エリアへのダイレクトアクセスが実現しています。

2沿線の家賃相場比較(ワンルーム・1K・1DK)

大江戸線は38駅・40.7 kmという長大路線のため、沿線の家賃相場は驚くほど多彩です。最も高い汐留駅(12.2万円)から最も安い新江古田駅(6.4万円)まで5.8万円の差があり、同じ路線上で港区のハイエンドエリアから練馬区のリーズナブルなエリアまで選択できます。

全38駅を「放射部(光が丘→都庁前)」と「環状部(都庁前→反時計回り→都庁前)」に分けてご紹介します。

放射部(光が丘 → 都庁前)

駅名所在区家賃相場(万円)新宿までの
所要時間
光が丘(E-01)練馬区7.3約21分
練馬春日町(E-02)練馬区6.9約18分
豊島園(E-03)練馬区6.5約17分
練馬(E-04)練馬区6.6約15分
新江古田(E-05)練馬区6.4約13分
落合南長崎(E-06)新宿区6.6約11分
中井(E-07)新宿区7.2約9分
東中野(E-08)中野区7.8約7分
中野坂上(E-09)中野区7.5約5分
西新宿五丁目(E-10)新宿区7.8約3分
都庁前(E-28)新宿区8.2約2分

環状部(都庁前 → 新宿 → 六本木 → 月島 → 両国 → 春日 → 都庁前)

駅名所在区家賃相場(万円)新宿までの
所要時間
新宿(E-27)新宿区8.5
代々木(E-26)渋谷区10.2約2分
国立競技場(E-25)新宿区9.5約4分
青山一丁目(E-24)港区9.9約6分
六本木(E-23)港区11.9約9分
麻布十番(E-22)港区11.9約11分
赤羽橋(E-21)港区11.8約13分
大門(E-20)港区11.3約15分
汐留(E-19)港区12.2約17分
築地市場(E-18)中央区9.9約19分
勝どき(E-17)中央区10.9約21分
月島(E-16)中央区10.9約23分
門前仲町(E-15)江東区9.1約25分
清澄白河(E-14)江東区8.8約27分
森下(E-13)江東区8.8約29分
両国(E-12)墨田区8.9約31分
蔵前(E-11)台東区9.4約33分
新御徒町(E-10)台東区9.1約35分
上野御徒町(E-09)台東区10.9約36分
本郷三丁目(E-08)文京区8.5約38分
春日(E-07)文京区8.3約40分
飯田橋(E-06)新宿区10.0約42分
牛込神楽坂(E-05)新宿区9.0約43分
牛込柳町(E-04)新宿区8.7約44分
若松河田(E-03)新宿区8.6約46分
東新宿(E-02)新宿区9.0約47分
新宿西口(E-01)新宿区11.2約48分

※ 出典:SUUMO 家賃相場データ(2026年1月時点・ワンルーム/1K/1DK マンション)。実際の家賃は物件条件により異なります。

家賃グラデーションの特徴:環状部の港区エリア(六本木・麻布十番・赤羽橋・汐留)は11〜12万円台と沿線最高水準。中央区の湾岸エリア(月島・勝どき)は10〜11万円台。下町エリア(両国・清澄白河・森下)は8〜9万円台と手頃です。放射部の練馬区エリアは6万円台前半からと圧倒的にリーズナブル。「同じ路線上」で港区の華やかさと練馬区のコスパを比較検討できるのは大江戸線ならではです。

3通勤・通学の利便性

混雑率データ

国土交通省が公表した2024年度の混雑率調査によると、都営大江戸線の最混雑区間は中井→東中野(7:30〜8:30)で155%です。2019年度の161%からは改善が見られるものの、都営地下鉄4路線の中では最も混雑率が高い区間です。これは放射部の中井・東中野付近で西武新宿線やJR中央線からの乗り換え客が流入するためで、環状部では混雑率が分散される傾向にあります。

ポイントとしては、光が丘始発の列車に乗れば都庁前・新宿まで着席通勤が比較的容易であること。環状部は乗客の乗り降りが各駅で分散されるため、極端な混雑が生じにくい構造です。

主要区間の所要時間

区間所要時間(目安)
光が丘 → 新宿約21分
光が丘 → 都庁前約19分
練馬 → 新宿約15分
新宿 → 六本木約9分
新宿 → 大門(浜松町)約15分
新宿 → 月島約23分
六本木 → 汐留約8分
両国 → 新宿約31分
門前仲町 → 六本木約16分
環状部一周(都庁前→都庁前)約60分

乗り換え利便性(主な接続駅)

大江戸線は38駅中の多くで他路線と接続しており、都内の鉄道ネットワークの「つなぎ役」として機能しています。

駅名接続路線
新宿 / 新宿西口JR各線、京王線、小田急線、東京メトロ丸ノ内線、都営新宿線
都庁前(大江戸線放射部⇔環状部の接続点)
中野坂上東京メトロ丸ノ内線(方南町支線含む)
東中野JR中央・総武線
中井西武新宿線
練馬西武池袋線・西武有楽町線
飯田橋JR中央・総武線、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線
春日都営三田線、東京メトロ丸ノ内線・南北線(後楽園駅)
上野御徒町東京メトロ銀座線(上野広小路)、JR各線(御徒町駅)
蔵前都営浅草線
両国JR中央・総武線
門前仲町東京メトロ東西線
月島東京メトロ有楽町線
大門都営浅草線、JR浜松町駅(東京モノレール)
六本木東京メトロ日比谷線
青山一丁目東京メトロ銀座線・半蔵門線
代々木JR山手線・中央線
東新宿東京メトロ副都心線

大江戸線の真骨頂は、他路線が手の届かない場所にも駅があること。若松河田・牛込柳町・牛込神楽坂・赤羽橋・国立競技場・西新宿五丁目など、大江戸線がなければ鉄道空白地帯だったエリアに駅が設置されており、その周辺は穴場として住まい選びの選択肢になります。

4都営大江戸線 おすすめ駅TOP5

家賃・アクセス・生活利便性・将来性を総合的に評価し、都営大江戸線沿線のおすすめ駅を5つ厳選しました。

第1位

清澄白河駅(E-14)

家賃相場 約8.8万円 江東区 新宿から約27分

東京メトロ半蔵門線との2路線利用で大手町まで約7分という好アクセス。サードウェーブコーヒーの聖地として全国的に注目を集め、アートギャラリーやおしゃれなショップが点在する「カフェとアートの街」です。8万円台の家賃でありながら、都心直結の利便性と文化的な豊かさを兼ね備えたバランスの良いエリア。清澄庭園など緑も豊かで、日常の散歩やジョギングにも最適です。

詳しくは江東区の住みやすさガイドをご覧ください。

第2位

勝どき駅(E-17)

家賃相場 約10.9万円 中央区 新宿から約21分

HARUMI FLAG(晴海フラッグ)の全面開業やSKY DUOツインタワーの入居開始により、約12,000人が暮らす新しい街が誕生した注目エリアです。銀座へ徒歩・自転車圏内でありながら、ウォーターフロントならではの開放感を楽しめます。隣接する築地市場跡地では総事業費約9,000億円の大規模再開発が2026年度に着工予定。中長期的な資産価値の上昇が期待され、将来性は沿線随一です。

詳しくは中央区の住みやすさガイドをご覧ください。

第3位

練馬駅(E-04)

家賃相場 約6.6万円 練馬区 新宿から約15分

大江戸線に加え、西武池袋線・西武有楽町線(東京メトロ副都心線直通)の計3路線が利用でき、新宿・池袋・渋谷の三大副都心すべてへ乗り換えなしでアクセスできる交通結節点です。家賃は6万円台と沿線でも屈指のリーズナブルさ。駅前にはスーパーや商店街が充実し、日常の買い物に困りません。新宿まで約15分と通勤時間も実用的で、コスパ重視の一人暮らしには最適な選択肢です。

詳しくは練馬区の住みやすさガイドをご覧ください。

第4位

牛込神楽坂駅(E-05 環状部)

家賃相場 約9.0万円 新宿区 新宿から約43分(環状経由)

神楽坂エリアの静かな住宅街に位置する大江戸線単独駅。近隣の飯田橋駅(徒歩10分圏)を加えると5路線が利用可能になる隠れた好立地です。新宿区アドレスでありながら9万円台の家賃は、神楽坂の石畳の風情と落ち着いた暮らしを考えれば高いコストパフォーマンス。フランス人居住者も多い国際色豊かな街並みに、老舗料亭からカジュアルビストロまで多彩な飲食店が並びます。

詳しくは新宿区の住みやすさガイドをご覧ください。

第5位

光が丘駅(E-01)

家賃相場 約7.3万円 練馬区 新宿から約21分

大江戸線の始発駅であり、朝の通勤時間帯でも着席乗車がしやすい最大の魅力を持つ駅です。光が丘公園(約60ha)の広大な緑が日常に溶け込み、IMAショッピングセンターなど大規模商業施設も駅直結。計画的に開発されたニュータウンならではの整った街並みと充実のインフラに加え、大江戸線の延伸(光が丘〜大泉学園町・2040年頃開業目標)が正式に検討段階に入ったことで将来性にも注目が集まっています。

詳しくは練馬区の住みやすさガイドをご覧ください。

5沿線の再開発・将来性

築地市場跡地 ― 総事業費約9,000億円の超大型プロジェクト

築地市場駅(E-18)に隣接する旧築地市場跡地では、三井不動産を代表とする企業グループ「ONE PARK × ONE TOWN」による巨大再開発が進行中です。約5万人収容の屋内全天候型スタジアム、高さ210mのオフィスタワー、ホテル、商業施設など計7棟で構成され、基盤整備が2026年度に着工、2030年代前半の段階的開業を目指しています。全体完成は2038年度を予定しており、2040年代にかけて東京の新たなランドマークとなることは間違いありません。沿線の築地市場・勝どき・月島エリアへの波及効果は絶大で、中長期的な資産価値の押し上げが見込まれます。

HARUMI FLAG ― 約12,000人が暮らす新しい街

勝どき駅(E-17)徒歩圏のHARUMI FLAG(晴海フラッグ)は、2024年の板状棟入居開始に続き、2025年9月にはSKY DUO(地上50階ツインタワー・計1,455戸)の入居がスタートし、全24棟・5,632戸の街がいよいよ完成形に近づいています。約12,000人が暮らす都内有数の大規模複合開発として、エリア全体の商業・交通インフラがさらに充実していく見込みです。

大江戸線延伸 ― 光が丘〜大泉学園町(約4 km・3駅新設)

2025年10月、東京都は都営大江戸線の延伸に関する検討状況を正式に公表しました。光が丘駅から北西に約4 km延伸し、土支田・大泉町・大泉学園町(いずれも仮称)の3駅を新設する計画で、総事業費は約1,600億円。2040年頃の開業を想定しています。開業後40年以内に累積損益が黒字化するとの試算結果も示され、事業化に向けた国・練馬区との調整が進んでいます。延伸が実現すれば練馬区北西部の鉄道空白地帯が解消され、沿線全体の利便性が一段と向上します。

新宿駅西口グランドターミナル構想

大江戸線の新宿駅・新宿西口駅・都庁前駅が位置する新宿エリアでは、小田急百貨店跡地を中心とした西口地区再開発(地上48階・約260m)が2029年の竣工を目指して工事が進行中。2046年の全体完成を見据えたグランドターミナル構想のもと、新宿の街が大きく生まれ変わろうとしています。

六本木・虎ノ門エリア

六本木駅(E-23)周辺では、六本木ヒルズに続くさらなる都市再生プロジェクトが計画段階にあります。また、徒歩圏の虎ノ門エリアでは虎ノ門ヒルズステーションタワーが2023年に竣工済みで、国際的なビジネス拠点としての地位を固めつつあります。

6都営大江戸線はこんな方におすすめ

新宿・六本木・汐留エリアに通勤する方 ― 大江戸線は新宿を中心に六本木・大門・汐留といった主要オフィスエリアへダイレクトにアクセス。練馬区からでも15〜25分圏内です。

都内のどこへでもフレキシブルに移動したい方 ― 環状部で都心をぐるりと一周し、主要ターミナルの「間」を埋める独自の路線網は、複数の勤務先や取引先を回るビジネスパーソンに最適です。

家賃を抑えつつ都心直結を実現したい単身者 ― 放射部の練馬区エリアなら6万円台前半からワンルームが見つかります。光が丘始発なら着席通勤も可能です。

湾岸エリアの未来に投資したい方 ― 勝どき・月島・築地市場周辺は、HARUMI FLAGの完成と築地跡地再開発により今後10〜15年で劇的に変貌するエリア。将来の資産価値上昇を見据えた住まい選びにおすすめです。

下町情緒を楽しみながら暮らしたい方 ― 両国・蔵前・清澄白河・門前仲町など環状部東側には、江戸の歴史と最新カルチャーが共存する魅力的な街が点在しています。

7まとめ・お問い合わせ

都営大江戸線は、全38駅・40.7 kmという都内地下鉄最長の路線を誇り、六本木や麻布十番の華やかさ、月島や勝どきのウォーターフロント、両国や蔵前の下町情緒、練馬や光が丘の落ち着いた住宅街と、1本の路線で東京のあらゆる表情を味わえる唯一無二の存在です。

2024年度の混雑率は155%ですが、環状部では分散されるため実感はやや緩やか。築地市場跡地の9,000億円再開発、HARUMI FLAGの完成、光が丘延伸計画、新宿グランドターミナル構想と、沿線の将来性は東京の地下鉄の中でもトップクラスです。マゼンタのラインカラーが象徴する華やかさと力強さを持つ大江戸線沿線で、あなたにぴったりの住まいを見つけてみませんか。

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免責事項:本記事に記載の家賃相場はSUUMO(2026年1月時点)の公開データに基づく目安であり、実際の賃料は物件の条件・築年数・階数・設備等により異なります。混雑率データは国土交通省「都市鉄道の混雑率調査(2024年度実績)」に基づきます。再開発情報は各事業者・行政の公表資料に基づいていますが、計画の変更・延期の可能性があります。本記事の情報は2026年2月時点のものであり、最新の情報は各公式サイトにてご確認ください。

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