東武東上線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】

武東上線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】

東武東上線沿線ガイド|家賃相場・通勤・再開発【2026年版】

東武東上線は、豊島区・池袋を起点に、板橋区・和光市・朝霞市・川越市を経て埼玉県大里郡寄居町までを結ぶ全長75.0 kmの大動脈です。ラインカラーは深い紺色(路線記号 TJ)。和光市駅で東京メトロ有楽町線・副都心線、さらに東急東横線・みなとみらい線へ直通するネットワークを持ち、池袋のみならず有楽町・新宿三丁目・渋谷・横浜方面にも乗り換えなしでアクセスできます。

沿線最大のキャラクターは「都市と観光が一本で繋がる」こと。板橋エリアの商店街文化、和光市・志木の落ち着いた住宅街、小江戸・川越の蔵造りの町並み、そして奥武蔵の自然——池袋から30分圏内で手頃な家賃を実現しながら、休日はそのまま観光地へ出かけられる「オンとオフの切り替え力」こそ東上線の魅力です。2026年には新型車両90000系がデビューし、大山駅の高架化・池袋西口6.1 ha超の超大型再開発も進行中。今、最も将来性に注目が集まる路線のひとつです。

路線の基本情報

運営事業者東武鉄道(路線記号 TJ)
区間池袋(TJ01)〜 寄居(TJ38)
営業距離 / 駅数75.0 km / 38駅
運賃(池袋〜川越)IC 481円(きっぷ 490円)/約29.5 km
編成8両・10両
列車種別TJライナー・川越特急・快速急行(Fライナー)・急行・準急・普通
直通路線東京メトロ有楽町線・副都心線 → 東急東横線・みなとみらい線(Fライナー)
開業1914年5月1日(全線開通 1925年7月10日・2025年全線100周年)

沿線の家賃相場比較(1R/1K/1DK 平均)

出典:SUUMO 2026年1月10日更新・駅徒歩15分以内の掲載物件より独自集計。正確性は保証されません。

駅名所在地平均家賃池袋まで
池袋豊島区約7.5万円
大山板橋区約7.0万円約6分
ときわ台板橋区約6.5万円約9分
成増板橋区約5.6万円急行約12分
和光市和光市約5.8万円急行約14分
朝霞台朝霞市約4.7万円急行約18分
志木新座市約4.7万円急行約20分
ふじみ野ふじみ野市約4.6万円急行約24分
川越川越市約5.2万円急行約33分
坂戸坂戸市約3.2万円急行約44分
東松山東松山市約3.5万円急行約55分
武蔵嵐山嵐山町約2.2万円約70分

池袋を100%とすると、板橋区の成増で約75%、和光市〜朝霞台で約63〜77%、川越で約69%、坂戸以遠では40%台にまで家賃が下がります。注目は朝霞台〜志木エリアの4万円台後半。急行で池袋18〜20分という通勤圏でありながら、都内23区内ではまず見つからない価格帯です。川越駅は観光拠点としての需要もあり、周辺と比べてやや高めの5.2万円ですが、それでも都心の半額以下というコスト競争力があります。

通勤・通学の利便性(混雑率・所要時間)

2024年度の国土交通省調査によると、東武東上線の朝ラッシュ最混雑区間は北池袋→池袋(7:40〜8:40)で混雑率129%です。これは東京圏31主要区間の平均139%を10ポイントも下回る数値で、「新聞を広げて読める」150%の目安を大幅にクリアしています。和光市駅で有楽町線・副都心線方面へ乗客が分散するため、池袋方面の車内は意外なほど余裕があります。

主要区間の所要時間(日中ダイヤ目安)

区間急行川越特急/TJライナー
成増 → 池袋約12分
和光市 → 池袋約14分
朝霞台 → 池袋約18分
川越 → 池袋約33分川越特急 約26分
川越 → 池袋(TJライナー)約26分(座席指定料金 大人480円)
和光市 → 渋谷(Fライナー副都心線直通)約25分(乗換なし)
和光市 → 有楽町(有楽町線直通)約30分(乗換なし)

主要乗換ポイント

池袋駅は東京有数のメガターミナル。JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東京メトロ丸ノ内線・有楽町線・副都心線、西武池袋線に乗り換え可能で、都心のほぼすべてのエリアへ1回以内の乗換で到達できます。和光市駅は有楽町線・副都心線直通のキーステーション。池袋を経由せずに飯田橋・市ヶ谷・有楽町方面、あるいは渋谷・横浜方面へダイレクトにアクセスできるため、和光市始発の着席通勤を狙う利用者にも人気です。朝霞台駅はJR武蔵野線・北朝霞駅と徒歩約1分で接続し、南越谷・武蔵浦和・海浜幕張・西船橋方面への乗り換えに利用されます。川越駅ではJR川越線(埼京線直通)に乗り換えでき、大宮・新宿方面にもアクセスが広がります。

おすすめ駅 TOP 5

❶ 成増(約5.6万円/急行12分)

板橋区の最西端に位置し、池袋まで急行12分というアクセス力を持ちながら5万円台の家賃を実現する”コスパ最強駅”。東京メトロ副都心線・有楽町線の地下鉄成増駅も徒歩圏で、渋谷・有楽町にも乗り換えなしで到達。駅前にはスーパーや飲食店が充実し、生活利便性の高さが光ります。板橋区の住環境については板橋区ガイドもご参照ください。

❷ 和光市(約5.8万円/急行14分・始発あり)

有楽町線・副都心線の始発駅で、朝の着席通勤が叶う唯一無二のポジション。池袋14分、渋谷25分、有楽町30分──3方面に座って通える利便性は沿線随一です。駅前の北口再開発計画も進行中で、今後の資産価値向上にも期待が集まります。家賃5万円台後半は都内近接エリアとして破格です。

❸ 朝霞台(約4.7万円/急行18分・JR武蔵野線接続)

JR武蔵野線・北朝霞駅と至近の乗換ターミナル。池袋18分に加え、武蔵野線経由で南越谷・武蔵浦和・海浜幕張へもダイレクトにアクセスでき、通勤先の選択肢が広い駅です。東武鉄道は中期経営計画で朝霞台に駅ビルを整備する方針を明らかにしており、今後の街の変化に注目。4万円台の家賃は交通力を考えると驚異的な水準です。

❹ 川越(約5.2万円/急行33分・川越特急26分)

「小江戸」の愛称で知られる観光都市の玄関口。蔵造りの街並みや菓子屋横丁は週末の散策にぴったりで、暮らしながら観光地の空気を楽しめるのは東上線ならでは。川越特急なら池袋まで26分(追加料金なし)、JR川越線で大宮・新宿方面にもアクセス可能。エミテラス所沢のような大型商業施設はありませんが、クレアモール商店街を中心に飲食・日用品の利便性は十分です。

❺ 大山(約7.0万円/各停6分)

池袋からわずか2駅ながら、全長560 mのハッピーロード大山商店街が誇るディープな生活圏が最大の魅力。現在、駅周辺では連続立体交差事業(高架化・2030年度完成予定)と「大山町クロスポイント」再開発が同時進行中で、地上25〜26階のツインタワーも竣工済み。板橋区の住環境の詳細は板橋区ガイドをご覧ください。高架化完了後は踏切が解消され、街の回遊性と不動産価値の向上が見込まれます。

沿線の再開発・将来性

池袋駅西口 超大型再開発

池袋駅西口地区では約6.1 haを街区再編する国内有数の大規模再開発プロジェクトが進行中です。2024年10月に都市計画が決定され、東武鉄道が池袋駅直上の約1.6 haで単独施行する計画と合わせ、東武百貨店の建て替えを含む街全体の再構築が予定されています。2030年度から段階的に工事が始まり、2043年度の完成を目指す長期プロジェクトで、豊島区エリア全体の価値を大きく引き上げるポテンシャルを秘めています。なお、2026年3月14日にはマルイ跡地の超高層複合ビル「IT tower TOKYO」(地上27階・高さ140 m)も開業予定です。

大山駅付近 連続立体交差事業

東京都と東武鉄道が2022年に施行協定を締結し、大山駅付近の高架化工事が本格化しています。2030年度の完成を目指し、事業区間内の踏切を解消。あわせて「大山町クロスポイント周辺地区」再開発では地上25〜26階建てのツインタワーレジデンス(シティタワーズ板橋大山・計327戸)が竣工済みのほか、「ピッコロ・スクエア周辺地区」でも2025年秋着工・2030年末完成予定の大規模複合再開発が控えています。

朝霞台駅ビル計画&和光市駅北口再開発

東武鉄道は2027年度までのグループ中期経営計画で、朝霞台駅に駅ビルを整備する方針を公表しています。沿線4番目の乗降客数を誇るポテンシャルを生かし、商業・生活サービス機能の集約が期待されます。また、和光市駅北口でも再開発構想が進んでおり、始発駅のターミナル機能強化と合わせて沿線価値の底上げが図られます。

新型車両 90000系 デビュー

2026年春、東上線に新型車両「90000系」がデビューします。日立製作所製で、現行の9000系を置き換える形で7編成以上の導入が予定されており、さらに10000系の一部も順次代替される見込みです。最新のVVVFインバータ制御により消費電力を大幅に削減し、車内設備もフルカラーLED案内や幅広座席で快適性が向上。沿線の通勤体験がアップグレードされます。

こんな方におすすめ

池袋・有楽町・丸の内エリアへの通勤で家賃を大幅に抑えたいシングル。副都心線直通で渋谷・新宿三丁目・横浜方面にも乗り換えなしで通いたいDINKS。和光市始発で座って通勤しながら、週末は川越の蔵造りの街並みを散策したいファミリー。TJライナーで快適着席通勤を楽しみたいリモートワーカー。東武東上線は「都心アクセス×コストパフォーマンス×沿線の豊かさ」を三位一体で実現できる、まさに”ちょうどいい”路線です。

まとめ・お問い合わせ

東武東上線は池袋から30分圏内で4〜5万円台の家賃を実現しつつ、副都心線・有楽町線への直通で渋谷・有楽町方面へも乗り換えなしでアクセスできる、首都圏屈指のコストパフォーマンス路線です。朝ラッシュの混雑率は129%と東京圏平均を大幅に下回り、TJライナーや川越特急など快適な着席サービスも充実。大山駅の高架化・池袋西口の超大型再開発・新型90000系の投入と、今後5〜10年で沿線の姿が大きく変わるタイミングでもあります。「住みやすさ」と「将来性」の両面で、いま最も注目したい路線のひとつです。

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※本記事の家賃データはSUUMO(2026年1月10日更新)に掲載された物件を基にした独自集計であり、正確性を保証するものではありません。混雑率は国土交通省「令和6年度 都市鉄道の混雑率調査結果」に基づきます。所要時間は各社公式ダイヤおよびNAVITIME・ジョルダン等を参照した日中ダイヤの目安です。運賃はIC運賃(2026年2月時点)。再開発情報は2026年2月時点の公表資料に基づいており、今後変更される可能性があります。各区の治安・子育て・スポット等の詳細は、豊島区板橋区練馬区の住みやすさガイドをご参照ください。

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