東武亀戸線沿線の住みやすさ完全ガイド|家賃相場・通勤時間・おすすめ駅TOP5【2026年版】

東武亀戸線沿線の住みやすさ完全ガイド【2026年版】
亀戸と曳舟をわずか8分で結ぶ東武亀戸線は、全長3.4km・全5駅という東京屈指のミニ路線です。ラインカラーは落ち着いた■ ゴールド(#C7A367)。1904年(明治37年)に開業し、120年以上にわたって墨田区と江東区の下町生活を支え続けてきました。2両編成の電車がのんびり走る光景は「都心から一番近いローカル線」とも称され、温かみのある沿線の雰囲気が住む人の心をつかんで離しません。本記事では、路線ならではの視点に特化して亀戸線沿線の魅力をお届けします。
路線の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 東武鉄道株式会社 |
| 路線記号/ラインカラー | TS / ■ ゴールド(#C7A367) |
| 区間 | 亀戸(TS 44)― 曳舟(TS 04) |
| 駅数 | 5駅(亀戸・亀戸水神・東あずま・小村井・曳舟) |
| 営業キロ | 3.4 km |
| 所要時間(全線) | 約 8 分 |
| 運行形態 | 2両編成(ワンマン運転)、日中約10分間隔 |
| 運賃(亀戸→曳舟) | IC 160円 |
| 使用車両 | 8000系(2025年1月より10000系も運用開始) |
| 開業 | 1904年(明治37年)4月5日 |
東武亀戸線は全線が墨田区と江東区の2区内に収まるコンパクトな路線です。短い路線ゆえに各駅間は徒歩でも移動でき、沿線全体がひとつの生活圏として機能している点が大きな特徴です。2025年3月のダイヤ改正では、日中の運転間隔が安定化し、よりスムーズな運行が実現しています。
沿線の家賃相場比較
亀戸線5駅の家賃相場を、1R〜1Kの間取りで比較しました。全駅が東京23区内にありながら、都心部と比べて手頃な水準に収まっています。
| 駅名 | 家賃相場(1R〜1K) | 亀戸まで | 特徴キーワード |
|---|---|---|---|
| 亀戸 | 約 8.5万円 | ― | JR総武線接続、大型商業施設集積 |
| 亀戸水神 | 約 7.5万円 | 約 2分 | 亀戸天神至近、静かな住宅街 |
| 東あずま | 約 7.0万円 | 約 4分 | 沿線最安値、穴場の下町エリア |
| 小村井 | 約 7.9万円 | 約 6分 | 曳舟に近い利便性、梅園で有名 |
| 曳舟 | 約 7.7万円 | 約 8分 | 東武スカイツリーライン接続、再開発進行中 |
最安値は東あずま駅の約7.0万円。亀戸や曳舟といったターミナル駅より約1万円ほど抑えられます。どの駅もJR総武線「亀戸」やスカイツリーライン「曳舟」へ数分でアクセスでき、家賃と利便性のバランスに優れた路線です。
※家賃データ出典:SUUMO 2026年1月調査、Homemate 2026年2月データを参考に作成。物件の築年数・設備により実際の賃料は異なります。
通勤・通学の利便性
亀戸線そのものは短距離路線ですが、両端のターミナル駅から主要路線に乗り換えることで都心各所へスムーズに到達できます。
| 出発駅 | 行き先 | 所要時間(平日朝) | ルート |
|---|---|---|---|
| 亀戸 | 東京駅 | 約 22分 | JR総武線快速 |
| 亀戸 | 秋葉原 | 約 10分 | JR総武線各停 |
| 亀戸 | 新宿 | 約 28分 | JR総武線→中央線 |
| 亀戸 | 大手町 | 約 20分 | JR→東京メトロ半蔵門線(錦糸町乗換) |
| 曳舟 | 浅草 | 約 4分 | 東武スカイツリーライン |
| 曳舟 | 北千住 | 約 10分 | 東武スカイツリーライン |
| 曳舟 | 渋谷 | 約 30分 | 押上乗換→東京メトロ半蔵門線 |
| 曳舟 | 押上(スカイツリー前) | 約 2分 | 東武スカイツリーライン(1駅) |
ラッシュ時の混雑について――東武亀戸線は国土交通省の「主要区間混雑率調査」の対象路線には含まれていません。大都市交通センサス(国土交通省・平成27年度)によると、最も通過人員が多い区間は上り「亀戸水神→東あずま」の約10,146人/日。2両編成の小規模路線ですが、8分で終点に着くため乗車時間自体が短く、通勤ストレスは比較的軽微です。亀戸駅でJR総武線に乗り換える利用者が多く、ラッシュ時のピーク集中も分散されています。
乗り換えの利便性
わずか5駅の路線ながら、両端の駅で複数路線に接続しているのが亀戸線の強みです。
亀戸駅(JR総武線)――JR総武線の快速・各停に乗り換え可能です。快速利用なら東京駅へ約22分、錦糸町駅で東京メトロ半蔵門線に乗り換えれば大手町・渋谷方面へもスムーズ。亀戸線ホームとJRホームは同じ駅構内にあるため、乗り換えの移動距離が短いのも好ポイントです。
曳舟駅(東武スカイツリーライン)――浅草・北千住・東武動物公園方面のスカイツリーライン急行が停車します。また、徒歩約3分の距離に京成押上線「京成曳舟駅」があり、押上駅では東京メトロ半蔵門線・都営浅草線にも接続。成田空港や羽田空港方面へのアクセスルートとしても活用できます。
このように、亀戸線を「JR網」と「東武・東京メトロ網」をつなぐ短絡路線として使うことで、移動の選択肢が大幅に広がります。
おすすめ駅 TOP5
第1位:亀戸駅
JR総武線との接続ターミナルで、沿線最大の商業集積を誇ります。「カメイドクロック」(2022年開業・136テナント)や「アトレ亀戸」(2024年秋増床リニューアル)が駅前に揃い、日常の買い物から休日のショッピングまで完結。亀戸天神の藤まつりなど下町の風情も残る、利便性と情緒のバランスが光る駅です。家賃1R〜1K約8.5万円。
第2位:曳舟駅
東武スカイツリーラインの急行停車駅で、浅草まで約4分、北千住まで約10分と抜群のアクセス。駅前ではUR都市機構主導の大規模再開発(14階建・240戸・2032年度竣工予定)が始動し、今後のエリア価値上昇が期待されます。タワーマンション群がすでに立ち並ぶ新しい街並みと、キラキラ橘商店街の下町風景が共存するユニークな環境です。家賃1R〜1K約7.7万円。
第3位:東あずま駅
沿線最安の家賃約7.0万円を誇る穴場駅。駅周辺は静かな住宅街で、生活に必要なスーパーやコンビニはしっかり揃っています。亀戸駅まで約4分、曳舟駅まで約4分と路線の中間に位置し、どちらのターミナルにも出やすい”いいとこ取り”が可能。コストを最優先する単身者・学生に特におすすめです。
第4位:亀戸水神駅
亀戸天神社の最寄り駅として知られ、藤棚や梅の季節には多くの参拝客で賑わいます。駅前は落ち着いた住宅街で、大通りの喧騒から一歩離れた暮らしやすさが魅力。亀戸駅まで約2分と至近のため、商業施設は亀戸駅前を活用できます。家賃1R〜1K約7.5万円と亀戸より1万円ほどお得です。
第5位:小村井駅
曳舟に近い立地で、再開発の恩恵をいち早く受けられるポテンシャル駅。「小村井梅園」は春先の隠れた名所で、地域に根づいた温かいコミュニティがあります。曳舟まで約2分のためスカイツリーライン急行へのアクセスも良好。家賃1R〜1K約7.9万円は曳舟とほぼ同水準ながら、駅前の落ち着きで差別化されています。
沿線の再開発・将来性
東武曳舟駅前地区再開発――UR都市機構は2025年12月、東武曳舟駅東口約1.7haを対象に市街地再開発事業のパートナー募集を開始しました。計画では地上14階・高さ約45mの複合ビル(共同住宅240戸+商業施設)が建設される予定で、2032年度の竣工を目指しています。墨田区のまちづくり方針でも、曳舟は北部地域の広域拠点に位置づけられています。
Brillia 曳舟(防災街区整備事業)――東向島二丁目では木造密集地域の解消を目的とした防災街区整備事業が進行中。曳舟駅徒歩4分の立地に新たな分譲マンション「Brillia 曳舟」が着工しており、エリアの安全性と資産価値の向上が見込まれます。
亀戸駅周辺の充実――サンストリート亀戸跡地に2022年オープンした「カメイドクロック」(プラウドタワー亀戸クロス 25階建・934戸)は、駅前の風景を一新しました。2024年秋には「アトレ亀戸」が開業45年で初の大規模増床リニューアルを完了。江東区の拠点駅としての存在感がさらに高まっています。
放射32号線(押上区間)道路拡幅――亀戸線の踏切道拡幅工事が2026年3月末の完了を目指して進行中です。道路インフラの整備は沿線の安全性向上に加え、将来的なバス路線の充実にもつながる可能性があります。
墨田区の公示地価は2025年時点で前年比+10.1%と23区内でもトップクラスの上昇率を記録しており、亀戸線沿線の不動産価値も中長期的な上昇トレンドにあるといえるでしょう。
こんな方におすすめ
家賃を抑えて23区内に住みたい単身者――東あずま駅なら1R〜1Kが約7.0万円。東京駅まで30分圏内ながら都心5区より大幅にコストダウンでき、浮いた分を貯蓄や趣味に回せます。
下町の温かさに惹かれる方――商店街の人情味、路地裏の猫、2両編成ののんびりした車窓。大規模路線にはない「顔の見える暮らし」が亀戸線沿線の持ち味です。
再開発エリアの将来性に注目する投資家――曳舟駅前再開発(2032年度竣工予定)や墨田区の地価上昇トレンドを追い風に、中長期的な資産価値の向上が期待できます。
複数路線を使い分けたい通勤者――亀戸でJR総武線、曳舟で東武スカイツリーライン。2つのターミナルを自在に使い分けて、遅延時のリスク分散も図れます。
まとめ
東武亀戸線は、たった3.4kmの短い路線ながら、東京下町の魅力をぎゅっと凝縮した唯一無二の暮らしのフィールドです。家賃7.0〜8.5万円という23区内としてはリーズナブルな水準、亀戸と曳舟という2つのターミナルから広がる都心アクセス、そして曳舟駅前を中心に進む再開発による将来性――「コスパ」「利便性」「将来性」の三拍子が揃った注目路線です。
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出典・参考情報:SUUMO(2026年1月)、Homemate(2026年2月)、国土交通省「第12回大都市交通センサス」(平成27年度)、東武鉄道公式サイト、UR都市機構プレスリリース(2025年12月)、墨田区「東武曳舟駅周辺地区まちづくり方針」(2026年1月)
免責事項:本記事の情報は2026年2月時点のものです。家賃相場・運賃・所要時間・再開発スケジュール等は変動する可能性がありますので、最新情報は各公式サイトにてご確認ください。本記事は特定の物件の購入・賃借を推奨するものではありません。