東急田園都市線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド【2026年版】|渋谷〜中央林間 全27駅を徹底比較

🟢 東急田園都市線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド【2026年版】
ラインカラー「グリーン(#20a288)」が印象的な東急田園都市線は、渋谷区の渋谷駅から神奈川県大和市の中央林間駅までを結ぶ全27駅・31.5 km の路線です。渋谷駅から東京メトロ半蔵門線に直通し、表参道・永田町・大手町方面へ乗り換えなしでアクセスできることから、ファミリー層からシングルまで幅広い世代に根強い人気を誇ります。
緑豊かな住宅地を貫く田園都市線は、沿線全体に「暮らしやすさ」を追求した都市設計が行き渡っている点が最大の特長です。本記事では路線全体を俯瞰し、家賃相場から混雑率、再開発プロジェクトまで2026年最新データで解説します。
路線の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営事業者 | 東急電鉄 |
| 路線記号 | DT |
| ラインカラー | グリーン(#20a288) |
| 区間 | 渋谷(DT01)〜 中央林間(DT27) |
| 駅数 | 27駅 |
| 営業キロ | 31.5 km |
| 軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
| 電化方式 | 直流 1,500 V・架空電車線方式 |
| 開業日 | 1966年4月1日(溝の口〜長津田) 全線開業:1984年4月9日(つきみ野〜中央林間) |
| 直通運転 | 東京メトロ半蔵門線 ⇔ 東武スカイツリーライン(久喜・南栗橋方面) |
| 車両 | 2020系(10両編成×30本=300両)ほか |
| 編成両数 | 全列車 10両編成 |
| 列車種別 | 急行・準急・各駅停車 |
| 全区間所要時間 | 急行 約37分 / 各停 約56分(渋谷〜中央林間) |
| 運賃(IC) | 140〜381円(渋谷〜中央林間:381円) |
| 通勤定期(1か月) | 4,990〜14,170円(渋谷〜中央林間:14,170円) |
※運賃は2026年2月時点の東急電鉄公式サイトに基づきます。
田園都市線は渋谷から二子玉川までの約9.4 kmが地下区間、多摩川を渡った二子玉川以西が地上区間となっています。急行停車駅は渋谷・三軒茶屋・二子玉川・溝の口・鷺沼・たまプラーザ・あざみ野・青葉台・長津田・南町田グランベリーパーク・中央林間の11駅です。溝の口では東急大井町線への直通列車も運行されており、自由が丘・大井町方面へのアクセスも良好です。
沿線の家賃相場比較
以下はワンルーム・1K(単身向け)を中心とした各駅の平均家賃です。渋谷に近い都心側が高く、神奈川エリアに入ると急速にコストが下がるグラデーションが田園都市線の大きな特徴です。
| 駅名 | 所在地 | 家賃相場 (1R〜1K) | 渋谷からの 所要時間 |
|---|---|---|---|
| 渋谷(DT01) | 渋谷区 | 約11.4万円 | ― |
| 池尻大橋(DT02) | 目黒区 | 約8.6万円 | 約2分 |
| 三軒茶屋(DT03) | 世田谷区 | 約7.9万円 | 約5分 |
| 駒沢大学(DT04) | 世田谷区 | 約7.8万円 | 約7分 |
| 桜新町(DT05) | 世田谷区 | 約7.5万円 | 約10分 |
| 用賀(DT06) | 世田谷区 | 約7.2万円 | 約12分 |
| 二子玉川(DT07) | 世田谷区 | 約7.2万円 | 約11分(急行) |
| 溝の口(DT10) | 川崎市高津区 | 約7.0万円 | 約14分(急行) |
| 鷺沼(DT14) | 川崎市宮前区 | 約6.2万円 | 約18分(急行) |
| たまプラーザ(DT15) | 横浜市青葉区 | 約6.2万円 | 約21分(急行) |
| あざみ野(DT16) | 横浜市青葉区 | 約5.8万円 | 約22分(急行) |
| 青葉台(DT20) | 横浜市青葉区 | 約5.5万円 | 約26分(急行) |
| 長津田(DT22) | 横浜市緑区 | 約5.0万円 | 約30分(急行) |
| 南町田GP(DT25) | 町田市 | 約4.5万円 | 約33分(急行) |
| 中央林間(DT27) | 大和市 | 約4.0万円 | 約37分(急行) |
※出典:SUUMO 家賃相場情報(2026年1月10日時点)。平均値は時期により変動します。
渋谷〜用賀までの都内地下区間は7万円台後半〜11万円台が中心ですが、多摩川を越えた溝の口以遠は6万円台〜4万円台まで下がります。たとえば渋谷まで急行21分のたまプラーザなら約6.2万円と、都心アクセスと家賃のバランスが非常に優れています。
通勤・通学の利便性
混雑率
国土交通省が発表した最新データ(2024年度)によると、田園都市線の最混雑区間は池尻大橋→渋谷で、混雑率は133 %です。朝ラッシュのピークは渋谷着7:50〜8:50ごろで、2分間隔で10両編成が運行されます。2015年度の185 %と比較すると大幅に改善されており、テレワーク定着やダイヤ改正の効果が大きく表れています。首都圏平均(139 %)と比較してもやや下回る水準であり、かつてのイメージより通勤環境は快適になりつつあります。
なお、準急を選ぶと二子玉川〜渋谷間で各駅に停車するため急行より混雑が分散する傾向があります。また溝の口以西から座って通勤したい場合は、大井町線経由で大井町方面に向かうルートを利用する方も増えています。
主要駅間の所要時間と運賃
| 区間 | 所要時間(急行) | 所要時間(各停) | 運賃(IC) |
|---|---|---|---|
| 渋谷 → 二子玉川 | 約11分 | 約17分 | 227円 |
| 渋谷 → 溝の口 | 約14分 | 約23分 | 250円 |
| 渋谷 → たまプラーザ | 約21分 | 約35分 | 288円 |
| 渋谷 → 青葉台 | 約26分 | 約42分 | 309円 |
| 渋谷 → 長津田 | 約30分 | 約46分 | 347円 |
| 渋谷 → 中央林間 | 約37分 | 約56分 | 381円 |
| 二子玉川 → 大手町 (半蔵門線直通) | 約28分(直通各停) | 398円 (東急+メトロ合算) | |
| たまプラーザ → 大手町 (半蔵門線直通) | 約40分(直通急行) | 519円 (東急+メトロ合算) | |
※所要時間はNAVITIME・ジョルダン(2026年2月検索)を参考にした目安です。時間帯やダイヤにより変動します。
乗り換え利便性 ─ 主な接続ポイント
田園都市線は27駅中10駅以上で他路線と接続しており、乗り換えの選択肢が豊富です。特に渋谷駅では半蔵門線直通のほか、JR各線・銀座線・副都心線・京王井の頭線など多数の路線へ乗り換えることができ、東京都内のほぼ全域へ1回の乗換でアクセスできます。
| 駅名 | 接続路線 |
|---|---|
| 渋谷 | 東京メトロ半蔵門線(直通)・銀座線・副都心線 / JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン / 京王井の頭線 / 東急東横線 |
| 三軒茶屋 | 東急世田谷線 |
| 二子玉川 | 東急大井町線 |
| 溝の口 | 東急大井町線 / JR南武線(武蔵溝ノ口駅) |
| 鷺沼 | (急行始発設定あり) |
| あざみ野 | 横浜市営地下鉄ブルーライン |
| 長津田 | JR横浜線 / 東急こどもの国線 |
| 南町田GP | (グランベリーパーク直結) |
| 中央林間 | 小田急江ノ島線 |
あざみ野で横浜市営地下鉄ブルーラインに乗り換えれば横浜・新横浜方面へもスムーズです。また中央林間で小田急線に接続し、藤沢・江ノ島方面や新宿方面へのダブルアクセスが実現する点も、沿線選びの大きなメリットです。
おすすめ駅 TOP5
第1位:二子玉川(DT07)── 自然と都市が融合するハイブリッドタウン
渋谷まで急行11分と都心アクセス抜群ながら、多摩川河川敷の緑と「二子玉川ライズ」の都市機能を両立。1R〜1K平均約7.2万円は世田谷区内としてはリーズナブルです。大井町線にも直結し、自由が丘・大井町方面への通勤にも対応。ショッピング・グルメ・自然すべてが徒歩圏に揃う、田園都市線を代表する駅です。世田谷区の詳しい住環境はこちらをご覧ください。
第2位:たまプラーザ(DT15)── 沿線屈指のブランド住宅地
渋谷まで急行21分、家賃は約6.2万円とコストパフォーマンスに優れます。駅直結の「たまプラーザ テラス」には日常の買い物から専門店まで約180店舗が集結。整備された歩行者デッキと美しい街並みは「田園都市線の顔」と呼ばれるにふさわしい環境です。2031年度竣工予定の鷺沼駅前再開発との相乗効果で、さらなる利便性向上が期待されます。
第3位:用賀(DT06)── 穏やかな世田谷ライフを手頃に
渋谷まで各停約12分、家賃は約7.2万円と三軒茶屋より手頃です。砧公園(都立)が徒歩圏にあり、休日は広大な緑地でリフレッシュできます。用賀駅は地下5駅リニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」の対象駅で、今後サステナブルで快適な駅空間に生まれ変わる予定。首都高用賀ICに近く、車を使うライフスタイルにも対応できます。世田谷区の詳細はガイドをご覧ください。
第4位:溝の口(DT10)── 急行停車×JR南武線のダブルアクセス
渋谷まで急行14分、JR南武線(武蔵溝ノ口)で川崎・立川方面にもアクセス可能なターミナル駅です。1R〜1K平均約7.0万円は、急行停車駅としてはかなりお得。駅南口では地上24階建てタワーマンション「(仮称)溝の口南口計画」(2029年竣工予定、127戸)や、東急リバブルによる地上19階の新築マンション計画が進行中で、駅前の利便性が大幅に高まる見込みです。
第5位:南町田グランベリーパーク(DT25)── 駅直結アウトレットと公園の街
2019年に駅名を改称し、大規模商業施設「グランベリーパーク」(約220店舗・営業面積約51,000㎡)と鶴間公園が駅と一体で再開発されたニュータウンです。家賃は約4.5万円と沿線最安水準ながら、急行停車駅で渋谷まで約33分。東急は分譲マンション「ドレッセ」シリーズを複数棟同時販売中で、今後もまちの成長が見込まれます。町田市の住みやすさガイドもあわせてご覧ください。
沿線の再開発・将来性
田園都市線沿線では、起点の渋谷をはじめ複数の大型プロジェクトが同時進行しています。2026年以降も次々に竣工・開業が予定されており、沿線価値はさらに高まることが見込まれます。
渋谷駅周辺──「100年に一度」の最終章へ
渋谷駅周辺では2012年から続く大規模再開発が最終フェーズに入っています。2023年に開業した「渋谷サクラステージ」(地上39階・30階のツインタワー)に続き、2025年5月には「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」が着工しました。同プロジェクトは2031年度開業予定で、東急百貨店東横店跡地に渋谷最大級の複合施設が誕生します。駅周辺の歩行者デッキやスカイウェイの整備を含め、全体完成は2034年度を見込んでいます。沿線の起点がここまで変わるのは、資産価値の観点でも大きなプラスです。
地下5駅「Green UNDER GROUND」
池尻大橋・三軒茶屋・駒沢大学・桜新町・用賀の地下5駅では、東急電鉄が「サステナブルな地下駅」をテーマとするリニューアルプロジェクトを推進中です。第1弾の駒沢大学駅は2024年10月に店舗が順次開業し、猿田彦珈琲やサーティワンなどが駅構内に出店。第2弾の桜新町駅は2026年夏竣工予定で、木材を使った出入口上家は全国初の取り組みとして注目されています。残る3駅の工事も順次開始される計画です。
鷺沼駅前再開発──川崎市最大級プロジェクト
鷺沼駅南口で「(仮称)鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業」が始動しています。駅前街区には地上32階・高さ約132 mのタワー(住宅約340戸+宮前市民館・図書館)、北街区には地上19階(住宅約110戸+宮前区役所)が建設される予定で、2025年10月に先行着工、駅前街区の完成は2031年度、北街区は2035年度を見込みます。現在は急行停車駅ながら地味な印象の鷺沼ですが、公共施設と住居が一体化することで、「田園都市線の新しい拠点」に生まれ変わります。
藤が丘駅前再整備──病院・商業・住宅の一体開発
横浜市青葉区の藤が丘駅前では、昭和医科大学藤が丘病院の全面建替え(地上14階・584床)と、東急による駅前ショッピングセンターの建替え、新築マンション計画が一体で動き出しました。2025年12月に都市計画決定・土地区画整理事業が認可され、2026年度から準備工事に着手、全体完成は2035年度を見込んでいます。鷺沼と藤が丘は急行1駅の距離にあり、連続的な沿線価値向上が期待されます。
溝の口駅前──ツインタワー計画
溝の口駅南口では、地上24階建てタワーマンション「(仮称)溝の口南口計画」(約127戸、2026年1月着工・2029年竣工予定)と、地上19階の「(仮称)ルジェンテ溝の口」(74戸、2026年3月着工)の2件が計画されており、JR南武線との結節点としての駅前機能が大幅にグレードアップします。
田奈駅・宮崎台駅のリニューアル
東急電鉄は2025年度の設備投資計画で総額482億円を計上し、田奈駅のリニューアル(2026年春竣工予定)、宮崎台駅のホーム・コンコース・駅前広場の刷新(2028年度供用開始予定)にも着手しています。沿線全体を継続的に磨き上げる東急の姿勢は、長期的な住環境の安定を支える大きな材料です。
こんな方におすすめ
渋谷・表参道・大手町方面に通勤する方──半蔵門線直通で乗り換えなし。急行なら溝の口から14分、たまプラーザから21分で渋谷に到着し、そのまま大手町まで直通約40分です。
コスパと利便性を両立させたい単身者──都内で7万円以下を狙うなら用賀・二子玉川エリア、6万円以下ならたまプラーザ〜あざみ野エリア、4万円台なら南町田GP〜中央林間エリアと、予算に合わせた駅選びが容易です。
緑と商業の両方を求めるファミリー層──二子玉川ライズ、たまプラーザテラス、グランベリーパークなど沿線に大規模ショッピング施設が点在し、多摩川・砧公園・鶴間公園と自然環境も充実。教育面では田園都市線沿線の自治体は総じて学校の評価が高く、子育て世帯の支持を集めています。詳しくは世田谷区や各区のガイドをご覧ください。
再開発による資産価値向上に期待する方──渋谷、鷺沼、藤が丘、溝の口など、2026年以降も複数の大型プロジェクトが続々完成。中長期的な不動産価値の上昇ポテンシャルが高い沿線です。
横浜方面・小田急方面にも用事がある方──あざみ野で横浜市営地下鉄ブルーライン、中央林間で小田急江ノ島線に接続し、神奈川県内のネットワークが広がります。長津田からJR横浜線で新横浜・町田方面にも出られるため、新幹線利用にも便利です。
まとめ・お問い合わせ
東急田園都市線は、渋谷から半蔵門線へのシームレスな直通運転と、緑豊かな沿線環境を兼ね備えた都心直結路線です。家賃は都内地下区間の7〜11万円台から、神奈川エリアの4万円台まで幅広く選べ、予算やライフスタイルに合わせた柔軟なエリア選択が可能です。混雑率もピーク時代から大幅に改善し、渋谷の「100年に一度」の再開発、鷺沼のタワーマンション+公共施設計画、地下5駅のリニューアルプロジェクトなど、将来性にも事欠きません。
通勤利便性・住環境・将来性の三拍子が揃った田園都市線沿線で、あなたにぴったりの住まいをぜひ見つけてください。
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免責事項・データ出典
本記事に記載の家賃相場はSUUMO(2026年1月10日時点)の掲載データに基づく平均値であり、実際の募集条件・時期・物件により異なります。混雑率は国土交通省「都市鉄道の混雑率調査結果」(2024年度版)、所要時間はNAVITIME・ジョルダン(2026年2月検索)を参照した目安です。路線基本データは東急電鉄公式サイトおよびWikipediaを参照しています。再開発情報は各事業者のプレスリリース・報道記事に基づき、計画は変更になる場合があります。記事の内容は2026年2月時点の情報であり、最新の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。