東急大井町線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】

東急大井町線 沿線ガイド【2026年版】
大井町〜溝の口 ── 城南の暮らしを彩るオレンジライン
東急大井町線は、品川区の大井町駅から目黒区・世田谷区を経て川崎市の溝の口駅まで全12.4 kmを結ぶ、東急電鉄のオレンジカラー路線です。1927年の開業以来、閑静な住宅地を走る「生活路線」として親しまれてきました。自由が丘・二子玉川など人気タウンを通過し、田園都市線・東横線・目黒線など東急各線との乗り換えが豊富。さらに2024年度の朝ラッシュ混雑率は112%(九品仏→自由が丘、国土交通省調べ)と東京圏平均139%を大きく下回り、快適な通勤環境も大きな魅力です。
路線の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営事業者 | 東急電鉄(路線記号 OM) |
| 区間 | 大井町(OM01)〜 溝の口(OM16) |
| 路線距離 | 12.4 km |
| 駅数 | 16駅(二子新地・高津停車含むと18駅) |
| ラインカラー | オレンジ #F18C43 |
| 運賃(大井町〜溝の口) | IC 250円 / きっぷ 250円 |
| 列車種別 | 急行・各駅停車 |
| 開業 | 1927年7月6日 |
駅別家賃相場(1R/1K/1DK平均)
出典:SUUMO 賃料相場データ(2026年1月10日更新)。各駅名リンク先はSUUMOの該当ページです。
| 駅名 | 所在区 | 家賃相場 | 大井町からの目安 |
|---|---|---|---|
| 大井町 | 品川区 | 約 8.2万円 | ― |
| 下神明 | 品川区 | 約 8.1万円 | 2分 |
| 戸越公園 | 品川区 | 約 8.5万円 | 4分 |
| 中延 | 品川区 | 約 8.1万円 | 5分 |
| 荏原町 | 品川区 | 約 7.5万円 | 7分 |
| 旗の台 | 品川区 | 約 7.7万円 | 8分 |
| 北千束 | 大田区 | 約 7.2万円 | 10分 |
| 大岡山 | 目黒区/大田区 | 約 7.5万円 | 12分 |
| 緑が丘 | 目黒区 | 約 8.0万円 | 14分 |
| 自由が丘 | 目黒区 | 約 7.9万円 | 急行10分 |
| 九品仏 | 世田谷区 | 約 7.3万円 | 17分 |
| 尾山台 | 世田谷区 | 約 6.9万円 | 19分 |
| 等々力 | 世田谷区 | 約 6.7万円 | 20分 |
| 上野毛 | 世田谷区 | 約 7.5万円 | 22分 |
| 二子玉川 | 世田谷区 | 約 7.2万円 | 急行15分 |
| 溝の口 | 川崎市高津区 | 約 7.0万円 | 急行21分 |
沿線全体の相場は約6.7〜8.5万円。大井町〜中延エリア(品川区)が8万円台と高めですが、等々力・尾山台(世田谷区)方面では6万円台後半まで落ち着きます。全線が23区内(+川崎市一部)のため郊外路線ほどの落差はなく、安定した住宅需要が背景にあります。
通勤ラッシュの混雑率と所要時間
国土交通省「令和6年度 都市鉄道の混雑率調査」(公式発表)によると、東急大井町線の最混雑区間は九品仏→自由が丘で、ピーク時間帯(7:30〜8:30)の混雑率は112%です。東京圏の平均139%を27ポイントも下回り、「肩が触れ合わない程度」で乗車できる快適さが際立ちます(出典:Train-Writer)。
| 区間 | 急行 | 各停 |
|---|---|---|
| 大井町 → 自由が丘 | 約10分 | 約15分 |
| 大井町 → 二子玉川 | 約15分 | 約22分 |
| 大井町 → 溝の口 | 約21分 | 約27分 |
急行は旗の台・大岡山・自由が丘・二子玉川に停車し、溝の口から田園都市線へ直通する便もあります。夕方の帰宅ラッシュ時も比較的余裕があり、ストレスの少ない通勤が可能です。
乗り換え便利マップ
大井町線は短い路線ながら、東急各線やJR・地下鉄との接続ポイントが充実しています。
| 駅名 | 乗り換え路線 |
|---|---|
| 大井町 | JR京浜東北線、りんかい線 |
| 中延 | 都営浅草線 |
| 旗の台 | 東急池上線 |
| 大岡山 | 東急目黒線(南北線・三田線直通) |
| 自由が丘 | 東急東横線(副都心線・みなとみらい線直通) |
| 二子玉川 | 東急田園都市線(半蔵門線直通) |
| 溝の口 | 東急田園都市線、JR南武線(武蔵溝ノ口駅) |
大岡山で目黒線に乗り換えれば、永田町・溜池山王方面へも1本。自由が丘では渋谷・横浜方面、二子玉川では表参道・大手町方面へ直結します。短い路線ながら都心各方面へのアクセスが非常に柔軟です。
おすすめ駅 TOP 5
1. 大井町(約8.2万円|品川区)
JR京浜東北線・りんかい線が交差する交通ハブ。2026年3月28日に駅直結の大規模複合施設「OIMACHI TRACKS」が開業し、約80店舗の商業エリア・TOHOシネマズ・ホテル・タワーレジデンスが誕生します。品川まで1駅(3分)で新幹線アクセスも抜群。大規模再開発で資産価値の上昇も期待されるエリアです。詳しい住環境は品川区ガイドをご覧ください。
2. 自由が丘(約7.9万円|目黒区)
東横線との接続で渋谷・横浜へ1本、洗練されたカフェやショップが並ぶ街として常に住みたい街ランキング上位に入ります。2026年秋には駅前に地上15階・約170戸の住商複合ランドマークが竣工予定で、明治屋やスターバックスSHARE LOUNGEなども出店します。エリアの詳しい魅力は目黒区ガイドへ。
3. 旗の台(約7.7万円|品川区)
池上線との乗り換え駅で、五反田・蒲田方面へもアクセス可能。昭和大学病院が駅至近にあり、医療環境が充実しています。急行停車駅のため大井町まで約8分と利便性が高い一方、下町情緒が残る商店街が日常の買い物を支えます。家賃は7万円台後半と品川区内では比較的手ごろ。静かに暮らしたいシングル・DINKsに人気です。
4. 尾山台(約6.9万円|世田谷区)
沿線で最もリーズナブルな水準に近い約6.9万円ながら、尾山台商店街「ハッピーロード」の活気が魅力。等々力渓谷まで徒歩圏で自然も身近に感じられます。自由が丘まで2駅、二子玉川まで2駅と利便性と落ち着きを両立。世田谷ブランドを手ごろな家賃で手に入れたい方に最適です。
5. 大岡山(約7.5万円|目黒区/大田区)
目黒線乗り換えで南北線直通(永田町・溜池山王・赤羽岩淵方面)を利用できるのが最大の強み。東京工業大学(東京科学大学)のキャンパスに隣接し、学生街の活気と閑静な住宅地が共存しています。詳しい住環境は大田区ガイドをご参照ください。
沿線再開発の最新トピック
OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)──JR東日本グループが手がける大井町駅直結の大規模複合再開発が2026年3月28日に街びらきを迎えます。地上26階のオフィスタワーとホテル&レジデンスタワーの2棟構成で、約80店舗の商業施設、TOHOシネマズ(全8スクリーン)、ホテルメトロポリタンなどが入居。ペデストリアンデッキでJR大井町駅と直結し、広域品川圏の新たなランドマークとなります。
自由が丘一丁目29番地区再開発──地上15階・地下3階、延床面積約4.6万㎡の住商複合施設が2026年秋に開業予定。商業フロア(地下1階〜地上5階)にはグロサリーの明治屋やスターバックス「SHARE LOUNGE」など注目テナントが出店。上層階には約170戸の住宅が供給されます。
東急電鉄の設備投資──2025年夏には各駅停車用に新型6020系車両が投入されたほか、2026年から田園都市線・大井町線で液晶ディスプレイ型の新旅客案内装置が順次設置されます。
東急大井町線はこんな方におすすめ
快適通勤を重視するシングル・共働き──混雑率112%は東京圏トップクラスの快適さ。大井町始発で座って通勤できるチャンスも多く、品川・東京方面へ京浜東北線、渋谷・新宿方面へ田園都市線を使い分けられます。
住環境の質を求めるファミリー──等々力渓谷や二子玉川の多摩川河川敷など自然が豊富。沿線は閑静な住宅地が多く、世田谷区・目黒区の子育て支援も充実しています。
再開発で資産価値を見据えた投資家──大井町トラックス・自由が丘再開発による街力アップが期待され、中長期の不動産需要の底堅さが魅力です。
まとめ
東急大井町線は全長わずか12.4 kmの中に、大井町(品川区)の都市利便性、自由が丘(目黒区)のブランド力、等々力・二子玉川(世田谷区)の自然豊かな暮らし、そして溝の口(川崎市)の生活コストパフォーマンスが凝縮された「住」の宝庫です。混雑率112%の快適さ、2026年に相次ぐ大型再開発、そして6万円台後半から選べるコンパクトな家賃レンジは、城南エリアでのお部屋探しに最適な条件を揃えています。
※ 家賃相場はSUUMO掲載データ(2026年1月10日更新)に基づく独自集計です。実際の募集賃料とは異なる場合があります。
※ 混雑率データは国土交通省「令和6年度 都市鉄道の混雑率調査」(報道発表)に基づきます。
※ 所要時間は東急電鉄公式ダイヤおよびNAVITIME等のルート検索を参考にした目安であり、時間帯やダイヤ改正により変動します。
※ 再開発情報はJR東日本(プレスリリース)、Impress Watch、健美家等の報道に基づきます。開業時期は変更される場合があります。
※ 本記事は情報提供を目的としており、不動産の購入・賃借の判断は最新情報をご確認のうえ、ご自身の責任にてお願いいたします。