東京メトロ銀座線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】

東京メトロ銀座線沿線の
住みやすさ・家賃相場ガイド
【2026年最新版】
日本初の地下鉄として1927年に開業した歴史ある路線。
渋谷から浅草まで、オレンジのラインカラーが結ぶ全19駅の暮らしを徹底解説します。
東京メトロ銀座線は、鮮やかなオレンジ(#FF9500)のラインカラーでおなじみの路線です。1927年(昭和2年)12月30日、浅草〜上野間わずか2.2kmで「東洋初の地下鉄」として産声を上げ、1939年に渋谷まで全線開通しました。約100年の歴史を持つ東京最古の地下鉄は、渋谷・表参道・赤坂見附・銀座・日本橋・上野・浅草といった東京を代表するエリアを一直線に貫いています。
全19駅・営業距離14.3kmというコンパクトな路線ながら、沿線には表参道のハイブランドエリアから浅草の下町情緒あふれるエリアまで多彩な街並みが広がり、家賃相場も駅によって大きく異なります。本記事では「銀座線に住むならどの駅がベストか?」という視点で、家賃グラデーション・通勤データ・乗り換え利便性・再開発情報をプロの不動産視点から徹底解説します。
※各区の子育て支援制度や治安データ、おすすめスポットの詳細については、それぞれの区の住みやすさガイドをご覧ください。
🚇路線の基本情報
銀座線は東京メトロ9路線のなかで最も歴史が古く、全線が地下を走る第三軌条方式の路線です。全列車が各駅停車で運行され、ラッシュ時は約2分間隔という高頻度ダイヤが特徴です。2026年度には日中〜夕方の増発も予定されており、利便性はさらに向上します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 東京地下鉄株式会社(東京メトロ) |
| 路線記号 | G |
| 区間 | 渋谷駅(G-01)〜 浅草駅(G-19) |
| 営業距離 | 14.3 km |
| 駅数 | 19駅 |
| 軌間 | 1,435 mm(標準軌) |
| 電化方式 | 直流600V 第三軌条方式 |
| 車両 | 1000系(6両編成×40本=240両) |
| ラインカラー | オレンジ(#FF9500) |
| 開業年 | 1927年12月30日(浅草〜上野間) |
| 全線開通 | 1939年1月15日 |
| 運賃(IC) | 178円〜252円(渋谷〜浅草:252円) |
| 所要時間 | 渋谷〜浅草 約31分(各駅停車) |
| 運行間隔 | ラッシュ時 約2分/日中 約3〜4分 |
💰沿線の家賃相場比較
銀座線の家賃相場は、路線の中央部にあたるオフィス街・商業地(赤坂見附・表参道など)が最も高く、両端の浅草・上野方面が最もリーズナブルという”山型”の分布が特徴です。以下は各駅のワンルーム・1K・1DKの中央値です。
| 駅番号 | 駅名 | 所在区 | 家賃相場(万円) | 渋谷からの所要時間 |
|---|---|---|---|---|
| G-01 | 渋谷 | 渋谷区 | 11.4 | ― |
| G-02 | 表参道 | 港区 | 12.5 | 約2分 |
| G-03 | 外苑前 | 港区 | 10.7 | 約4分 |
| G-04 | 青山一丁目 | 港区 | 9.9 | 約5分 |
| G-05 | 赤坂見附 | 港区 | 14.0 | 約7分 |
| G-06 | 溜池山王 | 港区 | 13.1 | 約9分 |
| G-07 | 虎ノ門 | 港区 | 11.9 | 約11分 |
| G-08 | 新橋 | 港区 | 12.0 | 約13分 |
| G-09 | 銀座 | 中央区 | 11.6 | 約15分 |
| G-10 | 京橋 | 中央区 | 10.7 | 約17分 |
| G-11 | 日本橋 | 中央区 | 9.8 | 約18分 |
| G-12 | 三越前 | 中央区 | 10.1 | 約20分 |
| G-13 | 神田 | 千代田区 | 10.8 | 約22分 |
| G-14 | 末広町 | 千代田区 | 10.4 | 約23分 |
| G-15 | 上野広小路 | 台東区 | 10.8 | 約25分 |
| G-16 | 上野 | 台東区 | 8.5 | 約26分 |
| G-17 | 稲荷町 | 台東区 | 8.7 | 約28分 |
| G-18 | 田原町 | 台東区 | 8.8 | 約30分 |
| G-19 | 浅草 | 台東区 | 8.5 | 約31分 |
路線全体で見ると、最も家賃が高い赤坂見附駅(14.0万円)と最もリーズナブルな上野・浅草駅(各8.5万円)の差は約5.5万円。沿線のちょうど中間地点に位置する日本橋駅は9.8万円と、都心ビジネスエリアに直結しながら10万円を下回る狙い目のポジションです。同じ港区内でも、青山一丁目(9.9万円)と赤坂見附(14.0万円)では約4万円の差があるため、駅単位での比較が欠かせません。
※家賃データ出典:SUUMO掲載物件の賃料中央値(2026年1月10日更新時点)。ワンルーム・1K・1DKの統計値であり、物件の条件により異なります。
🕐通勤・通学の利便性
銀座線は渋谷〜浅草間を約31分で結び、朝ラッシュ時は約2分間隔で運行されるため、待ち時間が非常に少ないのが大きな利点です。他路線への乗り換えも含めた主要ターミナルへのアクセスを確認してみましょう。
混雑率データ
国土交通省が公表する2024年度の混雑率調査によると、銀座線の最混雑区間は赤坂見附→虎ノ門間(7:36〜8:36)で、混雑率は134%です。首都圏主要31区間の平均混雑率139%を下回っており、「新聞を楽に広げて読める」程度(肩が触れ合う場面がある水準)に該当します。東京メトロ路線の中では比較的ゆとりがあり、通勤時のストレスが軽減される点は沿線居住の大きなメリットです。
主要駅からのアクセス所要時間
| 出発駅 | 目的地 | 所要時間(目安) | 乗換回数 |
|---|---|---|---|
| 渋谷 | 新橋 | 約13分 | 0回(銀座線直通) |
| 渋谷 | 銀座 | 約15分 | 0回(銀座線直通) |
| 渋谷 | 日本橋 | 約18分 | 0回(銀座線直通) |
| 渋谷 | 上野 | 約26分 | 0回(銀座線直通) |
| 浅草 | 銀座 | 約16分 | 0回(銀座線直通) |
| 浅草 | 新橋 | 約18分 | 0回(銀座線直通) |
| 浅草 | 渋谷 | 約31分 | 0回(銀座線直通) |
| 田原町 | 東京(大手町乗換) | 約25分 | 1回 |
| 上野 | 池袋(JR乗換) | 約20分 | 1回 |
| 赤坂見附 | 新宿(丸ノ内線乗換) | 約15分 | 1回 |
| 表参道 | 大手町(半蔵門線直通) | 約16分 | 1回 |
銀座線最大の強みは、渋谷〜浅草間の主要オフィスエリア(新橋・銀座・日本橋・神田)を乗り換えなしで結べることです。都心のビジネス街に通勤する方にとって、朝の貴重な時間を乗り換え待ちに費やさずに済むのは大きなアドバンテージといえるでしょう。
※混雑率データ出典:国土交通省「都市鉄道の混雑率調査結果」(2024年度)。所要時間は2026年2月時点のダイヤに基づく目安です。
🔀乗換利便性
銀座線19駅のうち、実に14駅で他路線への乗り換えが可能です。東京メトロ各線はもちろん、JR・都営地下鉄・私鉄との接続ポイントも多く、銀座線を「都心移動のハブ」として活用できる点は沿線居住の大きな魅力です。主要な乗り換え駅を確認しましょう。
| 駅名 | 乗換可能路線 |
|---|---|
| 渋谷(G-01) | JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線、京王井の頭線 |
| 表参道(G-02) | 東京メトロ半蔵門線・千代田線 |
| 青山一丁目(G-04) | 東京メトロ半蔵門線、都営大江戸線 |
| 赤坂見附(G-05) | 東京メトロ丸ノ内線(永田町駅接続で有楽町線・半蔵門線・南北線も利用可) |
| 溜池山王(G-06) | 東京メトロ南北線(国会議事堂前駅接続で丸ノ内線・千代田線も利用可) |
| 虎ノ門(G-07) | 東京メトロ日比谷線(虎ノ門ヒルズ駅接続) |
| 新橋(G-08) | JR山手線・京浜東北線・東海道本線・横須賀線、東京メトロ銀座線、都営浅草線、ゆりかもめ |
| 銀座(G-09) | 東京メトロ丸ノ内線・日比谷線(銀座一丁目駅接続で有楽町線も利用可) |
| 日本橋(G-11) | 東京メトロ東西線、都営浅草線 |
| 三越前(G-12) | 東京メトロ半蔵門線 |
| 神田(G-13) | JR山手線・中央線・京浜東北線 |
| 上野(G-16) | JR山手線・京浜東北線・常磐線・宇都宮線・高崎線・上野東京ライン、東京メトロ日比谷線、京成本線(成田空港方面) |
| 浅草(G-19) | 東武スカイツリーライン、都営浅草線、つくばエクスプレス(浅草駅徒歩圏) |
特に注目すべきは赤坂見附駅です。同一ホームで丸ノ内線に対面乗り換えでき、さらに永田町駅を経由して有楽町線・半蔵門線・南北線にもアクセスできるため、この1駅で実質5路線の利用が可能です。都内どこへでもスムーズに移動したい方にとって、赤坂見附は銀座線屈指の利便性を持つ駅といえるでしょう。
🏆おすすめ駅TOP5
銀座線19駅の中から、家賃・利便性・生活環境・将来性のバランスを総合的に評価し、特に住みやすい5駅を厳選しました。
銀座線の始発駅であるため、朝の通勤時に座って出発できる大きなメリットがあります。浅草寺や仲見世通りに象徴される下町文化が色濃く残り、昔ながらの商店街から大型スーパーまで日常の買い物には困りません。銀座まで約16分、渋谷まで約31分と都心アクセスも十分。東武スカイツリーラインや都営浅草線も利用できるため、北千住・押上方面や成田空港方面へのアクセスも良好です。家賃8.5万円は沿線最安水準で、コストパフォーマンスに優れた住環境です。詳しくは台東区の住みやすさガイドをご覧ください。
JR5路線以上が交わる一大ターミナルでありながら、銀座線沿線では浅草と並ぶ最安水準の家賃を維持しています。上野東京ラインで東京・品川方面へ一本、常磐線で北千住・柏方面へも直通と、通勤先の選択肢が格段に広がります。京成本線で成田空港へ直結するため、海外出張が多いビジネスパーソンにも人気です。上野恩賜公園や美術館・博物館群が徒歩圏にあり、休日の文化的な過ごし方も充実しています。詳しくは台東区の住みやすさガイドをご覧ください。
浅草と上野の間に位置する隠れた穴場駅です。合羽橋道具街を中心に個性的な飲食店やカフェが集まり、近年は若いクリエイターに人気のエリアとして注目を集めています。家賃8.8万円は浅草・上野とほぼ同水準でありながら、観光客の喧騒からは一歩離れた落ち着いた住環境が魅力。つくばエクスプレス浅草駅も徒歩圏で利用でき、秋葉原方面への短絡ルートとしても重宝します。スーパーやドラッグストアも駅周辺に複数あり、一人暮らしからカップルまで幅広い方におすすめです。
東京メトロ東西線と都営浅草線が交差する日本橋駅は、銀座線の中間点に位置し、渋谷方面にも浅草方面にもアクセスしやすいバランスの良い立地です。東京駅八重洲口まで徒歩約10分という近さは新幹線利用者にとって大きなアドバンテージ。日本橋エリアでは首都高地下化を契機とした大規模再開発が2030年代にかけて進行中で、トーチタワー(2028年竣工予定)をはじめとする複合施設の誕生により、街の価値は今後さらに向上が見込まれます。詳しくは中央区の住みやすさガイドをご覧ください。
港区内にありながら家賃が10万円を切る希少な駅です。半蔵門線と都営大江戸線にも乗り換え可能で、六本木・新宿・汐留方面へのアクセスは抜群。神宮外苑のいちょう並木や赤坂御所に隣接する緑豊かな環境で、都心にいながら四季を感じられる点が高く評価されています。表参道(1駅)や赤坂見附(1駅)にも近く、ショッピングや外食の選択肢にも事欠きません。洗練されたエリアに住みたいが赤坂見附や表参道の家賃は厳しいという方に、最適な折衷案となる駅です。詳しくは港区の住みやすさガイドをご覧ください。
🏗️沿線の再開発・将来性
銀座線沿線では、渋谷・虎ノ門・日本橋を中心に東京を代表する大規模再開発プロジェクトが同時進行中です。これらは今後の資産価値や生活利便性に直結するため、住まい選びの重要な判断材料となります。
渋谷エリア ── “100年に一度”の大改造、最終章へ
渋谷駅周辺では総額約6,000億円規模の再開発が進行しています。2024年に全面開業した「Shibuya Sakura Stage」に続き、東急百貨店本店跡地では「Shibuya Upper West Project」(地上34階建て・2029年度竣工予定)が着工済み。18〜33階が賃貸レジデンスとして供給される計画です。さらに「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期」(中央棟・西棟)が2031年度に完成予定で、首都圏最大級の商業施設が誕生します。すべての工事が完了する2034年度に向け、渋谷は東京の中でも最もダイナミックに変貌を遂げるエリアです。詳しくは渋谷区の住みやすさガイドをご覧ください。
虎ノ門エリア ── 国際ビジネス拠点への進化
「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(地上49階・高さ約265m)は2023年に竣工し、2025年4月に商業施設「グラスロック」が全面開業したことで虎ノ門ヒルズエリアの段階的開発がほぼ完結しました。さらに虎ノ門一丁目東地区では「TORANOGATE(トラノゲート)」(地上29階・高さ約171m)が2027年10月竣工を目指して建設中。虎ノ門三丁目では森ビルが2026年の都市計画提案を目指す新プロジェクトも始動しており、国際ビジネス拠点としての集積がさらに加速しています。銀座線虎ノ門駅は日比谷線虎ノ門ヒルズ駅との乗り換えも可能となり、交通利便性も向上しています。詳しくは港区の住みやすさガイドをご覧ください。
日本橋・八重洲エリア ── 首都高地下化と超高層ビル群
日本橋エリアでは首都高都心環状線の地下化を契機に、5つの再開発区域を一体的に整備する計画が進行中です。2026年2月に竣工した「TOFROM YAESU TOWER」(地上51階)に加え、東京駅日本橋口前には高さ約390mの「トーチタワー」が2028年3月末竣工予定。日本橋川沿いには親水空間や歩行者デッキが整備され、水辺の新たな都市景観が2030年代にかけて段階的に誕生します。銀座線の日本橋駅・三越前駅を最寄りとするこのエリアは、職住近接の暮らしを実現できる将来有望な立地です。詳しくは中央区の住みやすさガイドをご覧ください。
銀座線の増発計画
東京メトロは2025〜2027年度の中期経営計画において、2026年度に銀座線の平日・土休日の日中時間帯から夕方にかけて増発を行うと発表しています。テレワーク普及後の新たな移動需要に対応するもので、日中の利便性がさらに向上する見込みです。
🎯こんな方におすすめ
銀座線沿線は、以下のような方に特におすすめの路線です。
渋谷〜浅草間の都心主要オフィスエリアを乗り換えなしで結べるため、通勤時間の短縮と快適さを両立できます。混雑率134%は首都圏平均以下で、毎朝のストレスが軽減されます。
浅草・上野・田原町エリアなら8万円台からワンルームが見つかります。渋谷の職場まで約30分、銀座まで約16分という都心アクセスを考えれば、コストパフォーマンスは非常に高い水準です。
19駅中14駅で他路線に乗り換え可能な銀座線は、都内のどこへでも効率よく移動したい方の「メインライン」に最適。特に赤坂見附は実質5路線が利用でき、フットワークの軽い暮らしが実現します。
渋谷・虎ノ門・日本橋の大規模再開発が2030年代にかけて段階的に完成します。沿線全体の利便性と街の魅力が向上することで、中長期的な資産価値の上昇が期待される路線です。
表参道のトレンド、銀座の老舗百貨店、日本橋の伝統、上野の文化施設群、浅草の下町情緒──銀座線はわずか31分の沿線に東京の魅力が凝縮されています。休日の過ごし方が豊かになる路線です。
✅まとめ・お問い合わせ
東京メトロ銀座線は、1927年に開業した日本最古の地下鉄でありながら、沿線では渋谷・虎ノ門・日本橋を中心に未来を見据えた大規模再開発が同時進行しています。渋谷から浅草まで約31分、混雑率は首都圏平均以下の134%、19駅中14駅で他路線に乗り換え可能──通勤の快適さと移動の自由度は都内トップクラスです。
家賃面では、浅草・上野エリアの8.5万円から表参道・赤坂見附エリアの12〜14万円まで幅広い選択肢があり、ライフスタイルや予算に合わせた駅選びが可能です。「都心のオフィスに近い場所に住みたいが、家賃は適正に抑えたい」──そんな多くの方のニーズに応えられる路線が、この銀座線です。
銀座線沿線での暮らしに興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。沿線の物件情報から街の雰囲気まで、不動産のプロが丁寧にご案内いたします。
・家賃データ:SUUMO掲載物件の賃料中央値(2026年1月10日更新時点)。ワンルーム・1K・1DKの統計値であり、物件の築年数・面積・設備等により実際の賃料は異なります。
・混雑率データ:国土交通省「都市鉄道の混雑率調査結果」(2024年度)に基づきます。
・所要時間:2026年2月時点のダイヤに基づく目安であり、実際の運行状況により異なる場合があります。
・再開発情報:各事業者の公表資料(東京メトロ中期経営計画2025-2027、東急渋谷再開発、森ビル虎ノ門ヒルズ、三井不動産日本橋再開発等)に基づきます。計画内容・スケジュールは変更される場合があります。
・本記事の情報は2026年2月時点のものであり、最新の状況と異なる場合があります。お部屋探しの際は、必ず最新の情報をご確認ください。