東京メトロ東西線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】

東京メトロ東西線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】
東京メトロ東西線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】

東京メトロ東西線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド【2026年版】

ラインカラー:スカイブルー(#009BBF)――さわやかな空色が象徴するように、東京メトロ東西線は東京の東と西をまっすぐに結ぶ”横断の大動脈”です。中野から西船橋まで全23駅・営業距離30.8 kmを約43分で走り抜け、都心のオフィス街もベイエリアの住宅地も一本で結びます。JR中央線・総武線への直通運転や東葉高速鉄道との相互乗り入れにより、実質的な守備範囲は千葉県の東葉勝田台まで拡大。ビジネスパーソンからファミリーまで多彩な層が支持する、首都圏屈指の通勤路線です。

この記事では「路線としての東西線」に焦点を当て、家賃の”勾配”比較、混雑率と通勤時間、乗換利便性、おすすめ駅TOP5、そして沿線再開発の最新情報をお届けします。各区の暮らしの詳細は、区ごとの住みやすさガイド(リンク先)をあわせてご覧ください。

路線の基本情報

項目内容
路線記号T
ラインカラースカイブルー(#009BBF)
運営東京地下鉄株式会社(東京メトロ)
区間中野(T-01)〜 西船橋(T-23)
営業距離30.8 km(うち地上区間 約13.8 km)
駅数23駅
開業1964年12月23日(高田馬場〜九段下)、全通 1969年
車両05系・07系・15000系(全編成10両化完了)
直通運転JR中央線各停(三鷹方面)、東葉高速鉄道(東葉勝田台方面)
運賃(IC)178円〜314円(中野〜西船橋全線)
全線所要時間約43分(各駅停車)

東西線は地下鉄でありながら荒川橋梁を渡る地上区間が長く、江東区・江戸川区・市川市エリアでは車窓から広い空を楽しめるのが特徴です。2024年には全編成10両化が完了し、輸送力のさらなる向上が図られました。

駅別家賃相場グラデーション

東西線沿線のワンルーム・1K・1DK 平均家賃を西から東へ一覧にしました。都心部と千葉県域では最大約7万円以上の差があり、予算と通勤時間のバランスを考える上で「どこまで東に住めるか」が最大のポイントになります。

駅名所在区/市平均家賃(万円)
中野(T-01)中野区8.5
落合(T-02)新宿区8.4
高田馬場(T-03)新宿区8.8
早稲田(T-04)新宿区9.0
神楽坂(T-05)新宿区9.8
飯田橋(T-06)千代田区10.0
九段下(T-07)千代田区11.1
竹橋(T-08)千代田区11.7
大手町(T-09)千代田区12.6
日本橋(T-10)中央区9.8
茅場町(T-11)中央区10.2
門前仲町(T-12)江東区9.1
木場(T-13)江東区8.9
東陽町(T-14)江東区8.5
南砂町(T-15)江東区7.9
西葛西(T-16)江戸川区5.8
葛西(T-17)江戸川区5.9
浦安(T-18)浦安市(千葉県)5.4
南行徳(T-19)市川市(千葉県)5.3
行徳(T-20)市川市(千葉県)5.3
妙典(T-21)市川市(千葉県)5.6
原木中山(T-22)船橋市(千葉県)5.4
西船橋(T-23)船橋市(千葉県)5.6

最安は南行徳・行徳の5.3万円、最高は大手町の12.6万円。沿線平均は約8.0万円ですが、西葛西(T-16)を境に家賃が急落するのが東西線の大きな特徴です。23区内でありながら6万円を切る西葛西・葛西エリアは、コストパフォーマンスを重視する方にとって非常に魅力的な選択肢となります。千葉県域に入れば5万円台前半まで下がるため、通勤時間30〜40分を許容できるなら家計への負担を大幅に抑えられます。

※ 家賃データ出典:SUUMO 掲載物件平均(ワンルーム・1K・1DK/2026年1月10日時点)。実際の成約賃料とは異なる場合があります。

通勤ラッシュの混雑率と所要時間

混雑率データ

東西線はかつて首都圏ワースト級の混雑路線として知られていましたが、10両化の完了やオフピーク通勤の浸透により、近年は改善が進んでいます。国土交通省の公表データ(2024年度)によると、最混雑区間は木場→門前仲町(朝7:50〜8:50)で混雑率約150%となっています。これは首都圏主要路線の平均(約139%)よりは高いものの、かつてのピーク時(199%前後)からは大幅に緩和されました。

混雑を避けるテクニックとして、朝の快速電車(停車駅が限られる分、各停よりやや空く傾向)の利用や、7時台前半・9時以降のオフピーク乗車が有効です。東京メトロが実施する「オフピークポイントサービス」を活用すれば、ポイント還元も受けられます。

主要区間の所要時間

出発駅到着駅所要時間(各停)乗換なし
西船橋大手町約30分
葛西大手町約22分
東陽町大手町約14分
門前仲町大手町約9分
中野大手町約26分
西船橋中野約43分
高田馬場大手町約18分
飯田橋大手町約10分

東西線の強みは、大手町・日本橋といった金融・ビジネスの中心地へ乗換なしでアクセスできることです。千葉県域の西船橋からでも30分で大手町に到着するため、コスト重視のビジネスパーソンにとって通勤時間の投資対効果は非常に高いと言えるでしょう。

乗換利便性 ― 東西線からつながる路線網

東西線は都心部を横断するだけでなく、主要ターミナル駅で縦方向の路線と多数接続しています。乗り換え1回で首都圏のほぼ全域に到達できるのが最大の強みです。

駅名接続路線
中野(T-01)JR中央線快速・中央総武線各停
高田馬場(T-03)JR山手線・西武新宿線
飯田橋(T-06)JR中央総武線各停・東京メトロ有楽町線・南北線・都営大江戸線
九段下(T-07)東京メトロ半蔵門線・都営新宿線
大手町(T-09)東京メトロ丸ノ内線・千代田線・半蔵門線・都営三田線(+JR東京駅徒歩圏)
日本橋(T-10)東京メトロ銀座線・都営浅草線
茅場町(T-11)東京メトロ日比谷線
門前仲町(T-12)都営大江戸線
西船橋(T-23)JR総武線・武蔵野線・京葉線・東葉高速鉄道

特筆すべきは大手町駅で、丸ノ内線・千代田線・半蔵門線・都営三田線の4路線に接続するほか、地下通路でJR東京駅にもアクセス可能です。また、西側ターミナルの高田馬場はJR山手線と西武新宿線のハブとなり、池袋・新宿・渋谷方面へスムーズに移動できます。東端の西船橋はJR総武線・武蔵野線・京葉線が集結する千葉のゲートウェイであり、幕張やディズニーリゾート方面、さらには大宮方面への移動も容易です。

住みたい!東西線おすすめ駅 TOP5

第1位:門前仲町(T-12)|家賃 9.1万円

「都心直結×下町人情」の最適バランス。大手町まで9分・日本橋まで5分と抜群の都心アクセスを持ちながら、深川不動尊や富岡八幡宮に代表される風情ある下町の空気が残るエリアです。都営大江戸線にも接続し、六本木や新宿西口方面への移動もスムーズ。商店街やスーパーが充実し、日常の買い物にも困りません。都心勤務で”住みごこち”も譲れない方に最適な一駅です。
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第2位:葛西(T-17)|家賃 5.9万円

23区内で5万円台の”コスパ最強駅”。大手町まで約22分、日本橋まで約18分と十分な通勤圏でありながら、ワンルーム平均5.9万円は東京23区内の東西線駅で最安水準です。駅前にはスーパーや飲食店が集まり、生活利便性は高いレベル。葛西臨海公園へのアクセスも良好で、休日にはベイサイドのレジャーを気軽に楽しめます。予算を抑えたい一人暮らしや学生に強く推薦できます。
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第3位:飯田橋(T-06)|家賃 10.0万円

4路線乗り入れの”超乗換ハブ”。JR中央総武線各停、東京メトロ有楽町線・南北線、都営大江戸線が集結する都内有数のマルチアクセス駅です。大手町まで10分、池袋・新宿・渋谷いずれも15分以内と全方位への移動に優れ、勤務先が変わっても引越し不要な安心感があります。神楽坂の飲食エリアが徒歩圏内で、大人のグルメライフも充実。現在進行中の飯田橋四丁目再開発が完成すれば、駅周辺の利便性はさらに向上します。
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第4位:東陽町(T-14)|家賃 8.5万円

都心アクセスと家賃のベストバランス。大手町まで約14分と十分近く、平均家賃は8.5万円と9万円を切るちょうど良い価格帯。江東区役所の最寄駅でもあり行政手続きが便利なほか、大型商業施設「SUNAMO」が徒歩圏にあり日用品から家電まで揃います。南砂町駅の大規模改良工事(2面3線化)が完了すれば列車の遅延リスクも軽減され、東陽町への恩恵も期待できます。
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第5位:高田馬場(T-03)|家賃 8.8万円

学生街ならではの活気とリーズナブルな飲食。JR山手線と西武新宿線が交差する西側のビッグターミナルで、新宿まで4分・池袋まで5分と副都心エリアへのアクセスが抜群です。早稲田大学をはじめ学生が多い街ゆえに、手頃な価格の飲食店やカフェが豊富で外食コストを抑えやすい点も魅力。家賃は8.8万円と新宿区内では控えめな水準であり、利便性と生活コストの両立を図りやすい駅です。
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沿線の再開発・将来展望

東西線沿線では、複数の大型プロジェクトが同時進行しており、今後数年で住環境と資産価値の両面に大きな変化が見込まれます。路線ならではの将来性をまとめました。

南砂町駅 大規模改良工事(2面3線化)

東西線の混雑緩和と運行安定化のカギを握るのが、南砂町駅のホーム増設工事です。現在の1面2線を2面3線に拡張することで、ラッシュ時の列車交互発着が可能となり、後続列車の駅手前での徐行が解消される見込みです。当初はFY2027完成予定でしたが、工事の大規模化に伴いFY2031完成へと見直されました。2026年3月には3番出入口が先行再開予定で、段階的に利便性が回復していきます。完成後は東西線全体の遅延リスク低減と輸送力向上が期待され、沿線の不動産価値にもプラスの影響が見込まれます。

飯田橋四丁目地区再開発

2026年2月、東京メトロが地権者として参画することが正式発表された飯田橋四丁目5・6・7番地の市街地再開発事業は、約1.0 haの敷地に商業・業務・住宅の複合施設を整備するプロジェクトです。千代田区の中でも交通結節点である飯田橋が一層発展することで、駅周辺の歩行者動線や商業施設が刷新され、居住エリアとしての評価もさらに高まることが期待されます。

南砂町駅周辺の住宅開発

駅改良工事にあわせて、南砂町駅周辺では大規模マンション開発が進行中です。「クレストプライムシティ南砂」は2026年6月竣工・2027年引渡し予定の大型分譲で、工場跡地の有効活用による新たな居住ゾーンの形成が進んでいます。江東区エリアの賃貸・分譲ともに供給が増え、多様な間取りの選択肢が広がっています。

ホームドア設置計画

東京メトロは中期経営計画において、東西線全駅へのホームドア設置を推進しています。安全性の向上はもちろん、駅の美観やブランドイメージにも好影響を与え、「安心して暮らせる沿線」としての評価が一段と高まるでしょう。

10両化完了による輸送力向上

2024年に完了した全編成の10両化は、朝ラッシュ時の乗車率改善に直結しています。今後のダイヤ改正で増発余地も生まれ、利便性の向上が続く見通しです。

東西線沿線はこんな方におすすめ

東西線は「大手町・日本橋への直通アクセス」と「千葉県域の低家賃エリア」という二面性を持つ路線です。以下のような方には、特に有力な選択肢となります。

大手町・丸の内・日本橋エリアへ通勤するビジネスパーソンに最適です。乗換なしでオフィス街に直結するため、毎朝の乗り換えストレスから解放されます。金融・商社・メーカーなど丸の内・大手町勤務の方には特にフィットするでしょう。

家賃を月5〜6万円台に抑えたい単身者・学生にとって、西葛西・葛西・浦安エリアは23区内もしくは至近距離でこの価格帯を実現できる数少ないゾーンです。生活費全体のコントロールがしやすく、貯蓄や趣味に回す余裕も生まれます。

JR中央線・総武線沿線も生活圏に入れたい方は、中野・高田馬場での直通・乗換により、新宿や吉祥寺方面を自在にカバーできます。勤務先の変更やライフステージの変化にも柔軟に対応できるのがメリットです。

千葉方面と東京都心の二拠点で活動する方には、東葉高速鉄道直通を活かして船橋・八千代方面までシームレスに移動できる利便性が魅力です。

沿線の再開発で資産価値の上昇を見込みたい方にとっては、南砂町駅改良工事や飯田橋再開発による街の変貌が投資機会を生み出します。今のうちに周辺エリアの物件をチェックしておく価値は十分にあるでしょう。

まとめ

東京メトロ東西線は、大手町・日本橋・飯田橋といったビジネスの中枢を貫きながら、千葉方面では月5万円台から住める都内屈指の”家賃グラデーション”を持つ路線です。混雑率は依然として高めではあるものの、10両化の完了・南砂町駅の改良工事・オフピーク施策などにより着実に改善が進んでいます。

門前仲町の下町情緒、飯田橋の乗換利便性、葛西のコストパフォーマンス――一口に「東西線沿線」と言ってもその表情は実にさまざまです。家賃と通勤時間のバランス、接続路線の多さ、再開発による将来性の3つの軸で総合的に判断すると、東西線は幅広いライフスタイルに応えうるポテンシャルの高い路線と言えるでしょう。

各駅が位置する区の子育て支援や治安などの詳細は、それぞれの区ガイド(中野区新宿区千代田区中央区江東区江戸川区)もぜひあわせてご確認ください。

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免責事項・データ出典

本記事の家賃データはSUUMO掲載物件の平均値(ワンルーム・1K・1DK、2026年1月10日閲覧時点)を参考にしており、実際の成約賃料とは異なる場合があります。混雑率データは国土交通省「都市鉄道の混雑率調査結果」(2024年度版)に基づきます。路線情報は東京メトロ公式サイトおよびWikipediaを参照しています。再開発情報は各事業者のプレスリリース・自治体公表資料に基づく2026年2月時点の情報であり、今後変更となる可能性があります。記事内容は情報提供を目的としたものであり、不動産取引における判断はお客様ご自身の責任でお願いいたします。

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