東京メトロ半蔵門線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】

東京メトロ半蔵門線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】
東京メトロ半蔵門線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】
Z TOKYO METRO HANZOMON LINE

東京メトロ半蔵門線沿線の
住みやすさ・家賃相場ガイド

渋谷〜押上 全14駅を徹底比較|おすすめ駅TOP5・通勤データ・再開発情報【2026年版】

渋谷のスクランブル交差点から、皇居のお濠端を抜け、下町情緒あふれる押上・東京スカイツリーのふもとへ――。東京メトロ半蔵門線は、わずか14駅・約16.8kmの路線でありながら、流行の発信地と江戸の風情をひとつなぎにする、東京でもっともコントラスト豊かな地下鉄です。

沿線には表参道や青山一丁目といったハイセンスな街、永田町・大手町のオフィス街、そして清澄白河や錦糸町など生活コストと利便性のバランスに優れた下町エリアが並びます。東急田園都市線(中央林間方面)と東武スカイツリーライン(久喜・南栗橋方面)との相互直通運転により、神奈川県から埼玉県・栃木県まで乗り換えなしでつながるのも大きな強みです。

さらに、2024年度の混雑率データでは東京の地下鉄で最も空いている路線(渋谷→表参道間:103%)となっており、快適な通勤環境を求める方にも注目の路線です。本記事では、半蔵門線ならではの「路線軸」の視点から、家賃グラデーション・通勤データ・おすすめ駅・再開発情報をまとめました。各エリアの子育て環境や治安の詳細は、それぞれの区のガイド記事をご参照ください。

🚇半蔵門線の基本情報

半蔵門線は、1978年(昭和53年)8月に渋谷〜青山一丁目間で開業し、5回の延伸を経て2003年に渋谷〜押上間の全線が開業しました。路線記号は「Z」、ラインカラーはパープル(紫)。江戸城の半蔵門に由来する路線名は、沿線の歴史的な格式を象徴しています。

運営会社東京地下鉄株式会社(東京メトロ)
路線記号Z(ラインカラー:パープル)
区間渋谷駅(Z-01)〜 押上駅(Z-14)
路線距離16.8 km
駅数14駅
全線所要時間約31〜35分(各駅停車)
運賃目安(IC)初乗り 178円 / 渋谷〜押上 252円
直通運転東急田園都市線(中央林間方面)/ 東武スカイツリーライン(久喜・南栗橋方面)
車両編成10両編成
使用車両東京メトロ18000系・08系、東急5000系、東武50050系ほか

東京メトロの他路線と比べて駅間距離がやや長く、全線を走破しても約32分。急行運転はありませんが、駅数が少ないぶんスピーディに移動できます。渋谷駅では東急田園都市線から直通列車がそのまま乗り入れ、押上駅では東武スカイツリーラインに直結するため、実質的な運行エリアは神奈川県中央林間から埼玉県久喜・栃木県南栗橋まで広がっています。

💰沿線の家賃相場比較

半蔵門線の家賃相場は、西側の渋谷・表参道エリアが最も高く、東へ進むほど手頃になる明確な”家賃グラデーション”が特徴です。以下は、ワンルーム・1K・1DKの平均家賃をまとめた一覧です。

駅番号 駅名 所在区 家賃相場(1R/1K/1DK) 渋谷からの所要時間
Z-01 渋谷 渋谷区 約15.65万円
Z-02 表参道 港区 約18.29万円 約2分
Z-03 青山一丁目 港区 約14.47万円 約4分
Z-04 永田町 千代田区 約16.18万円 約7分
Z-05 半蔵門 千代田区 約15.77万円 約9分
Z-06 九段下 千代田区 約12.88万円 約11分
Z-07 神保町 千代田区 約14.60万円 約13分
Z-08 大手町 千代田区 約14.74万円 約16分
Z-09 三越前 中央区 約13.35万円 約18分
Z-10 水天宮前 中央区 約12.76万円 約20分
Z-11 清澄白河 江東区 約11.22万円 約23分
Z-12 住吉 江東区 約11.10万円 約25分
Z-13 錦糸町 墨田区 約11.12万円 約28分
Z-14 押上 墨田区 約9.78万円 約31分

※ 家賃相場はLIFULL HOME’S掲載データ(2026年2月時点、ワンルーム・1K・1DK、マンション・アパート・一戸建て)を参考に作成。実際の家賃は築年数・駅距離・設備等により異なります。

沿線で最も家賃が高いのは表参道駅(約18.29万円)で、最も手頃なのは終点の押上駅(約9.78万円)です。その差は約8.5万円にもなり、同じ路線でありながら渋谷まで約31分の押上エリアでは、都心の半値近い水準で暮らせます。特に清澄白河〜押上の東部4駅エリアは、渋谷・大手町までの通勤時間が30分以内に収まりながら家賃が11万円前後と、コストパフォーマンスの高いゾーンです。

🚆通勤・通学の利便性

混雑率データ ―― 東京の地下鉄で最も快適

国土交通省が2025年7月に発表した2024年度の都市鉄道混雑率調査によると、半蔵門線の最混雑区間(渋谷→表参道、8:00〜9:00)の混雑率は103%でした。これは東京都内の地下鉄全13路線15区間の中で最も低い数値です。コロナ禍前の2019年度には同区間で169%だったことを考えると、大幅に改善されています。

混雑率103%とは「定員と同じくらいの乗車人数で、新聞を広げて楽に読める程度」を意味します。ラッシュ時でも車内にゆとりがあり、通勤ストレスの少ない路線といえるでしょう。この背景には、コロナ禍以降のリモートワーク定着によって、東急田園都市線から半蔵門線への直通利用者が減少したことが大きく影響しています。

項目 データ
最混雑区間 渋谷 → 表参道(8:00〜9:00)
混雑率(2024年度) 103%(東京の地下鉄で最も低い)
混雑率(2019年度・参考) 169%
ピーク時運行本数 約18本/時(3〜4分間隔)
渋谷→大手町 約16分
押上→大手町 約15分
渋谷→押上(全線) 約31〜35分

※ 混雑率データ出典:国土交通省「都市鉄道の混雑率調査結果(令和6年度)」(2025年7月29日発表)

乗り換え利便性 ―― 9路線以上と接続する都心のハブ

半蔵門線は14駅のうち11駅で他路線への乗り換えが可能で、都心部の主要路線とクロスする乗り換え利便性の高さが際立ちます。主な乗り換えポイントは以下のとおりです。

駅名 乗り換え可能路線
渋谷 東急田園都市線(直通)・東急東横線・東京メトロ銀座線・副都心線・JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・京王井の頭線
表参道 東京メトロ銀座線・千代田線
青山一丁目 東京メトロ銀座線・都営大江戸線
永田町 東京メトロ有楽町線・南北線・丸ノ内線(赤坂見附駅乗り換え)・銀座線(赤坂見附駅乗り換え)
九段下 東京メトロ東西線・都営新宿線
神保町 都営三田線・都営新宿線
大手町 東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・都営三田線(JR東京駅徒歩圏)
三越前 東京メトロ銀座線
住吉 都営新宿線
錦糸町 JR総武線(快速・各停)
押上 東武スカイツリーライン(直通)・都営浅草線・京成押上線

特に大手町駅は東京メトロ4路線と都営三田線が集中するメガターミナルで、JR東京駅へも地下通路で徒歩約5分。渋谷駅は8路線が集まる首都圏有数のターミナルです。永田町駅では赤坂見附駅と改札内で接続しており、銀座線・丸ノ内線への乗り換えもスムーズ。半蔵門線1本に乗るだけで、東京の主要エリアのほぼすべてにアクセスできるのが、沿線に暮らす最大のメリットといえます。

始発電車で座って通勤

半蔵門線の始発駅は渋谷と押上の2駅です。東部エリアの押上駅から乗車すれば、朝の通勤時間帯でも座席を確保しやすいのが魅力。大手町まで約15分、渋谷まで約31分と、座りながら快適に通勤できます。また、押上駅始発の列車は本数も多く、東武スカイツリーラインからの直通列車が到着した後に押上始発として折り返す便も設定されています。

🏆半蔵門線に住むならこの駅! おすすめ駅TOP5

「路線ならでは」の視点で、家賃・アクセス・生活利便性・将来性を総合的に評価したおすすめ駅をご紹介します。各エリアの詳しい住環境は、それぞれの区の住みやすさガイドもあわせてご覧ください。

第1位

清澄白河駅(Z-11)

家賃相場が約11.22万円と手頃でありながら、渋谷まで約23分・大手町まで約7分の好アクセスを誇るバランスの良さが最大の魅力です。サードウェーブコーヒーの聖地として注目を集めたこのエリアは、下町のおおらかさとカルチャーの感度を兼ね備えた街に成長しました。都営大江戸線との2路線利用が可能で、清澄庭園や木場公園など緑も身近。住む人の満足度が非常に高い駅です。江東区の詳しい住環境はこちら

家賃と利便性のバランス◎ カフェ文化 都営大江戸線も利用可
第2位

押上駅(Z-14)

沿線最安の家賃相場(約9.78万円)と始発駅の座れる通勤は、コストパフォーマンスを重視する方に最適です。東京スカイツリータウンに直結し、ソラマチの商業施設で日常の買い物も充実。東武スカイツリーライン・都営浅草線・京成押上線と合わせて4路線が利用でき、成田空港や羽田空港へのアクセスにも優れています。墨田区の詳しい住環境はこちら

沿線最安の家賃 始発駅で座れる 4路線利用可能
第3位

錦糸町駅(Z-13)

JR総武線(快速・各停)との乗り換えターミナルで、東京駅まで快速で約8分、半蔵門線で渋谷まで約28分の好立地。駅周辺にはオリナス錦糸町やアルカキットなど大型商業施設が集積し、日常の買い物には困りません。家賃相場は約11.12万円と、充実した商業インフラを考えれば非常にリーズナブル。総武快速線で千葉方面にもアクセスでき、都内外を問わず行動範囲が広がります。墨田区の詳しい住環境はこちら

JR総武線乗り換え 大型商業施設充実 東京駅へ快速8分
第4位

住吉駅(Z-12)

家賃相場が約11.10万円と沿線東部エリアの中でもお手頃で、都営新宿線で新宿方面へもダイレクトにアクセス可能。猿江恩賜公園が駅の目の前に広がり、子育てファミリーにも人気のエリアです。将来的には東京メトロ有楽町線の延伸(豊洲〜住吉)が計画されており、実現すれば3路線が利用可能に。沿線の中で最も「将来の伸びしろ」が大きい駅のひとつです。江東区の詳しい住環境はこちら

都営新宿線乗り換え 公園隣接で緑豊か 有楽町線延伸で将来性◎
第5位

水天宮前駅(Z-10)

日本橋エリアの一角に位置し、中央区のアドレスでありながら家賃相場は約12.76万円と比較的抑えめ。安産祈願で有名な水天宮をはじめ、隅田川沿いの美しい散歩道や人形町の商店街が徒歩圏内にあり、都心の利便性と下町の温かさを同時に味わえます。大手町まで約4分、渋谷まで約20分と通勤のしやすさも申し分なく、近隣の人形町駅(日比谷線・都営浅草線)も徒歩圏で利用可能です。中央区の詳しい住環境はこちら

中央区アドレス 下町情緒と都心の融合 人形町駅も徒歩圏

🏗沿線の再開発・将来性

渋谷駅周辺 ―― 「100年に一度」の大改造は最終章へ

渋谷駅周辺では、2012年から続く大規模再開発がいよいよ最終フェーズに突入しています。渋谷スクランブルスクエア(第I期・2019年開業)に加え、渋谷サクステージ(2024年開業)、渋谷アクシュ(2024年開業)が相次いでオープン。今後はハチ公広場の再整備や「Shibuya Upper West Project」(地上34階建て、賃貸レジデンス含む複合タワー)が控え、2034年度の全体完成に向けて駅前の姿は大きく変貌を遂げます。JR東日本による渋谷駅の新南改札・新駅舎も2026年度に全面開業予定で、乗り換え動線も改善される見込みです。渋谷区の詳しい住環境はこちら

表参道エリア ―― エリア最高層「表参道Grid Tower」が誕生

表参道駅から徒歩4分の南青山三丁目に、地上38階建て・高さ約160mの複合タワー「表参道Grid Tower」が2026年2月より順次オープンしています。三井不動産が開発した同施設には、高層階の賃貸住宅、ロンドン発の会員制クラブ「Soho House」の日本初進出(2026年春オープン予定)、オフィスフロア、そして商業施設が入り、表参道・青山エリアの新たなランドマークとなっています。

大手町・三越前エリア ―― Torch Towerと日本橋再開発

大手町駅至近の常盤橋エリアでは、日本一の超高層ビル「Torch Tower」(地上62階・高さ385m)の建設が進行中です。2028年度の竣工を目指して鉄骨が組み上げられており、完成後は東京駅前の景観を一変させるプロジェクトとなります。三越前駅周辺でも日本橋エリアの再開発が多数進行しており、オフィス・商業施設の集積がさらに加速します。千代田区の詳しい住環境はこちら

住吉駅 ―― 有楽町線延伸で交通結節点に

東京メトロ有楽町線の延伸計画(豊洲〜住吉間、約5.2km)が2024年11月に工事着手されました。開業時期は2030年代半ばを予定しており、実現すれば住吉駅は半蔵門線・都営新宿線・有楽町線の3路線が交わるターミナル駅に格上げされます。沿線の不動産価値にも中長期的なプラス効果が期待されています。江東区の詳しい住環境はこちら

半蔵門線そのものの進化 ―― 新型車両とCBTCシステム

路線設備の面でも進化が続いています。1981年から活躍してきた8000系車両が2025年度中に引退し、最新の18000系への置き換えが完了する見込みです。18000系は消費電力を約3割削減し、車いすやベビーカーに対応したフリースペースの拡充、車内防犯カメラの全車両搭載など、安全性と快適性が大幅に向上しています。さらに、2028年度には無線式列車制御システム(CBTC)の導入が予定されており、列車の運行間隔をより緻密に制御することで、ダイヤの安定性と輸送力の向上が見込まれます。全14駅へのホームドア設置も完了しており、安全面でも安心して利用できる路線です。

👤こんな方におすすめ

半蔵門線は、路線の性格から以下のようなライフスタイルの方にとくにフィットする路線です。

  • 渋谷・表参道エリアに勤務する方 ―― 東急田園都市線との直通運転により、神奈川方面からも乗り換えなしで通勤可能。混雑率が東京の地下鉄で最も低く、朝の通勤ストレスを大幅に軽減できます。
  • 大手町・丸の内エリアに勤務する方 ―― 路線の中間に大手町駅があるため、沿線のどの駅からでも20分以内でアクセスできます。押上側から座って通勤する選択肢もあり、ゆとりある朝を実現できます。
  • コスパ重視の一人暮らし・カップル ―― 清澄白河〜押上の東部エリアは10万円前後の家賃で都心直結の暮らしが手に入ります。カフェ文化やアート、下町の商店街など、暮らしの豊かさも感じられるエリアです。
  • 子育てファミリー ―― 住吉駅周辺は猿江恩賜公園が隣接し、将来の有楽町線延伸による資産価値の上昇も期待されます。錦糸町駅周辺も大型商業施設が充実し、ファミリーの暮らしやすさに定評があります。
  • 空港アクセスを重視する方 ―― 押上駅から都営浅草線・京成線経由で成田空港へ、渋谷駅からリムジンバスで羽田空港へ。沿線両端から国内外の空港にスムーズにアクセスでき、出張や旅行の多い方にも便利です。
  • 文化・アート好きの方 ―― 神保町の古書店街、三越前の日本橋老舗エリア、清澄白河のギャラリー群、押上の東京スカイツリーなど、沿線全体が文化資源の宝庫。休日のお出かけも路線内で完結します。

📝まとめ

東京メトロ半蔵門線は、渋谷・表参道のトレンドエリアから、皇居・大手町のビジネス中枢、そして清澄白河・錦糸町・押上の生活感あふれる下町まで、わずか14駅に東京の多彩な表情が凝縮された路線です。2024年度の混雑率が東京の地下鉄で最も低い103%という快適な通勤環境、東急田園都市線と東武スカイツリーラインへの相互直通による広域ネットワーク、そして表参道Grid Towerの開業や有楽町線延伸、Torch Tower建設といった沿線再開発の活況は、この路線の住まいとしてのポテンシャルの高さを示しています。

西側エリアでは最先端のライフスタイル、東側エリアではコストパフォーマンスの高い暮らしと、住む駅によって全く異なる生活が楽しめるのが半蔵門線の醍醐味です。ご自身の勤務先やライフスタイルに合った「ベストな駅」を見つけて、充実した東京ライフをスタートさせてください。

半蔵門線沿線のお部屋探しは
グローバルホームへ

渋谷〜押上エリアの賃貸・売買物件を、経験豊富なスタッフがご提案。
お気軽にお問い合わせください。

物件を探す 📞 03-5926-7530
免責事項 本記事に掲載されている家賃相場・混雑率・再開発情報等のデータは、LIFULL HOME’S、国土交通省、東京メトロ等の公表資料を参考に、2026年2月時点の情報をもとに作成しています。家賃は物件の築年数・面積・駅からの距離・設備等により大きく異なります。混雑率は年度・時期により変動する場合があります。再開発計画は変更・延期の可能性があります。お部屋探しの際は、最新の情報を必ずご確認ください。本記事の内容は情報提供を目的としたものであり、特定の物件や投資を推奨するものではありません。
電話 LINE相談 相談