東京メトロ千代田線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】

東京メトロ千代田線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】
東京メトロ千代田線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】

東京メトロ千代田線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド【2026年版】

ラインカラー:グリーン(#00BB85)――深い緑が象徴するのは、皇居の緑と千代田の歴史。東京メトロ千代田線は、渋谷区の代々木上原から足立区の北綾瀬まで全20駅・24.0 kmを結ぶ都心縦断ラインです。

最大の特徴は、西は小田急線(本厚木・伊勢原・箱根方面)、東はJR常磐線各駅停車(松戸・柏・取手方面)と3社相互直通運転を行い、乗り換えなしで神奈川県から茨城県まで移動できること。表参道や赤坂といった都心のブランドエリアから、根津・千駄木の谷根千文化圏、そして北千住・綾瀬のコスパ抜群エリアまで、1路線で驚くほど多彩な街を巡れます。

この記事では「路線としての千代田線」に焦点を絞り、家賃グラデーション、混雑率と通勤時間、乗換利便性、おすすめ駅TOP5、沿線再開発の最新情報をお届けします。各区の暮らしの詳細は、それぞれの区ガイド(リンク先)をあわせてご覧ください。

路線の基本情報

項目内容
路線記号C
ラインカラーグリーン(#00BB85)
運営東京地下鉄株式会社(東京メトロ)
区間代々木上原(C-01)〜 北綾瀬(C-20)
営業距離24.0 km(本線 21.9 km+支線 2.1 km)
駅数20駅
開業1969年12月20日(北千住〜大手町)、全通 1978年
車両16000系 10両編成×37本 ほか JR E233系2000番台・小田急4000形
直通運転小田急小田原線(本厚木・唐木田方面)、JR常磐線各駅停車(取手方面)
運賃(IC)178円〜252円(メトロ線内)
全線所要時間代々木上原〜綾瀬 約37分、代々木上原〜北綾瀬 約40分

千代田線は霞ケ関・大手町といった官庁街・ビジネス街の中心を突き抜け、表参道・赤坂の華やかなエリアと、根津・千駄木の文教エリア、北千住・綾瀬の生活密着型エリアをシームレスにつなぐ路線です。2019年には北綾瀬駅が10両編成に対応し、代々木上原方面への直通運転を開始。沿線の利便性は年々向上しています。

小田急ロマンスカー「メトロはこね」「メトロえのしま」が千代田線内を走行するのも大きな魅力で、大手町や表参道から座ったまま箱根・江の島方面へアクセスできる、都心居住者ならではの贅沢が味わえます。

駅別家賃相場グラデーション

千代田線沿線のワンルーム・1K・1DK 平均家賃を一覧にしました。表参道・明治神宮前エリアの13万円台から、北綾瀬の6万円台まで、約7万円のグラデーションが存在します。「住みたいエリアのブランド力」と「通勤時間の長さ」のトレードオフを可視化した表としてご活用ください。

駅名所在区平均家賃(万円)
代々木上原(C-01)渋谷区8.7
代々木公園(C-02)渋谷区10.5
明治神宮前(C-03)渋谷区13.1
表参道(C-04)港区12.5
乃木坂(C-05)港区11.6
赤坂(C-06)港区11.9
国会議事堂前(C-07)千代田区11.6
霞ケ関(C-08)千代田区11.3
日比谷(C-09)千代田区9.8
二重橋前(C-10)千代田区4.1 ※
大手町(C-11)千代田区12.6
新御茶ノ水(C-12)千代田区9.4
湯島(C-13)文京区9.8
根津(C-14)文京区7.3
千駄木(C-15)文京区7.2
西日暮里(C-16)荒川区7.5
町屋(C-17)荒川区6.8
北千住(C-18)足立区7.3
綾瀬(C-19)足立区6.2
北綾瀬(C-20)足立区6.0

※ 二重橋前駅は周辺に賃貸物件が極端に少なく、SUUMO掲載データが少数のため参考値です。実際にはオフィス・官公庁街のため居住エリアとしてはほぼ該当しません。

最安は北綾瀬の6.0万円、最高は明治神宮前の13.1万円。沿線平均は約9.3万円です。千代田線は、表参道〜赤坂エリア(11〜13万円台)のブランドゾーンと、町屋〜北綾瀬エリア(6〜7万円台)のコスパゾーンが同居する路線です。西日暮里駅(7.5万円)を境に家賃が急落する傾向があり、「7万円台で都心直結」を実現できる分岐点として注目に値します。

根津・千駄木は文京区でありながら7万円台と手頃で、東京大学や美術館が点在する文教エリアの落ち着いた暮らしを享受できます。このように、ライフスタイルに合わせた住まいの選択肢が非常に幅広いのが千代田線沿線の最大の魅力と言えるでしょう。

※ 家賃データ出典:SUUMO 掲載物件平均(ワンルーム・1K・1DK/2026年1月10日時点)。実際の成約賃料とは異なる場合があります。

通勤ラッシュの混雑率と所要時間

混雑率データ

国土交通省の「都市鉄道の混雑率調査結果」(2024年度)によると、千代田線の最混雑区間は町屋→西日暮里(朝7:30〜8:30)で混雑率148%です。首都圏平均(139%)をやや上回る水準ですが、東西線(150%)や日比谷線(163%)と比較するとまだ穏やかな部類です。

混雑の特徴として、JR常磐線方面からの直通列車が北千住で大量の乗客を集め、町屋→西日暮里でピークに達した後、大手町や霞ケ関に向かって徐々に分散していきます。逆方向(代々木上原→大手町方面)の朝ラッシュは比較的余裕があるため、渋谷区・港区方面から通勤する方は快適に利用できるケースが多いです。

座って通勤したい方には、北綾瀬始発の利用がおすすめです。2019年の10両編成直通運転開始以来、北綾瀬始発の都心方面行き列車が設定されており、ラッシュ時でも着席できる可能性が高まります。

主要区間の所要時間

出発駅到着駅所要時間(各停)乗換
北綾瀬大手町約28分なし
綾瀬大手町約24分なし
北千住大手町約15分なし
西日暮里大手町約12分なし
代々木上原大手町約20分なし
代々木上原霞ケ関約16分なし
代々木上原表参道約3分なし
町屋大手町約18分なし
取手(JR直通)大手町約55分なし
本厚木(小田急直通)大手町約70分なし

千代田線の強みは、大手町・霞ケ関・赤坂といった官庁街・金融街に乗換なしでアクセスできることです。北千住からわずか15分で大手町に到着する速達性に加え、小田急線からの直通によって神奈川方面の郊外からも1本で丸の内エリアに通える利便性は、他路線にはない大きなアドバンテージです。

乗換利便性 ― 千代田線からつながる路線網

千代田線は都心を南北に縦断しながら、主要駅で東西方向の路線と数多く接続しています。乗り換え1回であらゆるターミナルに到達できるネットワーク力が魅力です。

駅名接続路線
代々木上原(C-01)小田急小田原線(直通)
明治神宮前(C-03)東京メトロ副都心線(=JR山手線原宿駅徒歩圏)
表参道(C-04)東京メトロ銀座線・半蔵門線
赤坂(C-06)(赤坂見附駅徒歩圏:銀座線・丸ノ内線)
国会議事堂前(C-07)東京メトロ丸ノ内線(=溜池山王駅:銀座線・南北線)
霞ケ関(C-08)東京メトロ丸ノ内線・日比谷線
日比谷(C-09)東京メトロ日比谷線・都営三田線(=JR有楽町駅徒歩圏)
大手町(C-11)東京メトロ丸ノ内線・東西線・半蔵門線・都営三田線(+JR東京駅徒歩圏)
新御茶ノ水(C-12)東京メトロ丸ノ内線(淡路町駅)・都営新宿線(小川町駅)・JR御茶ノ水駅
西日暮里(C-16)JR山手線・京浜東北線・日暮里舎人ライナー
北千住(C-18)JR常磐線・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレス・日比谷線
綾瀬(C-19)JR常磐線各駅停車(直通)

特筆すべきは大手町駅。丸ノ内線・東西線・半蔵門線・都営三田線が集結し、JR東京駅にも地下通路で接続するメガハブです。千代田線沿線に住めば、この大手町を起点にどの方面へも1回の乗換で到達可能という、首都圏屈指のアクセス性を手に入れられます。

また、西日暮里はJR山手線への乗換駅として極めて重要な位置にあります。千代田線沿線の北部エリア(町屋・北千住・綾瀬方面)に住む方が池袋・新宿・渋谷方面へ移動する際の「乗換の要」となる駅です。再開発による利便性向上も見据えると、将来性は非常に高いといえるでしょう。

住みたい!千代田線おすすめ駅 TOP5

第1位:北千住(C-18)|家賃 7.3万円

5路線が集結する”下町のメガターミナル”。千代田線に加え、JR常磐線・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレス・日比谷線と5路線が利用可能。大手町まで15分、東京駅まで約20分と都心アクセスは抜群です。駅周辺にはルミネやマルイをはじめ商業施設が充実し、荒川沿いの河川敷ではランニングや花火大会も楽しめます。これだけの利便性で家賃7.3万円は、千代田線沿線きっての高コスパ駅です。
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第2位:千駄木(C-15)|家賃 7.2万円

文教エリアの静寂と”谷根千”の魅力を同時に。「谷根千」(谷中・根津・千駄木)の一角として知られる情緒ある街並みが最大の魅力。昔ながらの個人商店が並ぶ谷中銀座商店街は徒歩圏にあり、散策好きには堪りません。大手町まで約18分と十分な通勤圏ながら、文京区内で7.2万円という手頃さは見逃せません。落ち着いた環境で文化的な暮らしを求める方に最適です。
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第3位:代々木上原(C-01)|家賃 8.7万円

小田急直通の始発駅。”2路線使い”の知的な住宅街。千代田線と小田急線の結節点であり、新宿・下北沢・町田方面と大手町・霞ケ関方面を自在に使い分けられます。洗練されたカフェやベーカリーが点在する街並みは、渋谷区の中でも穏やかで大人っぽい雰囲気。表参道まで3分、大手町まで20分と交通の利便性と住環境の良さを高い次元で両立しています。
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第4位:西日暮里(C-16)|家賃 7.5万円

JR山手線乗換×大型再開発で”化ける”注目駅。千代田線に加えJR山手線・京浜東北線、日暮里舎人ライナーの4路線が利用可能で、池袋15分・新宿20分・大手町12分と全方位への移動が容易です。2031年竣工を目指す地上46階のタワーを含む大規模再開発(総事業費約1,342億円)が進行中で、完成後は街の姿が一変する見通し。今のうちに注目しておきたいポテンシャル駅です。
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第5位:綾瀬(C-19)|家賃 6.2万円

始発駅パワーで”座って通勤”を叶える穴場。千代田線の実質的な運行起点であり、綾瀬始発の列車が多数設定されています。朝ラッシュ時でも1〜2本見送れば座席を確保できるケースが多く、大手町まで約24分を快適に移動可能。家賃6.2万円は沿線でも最安水準で、東武線の五反野・梅島エリアと比較しても競争力のある価格です。駅直結の商業施設や東綾瀬公園が日常生活を支えてくれます。
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沿線の再開発・将来展望

千代田線沿線では複数の大規模プロジェクトが進行しており、今後数年で沿線の景色と資産価値に大きなインパクトをもたらすことが確実視されています。

西日暮里駅前地区 第一種市街地再開発事業

千代田線沿線の再開発で最もスケールが大きいのがこのプロジェクトです。荒川区西日暮里5丁目に位置する約2.3 haの区域に、高層棟(地上46階・高さ約180 m)と低層棟を含む延床面積約16万4,150 m²の複合施設を建設します。住宅、商業施設、劇場、子育て支援施設が一体となった「駅と街が融合する拠点」をコンセプトに掲げ、総事業費は約1,342億円。2025年1月に再開発組合が設立認可を受け、2026年中に特定業務代行者を決定、2027年4月の着工を経て2031年3月の竣工を目指しています。完成すれば荒川区のランドマークとなり、西日暮里駅周辺の住環境と不動産価値は大きく変貌するでしょう。

赤坂二・六丁目地区開発計画

千代田線赤坂駅に直結する形で、三菱地所とTBSホールディングスが共同推進する巨大再開発です。東棟(地上40階・高さ約206 m/オフィス主体)と西棟(地上18階・高さ約100 m/劇場・ホテル主体)の2棟構成で、港区赤坂エリアのブランド力をさらに引き上げるプロジェクトとなります。2024年3月に着工済みで、2028年3月竣工予定。赤坂駅と地上を接続する新たな動線が整備され、駅のアクセス性や周辺の回遊性が飛躍的に向上します。

北千住駅周辺の再開発

北千住駅東口では、29階建ての複合タワー(約123 m・250〜300戸)が2026〜2027年の完成を目指して計画が進行中です。さらに千住大川端エリアでは三井不動産レジデンシャルによる34階建て・約580戸のタワーマンションが2026年1月着工予定。これらの開発により、足立区北千住の居住人口はさらに増加し、生活インフラの充実が見込まれます。

千代田線ホームドア設置の推進

東京メトロは中期経営計画に基づき、千代田線全駅へのホームドア設置を段階的に進めています。安全性の向上は居住者の安心感に直結し、「子育て世帯が安心して利用できる路線」としてのブランド価値向上にもつながります。

千代田線沿線はこんな方におすすめ

千代田線は「霞ケ関・大手町への直通アクセス」と「小田急・常磐線との3社直通の守備範囲」という二大メリットを持つ路線です。以下のような方には特に有力な選択肢となります。

霞ケ関・大手町・丸の内エリアへ通勤する官公庁職員・ビジネスパーソンには最適です。官庁街の霞ケ関はもちろん、大手町のオフィスビル群にも乗換なしで到着できるため、毎朝のストレスを最小限に抑えられます。金融・法律・コンサルティング業界で都心勤務の方には、これ以上ないフィット感があるでしょう。

家賃を6〜7万円台に抑えたい単身者・学生にとって、綾瀬・北綾瀬・町屋エリアは注目に値します。始発駅の利を活かして座って通勤でき、北千住の商業エリアも生活圏内。生活費全体をコンパクトに収めたい方に適しています。

小田急沿線と千代田線沿線の”二刀流”を使いたい方は、代々木上原を拠点にすることで、新宿・下北沢・町田方面と霞ケ関・大手町方面を自在に切り替えられます。勤務先が変わっても引越し不要な柔軟性は、キャリアチェンジの多い時代において大きな安心材料です。

文教エリアの落ち着いた環境で暮らしたい方には、湯島・根津・千駄木の「谷根千ゾーン」がぴったりです。東京大学をはじめとする学術機関、上野の美術館群が徒歩・自転車圏内にあり、知的好奇心を刺激する日常を過ごせます。

沿線再開発で将来の資産価値上昇を見込みたい方にとっては、西日暮里駅前の大規模再開発と赤坂二・六丁目地区開発の二大プロジェクトが注目ポイントです。完成後の街の変貌を見越し、今のうちに周辺物件を検討しておくのは賢い選択と言えるでしょう。

まとめ

東京メトロ千代田線は、表参道や赤坂の都心ブランドエリアから、谷根千の文教ゾーン、北千住・綾瀬のコストパフォーマンスエリアまで、実に多彩な顔を持つ路線です。小田急線とJR常磐線の3社直通により、神奈川県から茨城県まで乗換なしでつながるスケールの大きさは首都圏でも随一。家賃6.0万〜13.1万円という約7万円のグラデーションのどこに自分を置くかによって、まったく異なる東京ライフを実現できます。

混雑率148%は改善の余地が残るものの、北綾瀬・綾瀬始発の活用やオフピーク通勤で十分にコントロール可能です。西日暮里の1,342億円規模の再開発、赤坂二・六丁目の超高層ツインタワー、北千住のタワーマンション群と、沿線のポテンシャルは今まさに花開こうとしています。

各駅が位置する区の子育て支援制度や治安データなどの詳細は、それぞれの区ガイド(渋谷区港区千代田区文京区台東区荒川区足立区)もぜひあわせてご確認ください。

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免責事項・データ出典

本記事の家賃データはSUUMO掲載物件の平均値(ワンルーム・1K・1DK、2026年1月10日閲覧時点)を参考にしており、実際の成約賃料とは異なる場合があります。混雑率データは国土交通省「都市鉄道の混雑率調査結果」(2024年度版)に基づきます。路線情報は東京メトロ公式サイトおよびWikipediaを参照しています。再開発情報は各事業者のプレスリリース、荒川区公式サイト、建通新聞等の報道に基づく2026年2月時点の情報であり、今後変更となる可能性があります。記事内容は情報提供を目的としたものであり、不動産取引における判断はお客様ご自身の責任でお願いいたします。

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