東京メトロ副都心線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】

東京メトロ副都心線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】
東京メトロ副都心線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】
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東京メトロ副都心線沿線の
住みやすさ・家賃相場ガイド

和光市〜渋谷 全16駅を徹底比較|おすすめ駅TOP5・通勤データ・再開発情報【2026年版】

渋谷・新宿・池袋――東京を代表する3つの副都心を一直線につなぐ東京メトロ副都心線。2008年に東京メトロで最も新しい路線として開業し、2013年には東急東横線・横浜高速みなとみらい線との相互直通運転を開始。いまや横浜の元町・中華街から、埼玉の和光市・さらには西武秩父までを乗り換えなしで結ぶ、首都圏きっての「広域ネットワーク路線」へと進化しました。

沿線カラーのブラウン(茶色)は、成熟した都市の落ち着きを象徴しています。華やかな渋谷・原宿エリアから、文化の集積地・新宿三丁目、教育機関が集まる雑司が谷・西早稲田、そして家賃のお手頃な板橋区・和光市エリアまで、暮らしのグラデーションが実に豊か。急行・通勤急行の運行で都心へのアクセスも速く、2024年度の混雑率は117%(要町→池袋)と東京の地下鉄の中でも比較的ゆとりのある路線です。

本記事では、副都心線ならではの「路線軸」の視点から、家賃相場の比較・通勤データ・おすすめ駅・沿線の再開発情報をまとめました。各区の子育て環境や治安の詳細はそれぞれの区のガイド記事をあわせてご覧ください。

🚇副都心線の基本情報

副都心線は、東京メトロ13号線として計画され、1994年に小竹向原〜新線池袋間が「有楽町線新線」として先行開業。その後2008年6月14日に渋谷まで延伸し、「副都心線」として全線開業しました。路線記号は「F」、ラインカラーはブラウン(茶色)。名前のとおり渋谷・新宿・池袋の3大副都心を貫く路線で、東京メトロの中で唯一急行運転を実施していることも大きな特徴です。

運営会社東京地下鉄株式会社(東京メトロ)
路線記号F(ラインカラー:ブラウン/茶色)
区間和光市駅(F-01)〜 渋谷駅(F-16)
路線距離20.2 km(和光市〜渋谷)
駅数16駅(有楽町線との共用区間含む)
全線所要時間急行 約24分 / 各停 約38分
運賃目安(IC)初乗り178円 / 和光市〜渋谷 293円
直通運転東急東横線・みなとみらい線(元町・中華街方面)/ 東武東上線(森林公園・小川町方面)/ 西武有楽町線・西武池袋線(飯能・西武秩父方面)
列車種別各停・通勤急行・急行・Fライナー(S-TRAIN含む)
車両編成10両編成(一部8両)

副都心線の最大の特徴は、5社4路線に及ぶ壮大な相互直通運転ネットワークです。東武東上線・西武池袋線と北側で接続し、南側は東急東横線を経由して横浜高速みなとみらい線まで直結。元町・中華街(横浜)から森林公園(埼玉)や飯能・西武秩父まで、乗り換えなしで移動できるスケールの大きさは、他の地下鉄路線にはない圧倒的なメリットです。

また、東京メトロの地下鉄路線で唯一の急行運転を行っており、池袋〜渋谷間は急行で約11分。「Fライナー」の名称で運行される速達列車は、東横線内も特急として走行するため、副都心線沿線から横浜エリアへのアクセスも非常にスムーズです。

💰沿線の家賃相場比較

副都心線の家賃相場は、渋谷・明治神宮前といった南側ターミナル駅が最も高く、北上するにつれて手頃になるのが基本的な傾向です。ただし池袋・新宿三丁目といったターミナル駅周辺では局所的に相場が高くなります。以下は、ワンルーム・1K・1DKの平均家賃をまとめた一覧です。

駅番号 駅名 所在区市 家賃相場(1R/1K/1DK) 渋谷からの所要時間
F-01 和光市 埼玉県和光市 約7.00万円 急行 約24分
F-02 地下鉄成増 板橋区 約7.30万円 約33分
F-03 地下鉄赤塚 板橋区 約7.20万円 約31分
F-04 平和台 練馬区 約7.60万円 約29分
F-05 氷川台 練馬区 約7.50万円 約27分
F-06 小竹向原 練馬区 約8.00万円 約25分
F-07 千川 豊島区 約8.50万円 約22分
F-08 要町 豊島区 約8.80万円 約20分
F-09 池袋 豊島区 約10.50万円 急行 約11分
F-10 雑司が谷 豊島区 約9.60万円 約15分
F-11 西早稲田 新宿区 約10.20万円 約13分
F-12 東新宿 新宿区 約11.20万円 約11分
F-13 新宿三丁目 新宿区 約12.80万円 急行 約5分
F-14 北参道 渋谷区 約12.00万円 約4分
F-15 明治神宮前 渋谷区 約13.50万円 約2分
F-16 渋谷 渋谷区 約13.90万円

※ 家賃相場はLIFULL HOME’S掲載データ(2026年2月時点、ワンルーム・1K・1DK)を参考に作成。実際の家賃は築年数・駅距離・設備等により異なります。

沿線で最も家賃が高いのは終点の渋谷駅(約13.90万円)で、最も手頃なのは始発の和光市駅(約7.00万円)です。その差は約6.9万円。注目すべきは、和光市〜小竹向原の北部エリアが7〜8万円台で安定しており、急行利用で渋谷まで約24分という好アクセスを実現している点です。特に小竹向原駅は有楽町線との分岐駅で利便性が高く、約8.00万円と沿線北部ではやや高めながらも非常にコストパフォーマンスに優れています。

中間の雑司が谷・西早稲田エリアは9〜10万円台。池袋に徒歩圏でありながら、落ち着いた住宅街の雰囲気を保つ穴場エリアとして注目されています。

🚆通勤・通学の利便性

混雑率データ ―― 東京メトロの中で比較的快適

国土交通省が2025年7月に発表した2024年度の都市鉄道混雑率調査によると、副都心線の最混雑区間(要町→池袋、7:45〜8:45)の混雑率は117%でした。これは東京メトロの主要路線の中では比較的低い水準で、吊り革につかまれば新聞が読める程度のゆとりがあります。2019年度の同区間の混雑率は151%であったことから、大幅に改善されています。

この改善の背景には、コロナ禍以降のリモートワーク定着に加え、副都心線が複数の直通先と接続していることで利用者が分散しやすい構造にあることが挙げられます。渋谷方面からの乗客は東急東横線に流れ、池袋方面からの乗客は東武東上線・西武線に分散するため、副都心線内が極端に混雑しにくいのです。

項目 データ
最混雑区間 要町 → 池袋(7:45〜8:45)
混雑率(2024年度) 117%
混雑率(2019年度・参考) 151%
ピーク時運行本数 約15〜18本/時(3〜4分間隔)
和光市→渋谷(急行) 約24分
池袋→渋谷(急行) 約11分
池袋→新宿三丁目(急行) 約6分
渋谷→横浜(Fライナー) 約30分

※ 混雑率データ出典:国土交通省「都市鉄道の混雑率調査結果(令和6年度)」(2025年7月29日発表)

急行・Fライナーの活用で都心へ高速アクセス

副都心線は東京メトロで唯一の急行運転を実施しており、急行は池袋・新宿三丁目・明治神宮前・渋谷の主要4駅に停車。通勤急行は池袋からの各駅に停車しつつ、和光市〜小竹向原間では一部駅を通過するため、北部エリアからの通勤時間を短縮できます。

さらに注目は「Fライナー」。副都心線内は急行、東横線内は特急として走行するため、和光市から横浜まで約55分、池袋〜渋谷〜横浜を最速で結びます。渋谷〜横浜間は約30分で、沿線に住みながら横浜エリアも日常的に楽しめるのが副都心線ならではの大きな魅力です。

乗り換え利便性 ―― 3大副都心を貫く乗り換え拠点

駅名 乗り換え可能路線
和光市 東京メトロ有楽町線・東武東上線(直通)
小竹向原 東京メトロ有楽町線・西武有楽町線(直通)
池袋 東京メトロ丸ノ内線・有楽町線・JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・東武東上線・西武池袋線
東新宿 都営大江戸線
新宿三丁目 東京メトロ丸ノ内線・都営新宿線(JR新宿駅も徒歩圏)
明治神宮前 東京メトロ千代田線(JR原宿駅も隣接)
渋谷 東急東横線(直通)・東急田園都市線・東京メトロ銀座線・半蔵門線・JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・京王井の頭線

池袋・新宿三丁目・渋谷の3大ターミナル駅で、JR線・私鉄・他の地下鉄路線に幅広く接続できるのが副都心線の最大の強みです。特に池袋駅では7路線以上が集結し、渋谷駅では8路線以上に乗り換え可能。副都心線1本に乗るだけで、東京23区内のほぼすべての主要エリアにアクセスできるといっても過言ではありません。

🏆副都心線に住むならこの駅! おすすめ駅TOP5

「路線ならでは」の視点で、家賃・アクセス・生活利便性・将来性を総合的に評価したおすすめ駅をご紹介します。各エリアの詳しい住環境はそれぞれの区の住みやすさガイドもあわせてご覧ください。

第1位

小竹向原駅(F-06)

副都心線と有楽町線の分岐駅であり、西武有楽町線も直通する3路線利用可能なジャンクション駅です。家賃相場は約8.00万円と手頃でありながら、渋谷まで急行利用で約25分、有楽町線で有楽町まで約25分と、都心の東西南北へバランスよくアクセスできます。練馬区の閑静な住宅街に位置し、周辺には公園や緑も多く、落ち着いた暮らしを求める方に最適です。練馬区の詳しい住環境はこちら

3路線利用可能 家賃8万円台 閑静な住宅街
第2位

雑司が谷駅(F-10)

池袋駅からわずか1駅・徒歩約15分でありながら、家賃相場は約9.60万円と池袋より約1万円お得。鬼子母神堂を中心とした歴史ある街並みと、目白台の緑豊かな住環境が広がります。池袋の商業インフラを日常使いしつつ、静かに暮らせるバランスの良さが魅力。都電荒川線(東京さくらトラム)も利用でき、レトロな雰囲気も楽しめます。豊島区の詳しい住環境はこちら

池袋まで1駅 歴史ある街並み 穴場エリア
第3位

和光市駅(F-01)

沿線最安の家賃相場(約7.00万円)と始発駅の座れる通勤は、コストパフォーマンスを最優先する方にとって最強の選択肢です。副都心線・有楽町線の2路線が始発で利用でき、急行利用で渋谷まで約24分。駅周辺にはスーパーや商業施設が充実し、日常の買い物にも困りません。埼玉県ですが、東京都心へのアクセスは23区北部と遜色ないレベルです。

沿線最安の家賃 始発駅で座れる 2路線利用可能
第4位

北参道駅(F-14)

渋谷・原宿エリアの華やかさとは対照的に、明治神宮の杜を背にした落ち着いた佇まいが特徴。家賃相場は約12.00万円と高めですが、渋谷駅まで約4分、新宿三丁目まで約5分と圧倒的なアクセス力を誇ります。「家賃が手ごろで住み続けたい街ランキング」では1位に選ばれた実績もあり、都心の静かな暮らしを実現できる隠れた名駅です。渋谷区の詳しい住環境はこちら

都心の静寂 住み続けたい街1位 渋谷4分・新宿5分
第5位

要町駅(F-08)

池袋の隣駅でありながら家賃相場は約8.80万円と10万円を切り、落ち着いた住宅街の雰囲気が広がります。有楽町線との2路線利用が可能で、池袋まで約2分。駅周辺には商店街やスーパーが複数あり、日常生活の利便性も申し分ありません。池袋の買い物・グルメ環境をフル活用しながら、静かな環境で暮らしたい方にぴったりの駅です。豊島区の詳しい住環境はこちら

池袋の隣駅 有楽町線も利用可 9万円以下で都心生活

🏗沿線の再開発・将来性

渋谷駅周辺 ―― 「100年に一度」の再開発は最終章へ

副都心線の終点・渋谷駅周辺では、2012年から続く大規模再開発がいよいよ最終フェーズに突入しています。渋谷スクランブルスクエア第II期(中央棟・西棟)が2031年度開業予定で建設が進行中。「渋谷二丁目西地区再開発事業」も都市計画決定済みで、新たな超高層複合ビルが誕生する見通しです。JR東日本による渋谷駅新南改札・新駅舎は2026年度中に全面開業予定で、駅全体の利便性が大幅に向上します。2034年度の全体完成まで、街は進化し続けます。渋谷区の詳しい住環境はこちら

新宿エリア ―― グランドターミナル構想で2046年に大変貌

副都心線・新宿三丁目駅から徒歩圏の新宿駅西口では、旧小田急百貨店本館跡地を含む「新宿駅西口地区開発計画」が進行中。小田急電鉄・東京メトロ・東急不動産の3社共同事業で、地上48階建て・高さ約260mの超高層複合ビルが2029年度に竣工予定です。さらに「新宿グランドターミナル構想」のもと、JR新宿駅の東西デッキ整備や駅前広場の再編が2046年度の全体完成を目指して進められており、新宿エリア全体が劇的にアップデートされます。新宿区の詳しい住環境はこちら

池袋エリア ―― 東池袋にタワーマンション群が誕生

副都心線池袋駅の東側、有楽町線東池袋駅直結エリアでは大規模再開発が加速しています。「南池袋二丁目C地区」では、地上52階建て・高さ約190mの「グランドシティタワー池袋」(総戸数878戸)が2027年5月竣工予定で建設が進行中。南街区でも地上47階建てのタワーマンションが2026年度に竣工予定です。さらに「東池袋一丁目地区」では2028年7月竣工予定の複合ビルも計画されており、池袋東口は住宅・商業が融合した新たな都市空間へと生まれ変わります。豊島区の詳しい住環境はこちら

副都心線の鉄道インフラ進化

東京メトロは2025〜2027年の中期経営計画において、副都心線を含む全線でのホームドア完備と車両のバリアフリー化推進を掲げています。副都心線は開業当初から全駅にホームドアが設置済みの先進的な路線であり、安全面では東京メトロの中でもトップクラス。今後はCBTCシステム(無線式列車制御システム)の他路線展開に伴い、直通運転のさらなるダイヤ安定性向上も期待されています。また、2026年3月14日にはダイヤ改正が予定されており、一部列車の行先・時刻変更が実施される見込みです。

👤こんな方におすすめ

副都心線は、路線の性格から以下のようなライフスタイルの方にとくにフィットする路線です。

  • 渋谷・新宿・池袋いずれにも通勤する可能性がある方 ―― 3大副都心を1本で結ぶ唯一の路線。転職や配置転換で勤務地が変わっても、引っ越さずに対応できる柔軟性が圧倒的な魅力です。
  • 横浜エリアにも頻繁にアクセスする方 ―― 東急東横線・みなとみらい線への直通運転により、渋谷から横浜まで約30分。横浜のオフィスや商業施設を日常的に利用するライフスタイルにもマッチします。
  • コスパ重視の一人暮らし・新社会人 ―― 和光市〜小竹向原の北部エリアは7〜8万円台で都心直通の暮らしが手に入ります。始発駅の和光市なら、座って渋谷まで通勤できる快適さも。
  • 池袋の買い物環境を活用したいファミリー ―― 池袋の隣駅(要町・千川・雑司が谷)は10万円以下で落ち着いた住環境を確保でき、池袋の百貨店や大型商業施設を日常使いできます。東池袋の再開発により、さらに生活利便性が向上します。
  • 学生・教職員 ―― 西早稲田駅は早稲田大学の目の前。雑司が谷は学習院大学に近く、池袋には立教大学があります。沿線は大学・教育機関が集中しており、通学の利便性は抜群です。
  • 急行利用で時短通勤を実現したい方 ―― 東京メトロで唯一の急行運転を活かし、池袋〜渋谷を約11分で移動。Fライナーなら和光市から横浜まで乗り換えなし。通勤のストレスを最小限に抑えられます。

📝まとめ

東京メトロ副都心線は、渋谷・新宿・池袋の3大副都心を貫き、さらに横浜から埼玉までを1本でつなぐ、首都圏屈指の広域ネットワーク路線です。東京メトロ唯一の急行運転と5社直通のスケールメリットを活かせば、都心のどこへでもスムーズにアクセスできる暮らしが実現します。

家賃面では、北部の和光市〜小竹向原エリアで7〜8万円台、中間の雑司が谷〜西早稲田で9〜10万円台、南部の渋谷・原宿エリアで13万円前後と、ライフスタイルと予算に合わせた柔軟な選択が可能。2024年度の混雑率117%という快適な通勤環境に加え、渋谷・新宿・池袋3エリアすべてで大規模再開発が進行中という将来性は、住まいとしてのポテンシャルの高さを物語っています。

「3大副都心のどこにでもアクセスでき、横浜も庭感覚」――そんな理想の東京ライフを実現できる副都心線で、ぜひご自身にぴったりの駅を見つけてください。

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免責事項 本記事に掲載されている家賃相場・混雑率・再開発情報等のデータは、LIFULL HOME’S、国土交通省、東京メトロ等の公表資料を参考に、2026年2月時点の情報をもとに作成しています。家賃は物件の築年数・面積・駅からの距離・設備等により大きく異なります。混雑率は年度・時期により変動する場合があります。再開発計画は変更・延期の可能性があります。お部屋探しの際は、最新の情報を必ずご確認ください。本記事の内容は情報提供を目的としたものであり、特定の物件や投資を推奨するものではありません。
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