京急空港線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】

京急空港線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】
京急空港線沿線の住みやすさ・家賃相場ガイド|おすすめ駅5選と通勤事情【2026年版】

✈ 京急空港線 沿線ガイド 2026

ラインカラー「京急レッド」と空の青 ―― 羽田空港直結の全7駅を徹底解説

1. はじめに ― 京急空港線とは

京急空港線は、東京都大田区の京急蒲田駅から羽田空港第1・第2ターミナル駅までのわずか6.5 kmを結ぶ京浜急行電鉄の支線です。ラインカラーは京急全線共通の鮮烈なレッド(■ 京急レッド)。路線記号はKKで、全7駅すべてが大田区内に所在します。エアポート快特・快特・特急・急行・普通の各種別が走り、品川方面からの直通列車が大半を占めるため、空港アクセスのイメージが先行しがちですが、実は沿線の住宅エリアとしてのポテンシャルが非常に高い路線です。都心まで20分圏内でありながら家賃は7万円台前半に収まり、再開発の波も押し寄せる「空の玄関口に住む」という新しいライフスタイルが注目を集めています。

2. 路線の基本情報

項目内容
運営事業者京浜急行電鉄(京急)
路線記号KK(京急全線共通)
ラインカラー京急レッド
区間京急蒲田(KK11)⇔ 羽田空港第1・第2ターミナル(KK17)
総延長6.5 km
駅数7駅
運賃例(IC)京急蒲田→羽田空港第1・第2ターミナル 178円(加算運賃50円含む)
主な列車種別エアポート快特・快特・特急・急行・普通
品川→羽田空港エアポート快特 約14分 / 特急 約22分
開業年1902年(穴守線として)/ 1998年 羽田空港駅延伸

京急空港線の大きな特徴は、京急本線との直通運転により品川・都営浅草線・京成線方面と1本で繋がることです。沿線に住めば、羽田空港への通勤はもちろん、品川・新橋・日本橋・浅草方面へも乗換なしでアクセスできます。

3. 沿線の家賃相場比較(1R / 1K / 1DK 平均)

駅名家賃相場(万円)品川への目安時間特徴
京急蒲田7.5約10分本線乗換・商業集積
糀谷7.2約14分住宅街・下町風情
大鳥居7.6約16分環八沿い・利便性高
穴守稲荷7.5約18分穴守稲荷神社・静か
天空橋7.5約19分HICity直結・注目度急上昇
羽田空港第3ターミナル4.2約13分空港駅(居住物件は限定的)
羽田空港第1・第2ターミナル8.5約14分空港駅(居住物件は限定的)

※ 出典:SUUMO 掲載データ(2026年1月10日閲覧)。実際の家賃は物件条件により異なります。空港駅の数値は周辺登録物件に基づくため参考値です。

居住エリアとして実質的に選べるのは京急蒲田〜天空橋の5駅です。この5駅はいずれも7万円台前半〜中盤で推移しており、品川まで10〜19分という距離を考えると、山手線内側と比較して2〜3万円安い水準。同じ大田区内でもJR蒲田駅周辺より若干抑えめの傾向があり、「穴場」と呼ばれる所以です。特に糀谷の7.2万円は、品川14分圏の相場としてはかなり魅力的な数字といえます。

4. 通勤・通学の利便性(混雑率・所要時間データ)

4-1. 混雑率

路線(最混雑区間)時間帯混雑率出典
京急本線(戸部→横浜)7:30〜8:30118 %国土交通省(2024年度)

※ 京急空港線単独の混雑率は国土交通省の主要区間データに含まれていません。上記は京急本線の最混雑区間です。

京急空港線は、朝ラッシュ時でも空港利用者と通勤客が逆方向に分散するため、都心方向の混雑は比較的穏やかです。京急本線全体の混雑率118%は東京圏平均139%を大きく下回る水準であり、吊り革につかまれる程度の快適な通勤が可能です。特にエアポート快特は品川まで無停車のため乗車時間が短く、体感的な混雑ストレスはさらに軽減されます。

4-2. 主要駅からの所要時間(平日朝・乗換含む)

出発駅→ 品川→ 新橋→ 日本橋→ 横浜→ 羽田空港
京急蒲田約10分約18分約25分約13分約8分
糀谷約14分約22分約29分約17分約6分
大鳥居約16分約24分約31分約19分約5分
穴守稲荷約18分約26分約33分約21分約4分
天空橋約19分約27分約34分約22分約3分

※ NAVITIME・ジョルダン(2026年2月閲覧)に基づく目安。時間帯・列車種別により前後します。新橋・日本橋は都営浅草線直通利用。

✈ 出張族・旅行好きに最強の立地
沿線5駅のどこからでも羽田空港まで3〜8分。早朝便も前泊不要、深夜便からの帰宅もタクシー不要。国内・海外問わず飛行機を頻繁に利用する方には、他の路線では得られない圧倒的なアドバンテージです。

5. 乗り換え利便性

乗換駅接続路線ポイント
京急蒲田京急本線(品川・横浜方面)品川方面・横浜方面の分岐点。本線快特に乗換で品川10分・横浜13分
天空橋東京モノレール浜松町方面へモノレール利用可。将来の蒲蒲線接続候補地近傍
羽田空港第3ターミナル東京モノレール国際線利用時のモノレール乗換拠点
品川(本線直通)JR山手線・東海道新幹線・横須賀線・京浜東北線京急本線直通で乗換なし到達。2027年リニア中央新幹線始発予定駅
泉岳寺(本線直通)都営浅草線新橋・日本橋・浅草・押上方面へ直通運転

京急空港線の最大の強みは京急本線との直通運転です。空港線の列車の多くは品川方面へ直通し、さらに泉岳寺から都営浅草線に入るため、新橋・日本橋・東銀座・浅草方面へ乗換なしで到達できます。一部の列車は京成線にも直通し、押上(スカイツリー前)を経由して成田空港方面まで繋がるダイナミックなネットワークを形成しています。

6. おすすめ駅 TOP 5

① 糀谷(こうじや)

家賃 7.2万円品川14分下町の穴場

京急空港線沿線で最も家賃がリーズナブルな居住向け駅です。品川まで約14分ながら7.2万円という価格は、大田区内でもトップクラスのコストパフォーマンス。駅前には「糀谷商店街」が健在で、個人経営の惣菜店やベーカリーが並ぶ下町の温もりが残ります。大型スーパーやドラッグストアも徒歩圏に揃い、日常の買い物に不自由しません。羽田空港までわずか6分という利便性は出張が多いビジネスパーソンに最適。静かな住宅街が広がり、「空港の近く=騒がしい」というイメージを良い意味で裏切ってくれる駅です。

② 京急蒲田(けいきゅうかまた)

家賃 7.5万円品川10分5路線ターミナル

京急本線と空港線の分岐駅であり、品川方面・横浜方面・羽田空港方面のすべてに快特が停車するターミナルです。2012年に完成した高架駅舎は3層構造で、上下の移動こそありますが乗換の利便性は格段に向上しました。JR蒲田駅・東急蒲田駅へも徒歩約10分で、実質的に5路線が利用可能。駅周辺にはあすとウィズやウィング蒲田といった商業施設が集まり、飲食・買い物環境も充実しています。将来的には新空港線(蒲蒲線)の接続駅となる計画があり、資産価値の上昇が期待されるエリアです。

③ 大鳥居(おおとりい)

家賃 7.6万円品川16分蒲蒲線新駅候補

環状八号線と産業道路が交差する交通の要衝に位置し、バス路線も充実しています。沿線5駅の中ではやや家賃が高めの7.6万円ですが、環八沿いにスーパー・コンビニ・飲食チェーンが集中し、車との併用でさらに生活利便性が高まるエリアです。新空港線(蒲蒲線)は京急蒲田から大鳥居付近で京急空港線に合流する計画となっており、開通すれば東急沿線(渋谷方面)へのアクセスが劇的に改善されます。現在はやや目立たない存在ですが、蒲蒲線の進展とともに注目度が高まる将来性のある駅です。

④ 天空橋(てんくうばし)

家賃 7.5万円品川19分HICity直結

2023年にグランドオープンした大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)」に直結する駅です。敷地面積約5.9haに先端研究施設・コンベンション施設・商業施設・ホテルが集まり、足元で「職住近接」が実現しつつあります。東京モノレールとの乗換駅でもあり、浜松町方面へのアクセスも確保。周辺は旧空港跡地の再開発エリアで、今後さらに街の姿が変貌していく見込みです。居住用物件は限られますが、穴守稲荷・大鳥居方面からの徒歩圏を含めると選択肢は広がります。

⑤ 穴守稲荷(あなもりいなり)

家賃 7.5万円品川18分閑静な住宅街

穴守稲荷神社の最寄り駅で、空港線沿線の中でも最も落ち着いた住環境を誇ります。駅前にはスーパーや飲食店がコンパクトにまとまり、生活の基本動線が徒歩数分で完結するのが魅力。多摩川の河川敷も近く、ジョギングやサイクリングを日常に取り入れやすい環境です。家賃7.5万円は品川18分圏としてはリーズナブルで、隣駅の天空橋エリアの再開発による波及効果も期待できます。「空港の街に静かに暮らしたい」という方にぴったりの選択肢です。

7. 沿線の再開発・将来性

新空港線(蒲蒲線)― 東急沿線と羽田を直結

東急多摩川線の矢口渡駅付近からJR・東急蒲田駅の地下を経由し、京急蒲田駅地下を通って大鳥居駅付近で京急空港線に合流する新路線「新空港線(蒲蒲線)」の計画が本格的に動き出しています。2025年4月に国土交通省が速達性向上計画を認定し、同年10月には東急電鉄が正式に事業構想を申請。整備主体は大田区と東急電鉄が出資する第三セクター「羽田エアポートライン株式会社」で、第一期区間(矢口渡〜蒲田新駅間約800m)の運行開始は2038年以降を目指しています。開通すれば、東急東横線・目黒線方面から羽田空港へのアクセスが大幅に改善され、京急空港線沿線の利便性と資産価値が飛躍的に向上する見通しです。

HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)

天空橋駅直結の大規模複合施設「HICity」は、旧羽田空港跡地約5.9haに展開。先端研究拠点・コンベンションホール・足湯を備えたスカイデッキ・ライブイベント広場・飲食店街など、ビジネスとレジャーが融合した街づくりが進行中です。2023年のグランドオープン後も段階的にテナントが拡充され、羽田エリア全体の集客力を押し上げています。

京急品川駅 地平化・2面4線化(〜2030年度)

京急空港線の列車が直通する品川駅では、泉岳寺〜新馬場間の連続立体交差事業が進行中です。現在の高架2面3線を地平に降ろし、2面4線に拡張する大規模改良工事で、2027年頃の地平化・2030年度の線路切替完了を目指しています。品川駅の改良により空港線列車の発着本数増加と定時運行率の向上が見込まれるほか、隣接する「京急品川開発プロジェクト」(地上29階・2029年竣工予定)により駅周辺の商業環境も一変します。

JR羽田空港アクセス線(2031年度開業予定)

JR東日本が建設を進める「羽田空港アクセス線」は、東京駅・新宿駅・新木場駅方面から羽田空港新駅へ直通する新路線です。2031年度の東山手ルート先行開業が計画されており、開通後は羽田空港エリア全体の交通ネットワークがさらに充実します。京急空港線にとっては競合となりますが、エリアとしての注目度は一層高まり、沿線の不動産価値にはプラスに働くと見られています。

8. こんな方におすすめ

出張・旅行が多いビジネスパーソン:羽田空港まで最短3分。早朝便も深夜便も無理なくカバーでき、タクシー・前泊のコストが不要になります。国内外を飛び回る方にとって、他路線では代替不可能な利便性です。

品川・新橋方面に通勤する単身者:品川まで10〜19分、家賃7万円台前半。都営浅草線直通で新橋・日本橋方面にも1本。コストパフォーマンスに優れた通勤ルートを確保できます。

横浜方面にも通う方:京急蒲田から横浜まで快特で約13分。品川方面と横浜方面の両方にアクセスが良い「二拠点通勤」にも対応できる立地です。

将来の資産価値に期待する投資家:蒲蒲線の事業認定・羽田イノベーションシティの発展・品川駅大改良・JR羽田空港アクセス線など、沿線に複数の大型プロジェクトが集中しています。中長期的な資産価値の上昇を見込んだ投資先として注目されています。

9. まとめ

京急空港線は、わずか6.5 km・7駅の短い路線ながら、「羽田空港直結」「品川10分圏」「都営浅草線直通」「家賃7万円台前半」という強力な4つのメリットを兼ね備えた唯一無二の存在です。蒲蒲線計画の始動、羽田イノベーションシティの発展、品川駅の大改良、さらにJR羽田空港アクセス線の開業まで見据えると、沿線の将来性は計り知れません。空港の近くに住むという選択肢は、もはや一部の特殊なニーズではなく、都心通勤者にとっての合理的な「最適解」になりつつあります。

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出典・免責事項

家賃相場:SUUMO 掲載データ(2026年1月10日閲覧時点の1R/1K/1DK平均)。混雑率:国土交通省「都市鉄道の混雑率調査結果」(2024年度、2025年7月29日公表)。所要時間:NAVITIME・ジョルダン(2026年2月閲覧)に基づく目安値で、時間帯・列車種別により異なります。再開発情報:京浜急行電鉄「2025年度鉄道事業設備投資計画」(2025年5月12日)、大田区「新空港線(蒲蒲線)整備促進事業」公式ページ、東京都都市整備局「新空港線の新設について」(2025年10月14日)、HANEDA INNOVATION CITY 公式サイトに基づきます。本記事の情報は作成時点のものであり、最新の運賃・ダイヤ・開発計画等は各事業者の公式サイトをご確認ください。本記事は特定物件の紹介や不動産投資の勧誘を目的とするものではありません。

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